坂林和重の技術士試験コラム
2012年11月
過去問題集の正しい活用法について。
過去問題を皆さんは、どのように活用していますか?
もし問題を解答して勉強していると答える人は、合格までほど遠い人です。さらに模範解答を見て勉強する人は、永遠に合格できない人かもしれません。
何故だか分かりますか?
この特徴が、考え方試験特有なのです。
受験生のほとんどの人は、知識試験になれています。そのため、過去問題集を学習して模範解答を暗記して受験するスタイルになれています。ですが、考え方試験では、通用しません。
もし問題集を解答して合格しようとした場合、27,000,000通り以上の問題を解く必要があります。この理由は、無料セミナーに参加した人は、良く理解できると思います。
過去問題集の正しい活用は、キーワードの抽出に使うことです。抽出したキーワードを三分割展開法で勉強することで、合格論文を作成できるようにするのが正しい活用法です。理解できますでしょうか?
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
模擬口頭試験セミナー、満員御礼。募集〆切。最後のアドバイス。
昨日11/28(水)で口頭模擬試験の受講生募集を終了しました。満員御礼、ありがとうございました。12/02(日)にセミナーを実施するのですが、セミナーに参加される人も独学で頑張る人も全員の合格を祈念しております。
万が一にも残念な結果になれば、来年の4月に新・試験制度で「受験申込書と業務経歴票」の提出から新しい受験科目など筆記試験の受験を初めからやり直しになります。何としてでも合格を勝ち取ってください。最近の口頭試験の合格率が、筆記試験合格者の50%は2人に1人不合格てあることをかみしめてしっかりと準備をしてください。
さて口頭試験の注意すべき点を書いてみます。
1、業務経歴票
業務経歴票は、しっかり暗記してください。自分の業務経歴は、すらすらと説明できるのが当然です。また、試験官に「技術士にふさわしくない業務経歴です」と言われた場合にどの様に切換えすか考えておいてください。
2、技術的体験論文
自力で技術的体験論文を作成した人は、記述内容を再点検してください。半分以上の人に内容に不備があると思ってください。書いた内容に不備が無いかよくよく確認してください。誤字脱字、計算間違い、検討漏れ、など。不備を指摘されたときにどの様に切換えすか考えておいてください。間違えても「すみません。間違えていました。出直します」など言わないようにして下さい。
3、専門知識
専門知識の試問で「知らない」と絶対に言わないようにして下さい。専門知識の試問で「知らない」と言った瞬間に貴方は、「自分は専門家でありません」と認めたことになります。人間なので知らない事もあると思いますが、知らない事を聞かれた場合にどの様に切換えすか考えておいてください。知らない事を聞かれたときにどの様に対応するかがプロとアマチュアの違いです。
4、技術士制度
技術士制度は、技術士法の試問が中心となります。技術士法を知らない技術士は、道路交通法を知らない自動車運転手と同じです。そのような技術士が存在してはいけないのは、明白です。良く試問される技術士法の条文は、口頭試験の期間だけでも暗記してください。海外の資格制度についても理解を深めておいてください。
5、技術者倫理
倫理に疑問のある技術者は、困りものです。特に優秀な人であれば、なおさらに困りものです。例えば、優秀な技術者が、人間に害のある技術開発を始めることを想像してください。恐ろしいことです。技術者倫理は、専門知識以上に重要視されるべきであると私は考えます。「偽装」「隠ぺい」「ねつ造」など技術者として問題のある例があると思います。面接で試問された場合は、しっかりと実例を上げながら自分の考えを述べられるようにして下さい。
6、最後に
技術士試験は、国家試験です。国が「よし」と認めた人を合格者とします。すなわち、自然科学であれば正解は自然にありますが、考え方を問う国家試験の正解は国にあります。この事を考えて口頭試験にのぞんでください。
貴方は、技術士と言う名の「技術リーダー(技術責任者)」を目指しています。貴方は、普段の業務はもちろん口頭試験においても責任者らしくふるまうことを意識してください。一般技術者の模範になる言動をするようにして下さい。
では、皆さんの合格を祈念しています。
キーワード学習のコツと、合格を最優先にした決断。
キーワード学習は、順調に進んでいますか?今日(11月27日)で来年の筆記試験8月4日まであと250日間になりました。すでに50個以上キーワードが完成している人は、1日1個のキーワードで間に合います。今日から始める人は、1日1.2個で300個完成できます。今日は、キーワード作成のコツについて書いてみようと思います。
と・その前に、JESのセミナー価格改定について、お知らせです。
平成25年から新・試験制度に移行するのですが、様々な情報を総合すると難易度の上昇が、明確になってきました。試験科目の増加・採点基準の変更・足切り採点の採用・試験範囲の拡大・要求項目の高度化などです。そこでJESでは、合格率60%以上を確保するために、講師の増員を図ることにしました。
講師の増員は、セミナーの講習料金上昇を意味しますが、合格を最優先としました。受講を予定されている皆さんにおいても合格が最優先と思い決断しました。
ただし、年度途中での価格改定になりますので、価格改定の事前連絡とし12月31日(月)まで公示期間として1月1日(火)から新価格を適用といたします。もしJESのセミナーを申込む予定の人は、年内での申し込みがお勧めです。なおクレジット決済の場合は、クレジット審査に1週間程度かかる場合がありますので1週間程度早めに申し込みをお願いします。では皆さんとともに合格最優先で頑張りましょう。なおすでに受講を開始している人は、現状のままで新しい講師体制で受講していただけます。ご安心ください。
さてキーワード学習の話ですが、皆さんどのように進めているでしょうか?
一番簡単なのは、JESで無償で進呈している過去問題集があります。その過去問題集は、分析資料になっていまして重要キーワードが赤文字になっています。その赤文字をノートに書きだして三分割展開法で解説シートを作成するのです。
このときに記述内容は、箇条書きでも構いません。目的が、筆記試験の記述ネタの整理だからです。記述ネタが整理できれば、どのような書き方でも構いません。書けないところは空欄にして、後から追記するのでも良いです。最重要は、試験に出るキーワードを三分割展開法で記述ネタとして整理されているかどうかです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
口頭試験で説明は、技術士らしく論理的に行うこと。
12/2(日)でJESの模擬口頭試験対策は、終了です。昨日11/26(月)に〆切まで3名から2名となったので、1~2日中に〆切になると思います。〆切になった後は、3月に皆さんからの良い結果連絡を待つのが楽しみです。
さて、模擬口頭試験対策で指摘している事を2件紹介します。
1件目は、なるべく提出書類に書いている言葉を使いながら説明することです。なぜかと言いますと試験官は、提出書類を見ながら受験生の説明を聞きます。このときに、提出書類に記載して無い言葉の連続だと試験官は、「どこの事を説明しているのだろうか?」と混乱します。試験官が混乱するということは、解り難い説明と言うことで評価が下がります。注意してください。
2件目は、自信を持って説明することです。自信なさそうに説明すると試験官は、「よく知らないのかな?」と考えます。良く知らない受験生と判断されると知識不足として評価が下がります。注意してください。
いずれにしても、口頭試験では、技術士にふさわしい人材かどうかを確認されます。説明は、論理的に行うことを心掛けてください。一番重要な点です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験(考え方試験)と一般の試験(知識試験)の違いとは。
きょうは、技術士試験(考え方試験)と一般の試験(知識試験)の違いについて解説します。
一般の試験とは、入学試験や一般の資格試験です。一般の資格試験は、知識試験と言って問題と解法や答えを暗記することが勉強です。例えば、第二次世界大戦で日本の降伏年は、1945年です。これは、誰が答えても同じ年です。さらに、三角形の面積を計算するのは、「(面積)=(底辺の長さ)×(高さ)÷2」です。さらに、水の化学式は、H2Oです。論理的な理解が必要と言われている物理でさえもニュートンの法則などの法則や公式を覚えて問題にどのように適用するか暗記すれば問題を解くことができます。
すなわち、世の中のほとんどの試験は、問題と解き方と答えを覚えることで合格することができます。英語や古典に限らず数学や物理など多くの問題が知識試験です。その証拠に問題集で勉強して解き方を覚えて合格を目指します。なぜなら、誰が答えても同じ答えしかないので、問題と解き方と答えを暗記すればよいからです。
これに対して、技術士試験(考え方試験)は、違います。例えば単純化した例題が次の問題です。
【問1】CO2削減について、あなたの考えを述べなさい。
この問題の場合、解答が複数存在します。CO2削減は、利便性を我慢しても最重要と言う人もいるでしょう。別の人は、利便性を阻害しない範囲で重要と言う人もいるでしょう。はたまた、CO2削減は、不要と言う人もいるでしょう(かつての米国がそうでした)。すなわち、複数の答えが存在して、どれも正解の可能性があるのです。正解とするかどうかは、相手が納得するかどうかの違いです。
そして、「あなたの考えを述べなさい」と言う問題なので、解答は、解答者の人数分だけあります。誰か特定の人や国の考えを記述するので無く、あなたの考えを記述する問題なのです。
このように技術士試験(考え方試験)は、あなたの考えを記述するために、問題集や模範解答集で暗記勉強する意味がありません。なぜなら、模範解答を暗記して記述しても100%不合格だからです(絶対に合格できません)。
例えば次の問題です。
【問2】CO2削減について、あなたの考える問題点を述べなさい。
先に掲載した問題とほんの数文字違うだけです。【問1】は、考えを述べる必要があります。そして、【問2】は、問題点を述べる必要があります。ほんの数文字違うだけで求められている解答が、まったく違います。
この程度の問題の違いは、必ずあります。なぜなら毎年問題を新作しているからです。
以上の技術士試験(考え方試験)と一般の試験(知識試験)の違いを理解しなければ、何年勉強しても永久に技術士試験に合格しません。逆に、正しい対処法を理解すれば、一瞬のうちに合格できる人もいます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
試験問題情報収集のお勧め。問題が作成される情報源。
来年受験する人に向けて筆記試験対策と口頭試験対策の一つを書いてみます。
まず試験官は、次のうちのどこかに分類されます。「現役技術士・大学教員・国家公務員」です。
そして問題を作成するのが本業で無くあくまでも短期的な仕事として本業の合間に問題作成します。そのため、皆さんの身近にいる技術士が、試験問題を作成しているかもしれません。(取引先の技術部長かもしれませんよ)
では、どのように問題を作成するか考えてみると、情報源は皆さんと同じです。同じ業界の人なので当然ですね。業界紙・専門雑誌・白書・学会誌などです。
そこで、皆さんの業界で多くの人が読んでいる業界紙・専門雑誌・白書・学会誌の定期購読をお勧めします。購読期間は、最低でも来年の口頭試験が終了するまでの1年間です。「この中から問題が出題される」と考えて、しっかり読んでください。
どの部分からよく問題が出題されるかは、別の機会に解説します。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
口頭試験では、就職面接のつもりで受験してください。
きょうは、口頭試験について書いてみます。口頭試験は、就職試験での面接と同じつもりで受験してください。服装は、スーツにネクタイ着用です。かばんも会社員の持つ適度な物にしてください。
持物としては、受験票・筆記具・筆記試験復元論文・受験申込書及び業務経歴票・技術的体験論文など持参してください。
集合時間は、指定時間の1時間以上前が良いです。さらに前から集合する人も多数います。移動手段は、電車など時間の明確な公共機関が良いです。当日は、雪が降って電車の発着時刻が乱れるかもしれません。その場合でも余裕の持てる時間に出発してください。遠方からの受験は、前泊を考えてください。
電車の乗り間違いなどしないように1回は、試験会場までの道のりを下見してください。
最後に一言「自信をもってしっかりと」受験してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
試験官は、口頭試験や筆記試験で何を見ているか?
試験官は、皆さんが試験に合格した後で技術士の役割を果たせるか人かどうかを見て合否判定しています。その確認方法が、「受験申込書及び業務経歴票」・「技術的体験」・「口頭試験」になります。
では皆さんは、技術士とはどのような人かわかりますか?
多くの人は、「技術的な事が何でも解る人」と勘違いしています。確かに技術的な事をよく知っている事は重要です。ですが、よく知っている事は、技術士以外の他の資格も同じです。技術士のみの特徴でありません。
技術士特有の特徴は、技術の将来動向を示す「技術的責任者」です。研究者で無く・評論家で無く・テクニシャンでもありません。実務の技術的責任者です。そして技術の将来動向を助言する相手は、会社経営者です。
技術的責任者であるからには、責任者にふさわしい言動を求められます。
来年筆記試験を受験する人は、貴方が考える責任者像を思い描きながら勉強してほしいと思います。
これから口頭試験を受験する人は、貴方が考える責任者像を思い描きながら口頭試験にのぞんでほしいと思います。
責任者にふさわしい回答・聞かれなくても言うべき事・言ってはならない禁句・どこまで説明すべきか・・など十分に考えて試験にのぞんでください。(場合によっては、一言で不合格になる禁句もあります)
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
最短合格を狙うなら合格方法を教えてもらう事です。
技術士試験を受験する人のほぼ全員が、「自分なら合格できる」と思って技術士試験の受験を考えます。この考えは、当然正しい考えです。
そして受験生のかなり(8~9割?)の人が、過去に他の試験を受験した経験から独学で合格できると考えます。しかし、独学の人が、1回の受験で合格する可能性は、1%以下だと思います。そして、独学の人が、2回目の受験で合格できる可能性は、1~3%程度だと思います。
もちろん受験される人のほとんどが、多くの実績を持っている人です。なので実力不足で不合格になるのでありません。1回で合格できる実力が有ります。ですが、独学で勉強するほとんどの人は、1~2回の受験で合格するのは、困難です。
なぜ困難かというと、「知識試験と考え方試験」の違いを独学で理解できる人が極めて少ないからです。さらに、技術士は、論文試験です。学会論文を書いたことのある人も技術士論文を書いたことのある人は、ほとんどいません。技術士に成るまでなので当然です。しかし、学会論文と技術士論文は、求められるものが違うので記述方法も大きく異なります。同じ書き方では、100%不合格です。
独学の人が、合格論文の記述方法を理解して技術士試験で記述できるのは、最短で5年以上かかると思います。場合によって、7~10年以上かかると思います。
もし短期合格を目指すのであれば、記述方法を知っている人に教えてもらう事をお勧めします。どのように書くか教えてもらえば、1~2回の受験で合格できます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験、合格にはコツがある。
JESには、多くの技術部門を取得している技術士がいます。例えば、下記「1、~3、」のような3人の技術士です。
1、建設部門で【鋼構造及びコンクリート+河川、砂防及び海岸・海洋+道路+施工計画、施工設備及び積算】の4選択科目取得
2、建設部門+衛生工学+環境部門+上下水道部門の4部門取得
3、建設部門など8部門取得
ご本人と話すと「技術士を取得するには、コツがあります。それさえ知れば後は、技術的体験論文の記述できる業務の有無で取得数が決まります。特に口頭試験は、3点に気をつければ合格できます。」とのことでした。
確かにJESの講師が合格のコツを指導すると、受講生は、自信をもって合格します。
皆さんも合格のコツをつかんで難関を突破してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
業務経歴票は、技術的体験を質問しやすいように記載してください。
きょうは平成25年度の「受験申込書及び業務経歴票」について考えてみます。
まず第一に新しい目的を考えてみます。何といっても重要なのが、「技術的体験論文の提出不要」を補うことです。提出不要になった理由をカバーしてさらに技術的体験論文と同じ機能を持たせる必要があります。
この目的を果たすためには、現在の10項目を書き込めるフォームでは、文字数で不十分です。
平成25年の「受験申込書及び業務経歴票」は、おそらく記載文字数を多くするために10項目から削減されるはずです。10項目を減らして記載枠を大きくして記載文字数を増やし、技術的体験を質問しやすく変更されるはずです。
皆さんは、記載した項目について技術的体験を質問されたとしてもキチント答えられるように各項目ごとに説明のレジメを準備してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験に合格するための定石を学びましょう。
みなさんは、どのような事にも定石というのがあることをご存知でしょうか?
将棋・囲碁や野球・サッカーなど何事においても定石があります。定石は、過去の蓄積から得られる知恵です。
多くの場合、定石に従うと良い結果が得られます。時には、定石と反対の事をやって成功することもありますが、定石を知っている人の行う事です。定石を知らない人が、反対の事をすれば、失敗します。
技術士試験においても定石があります。問題で「考えを述べよ」とある場合にどのように回答すべきなのか。また、「課題を述べよ」とある場合にどのように回答すべきなのか。
複数回受験している皆さんは、定石を学ぶべきです。今までと同じことをやれば、これからも同じ結果になります。努力が無駄にならないように、勉強しましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験、諦めずに最後まで頑張れば、合格できます。
今年の筆記試験で残念な結果の人から、メールをもらうことがあります。
メールの中には、「やるべき事をやりつくして不合格でした。何をやれば良いのかわからない。受験を断念しようかと思います」というのもあります。
ですが、本当にやるべき事をやりつくしているでしょうか?
会社の誰かに指導してもらいましたか?あるいは、セミナーハウスに通いましたか?
おそらく自分でできる独学のみの人が大半だと思います。
独学は、参考書を何冊か購入して、書いてあることを自分なりに理解して勉強することです。
ですが、大半の人は、大学や高校へ進学した時を思い出してほしいと思います。進学するときは、学校の授業で毎日数時間も勉強したと思います。それでも不足と思う人は、自宅や予備校で夜まで勉強したと思います。
受験を断念しようとしている独学の人は、どれだけ勉強しましたか?
まだまだやれる事がありませんか?
技術士試験は、諦めたらおしまいです。諦めずに1日勉強すれば、1日合格に近づきます。
合格するまで頑張りましょう。
技術士試験の合格率と偏差値について。
貴方は、技術士試験の合格率をどのように考えるでしょうか?
このHPでは、技術士試験の合格率を調べています。(ここをクリック)
しかし、貴方にとって重要なのは、自分自身の合格率だと思います。公表されている合格率14%前後は、全国平均です。そして、全国平均は、複数年勉強して受験している人も含んだ合格確率です。おそらく4~5年にわたって受験している人の合格率だと思います。初めて受験する人【独学1年目】の全国的な平均合格率は、いろいろなところから情報をもらうと14%の1/4~1/5程度と思います。すなわち、初めて受験する人の全国的な平均合格率は、独学で3~4%程度と思います。偏差値で示すと65~70というところでしょうか。
もし大学受験と比較すると、進学校や予備校で勉強して有名大学を受験する感覚だろうと思います。大学進学で4~5年の浪人生は、いないと思いますが。
やはり片手間の勉強で技術士試験に合格するのは、難しいですね。
A評価・B評価・C評価、それぞれは、どこで区分されるか。
きょうは、記述試験でC評価やB評価されている人に向けて書いてみます。
C評価をBやA評価にするのは、簡単といいませんが、それほど難しいことでありません。C評価されている人は、次のどちらかに問題のある論文を書いている人です。
1、指定枚数の解答になって無い。
2、問題の要求を満足して無い。
まず「1、」です。問題文で「2枚以内に記述しなさい」と書かれていれば、2枚に記述します。空白行は、2枚目の最後の行程度以内になるようにします。なぜかと言うと試験官は、「技術士試験を受験する人は、枚数を指定しなければ5枚でも6枚でも解答を書く人のはずです。5枚や6枚書くところを2枚以内に収めてください」と考えているからです。それにもかかわらず空白の多い解答では、「記述量不足」とされてC評価になります。
次に「2、」です。問題文では、「問題、課題、解決策を記述しなさい」とある場合に問題・課題・解決策をきちんと分けて記述します。さらに「問題を3件書きなさい」と問題にあれば、キチント3件記述します。多くの人は、問題と課題を区別せずに記述しています。さらに問題や課題と共に同じ場所に解決策を書く人も多いです。そして指定件数が3件であるにもかかわらず2件や4件記述では、C評価となります。
AやB評価にするには、「1、」や「2、」に注意して普通の解答を書く事で達成できます。
そしてB評価をA評価にするには、採点官の納得できる解答であれば達成できます。奇抜な解答を書く必要ありません。採点官が納得すれば、A評価になります。A評価の可否を判断するのは、皆さんで無く採点官です。A評価の解答は、皆さんの満足する解答で有りません。採点官の納得する解答が、A評価となります。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士筆記試験での高度な文章という誤解とは。
技術士筆記試験の論文は、高度な文章を書く必要があるとして、方向性を間違える人がいます。今日は、どのように考えながら文章を書くべきか書いています。
例えば、難解な文章を書く人です。難解な文章が高度な文書でありません。内容が高度である必要がありますが、文書は、理解しやすい表現をします。
また、読み手に専門知識を要求する文書を書く人がいます。高度な専門知識を持った人しか読めない文章は、良くない文書です。高度な内容をだれでも理解できるように書いた文章が良い文章です。
さらに、読み手によって理解が変わる文章も良くありません。小説など文学であれば、読み手に解釈をゆだねることも良いですが、皆さんが書くのは技術文書です。技術文書は、誰が読んでも同じ理解をする文書を良い文書とします。
内容も読み手を考えた文書とします。例えば、読み手として小学生・大学生・社会人などで文書が違ってくるのは、簡単に理解できると思います。社会人でも研究者・経営者などでも文書が違ってきます。皆さんの文書を読む人は、技術担当役員または経営責任者と考えるのが良いです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
あなたは、技術士に成るのが目的ですか?それとも?
あなたは、技術士試験に合格した後で自分がどのようになるかを明確にしているでしょうか?
これが、明確でなくて技術士試験を受験するのが目的で勉強していた場合は、合格に時間がかかります。
すなわち、受験が目的なので、長く受験を続けることになります。
これに対して、試験に合格したのちに「〇〇になりたい」として技術士試験を単なる通過点として勉強していた場合は、違ってきます。
すなわち、技術士試験が単なる通過点となり次のステップへ進めるのです。
勉強方法も違ってきます。片方は、勉強が目的なので、より長く勉強することになります。しかし、単なる通過点の場合は、勉強を少なくしてより早く合格する方法を探します。
さらに単に技術士になりたいだけでは、受験動機として弱いのです。技術士になってどのようにしたいのかを強烈に考えてください。受験動機を明確にしてください。そうすればより早く合格できます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
貴方は、選び抜かれた高級技術者になろうとしている。
みなさんは、技術者が日本に何人くらいいると思いますか?
国勢調査によれば「専門的・技術的職業従事者」は、平成17年の調査で約846万人だそうです。そして平成17年の時点で技術士は、約7万5千人です。すなわち皆さんは、選び抜かれた高級技術者になろうとしているのです。
そのためには、他の技術者の模範になる必要があります。教科書などで勉強する専門知識は、一次試験で確認されました。二次試験で確認されるのは、「経験で得る専門知識・応用能力・課題解決能力・論理的思考力・技術者倫理」です。これらの能力を論文で表現する必要があります。
高級技術者である皆さんは、忙しいというのを言い訳にしてはいけません。他の技術者に模範を示してください。
大丈夫、あなたならできます。必ずできます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
口頭試験で「貴方に質問される問題」を事前に知る。
もうすぐ口頭試験です。口頭試験で貴方が聞かれる質問を知りたいと思いませんか?それには、2つの方法があります。1つは、貴方の「業務経歴票や技術的体験論文」の内容を試験官経験者に確認してもらう事です。長年試験官を経験すると「業務経歴票や技術的体験論文」で聞くべき事が、見えてきます。そして、貴方の解答内容でもさらに追及すべき内容が見えてきます。「この人には、これを聞かなければならない」や「この人には、これを聞くべきである」という具合です。そのため、自分に聞かれる質問を知りたければ、試験官経験者に「業務経歴票や技術的体験論文」を見てもらう事です。そして、その時の模範解答を教えてもらう事です。
さらに2つ目は、「今年聞かれる質問」というのがあります。これは、試験官が、その年におけるトピックを決めて質問するからです。例えば、昨年は、3.11の震災についての質問が行われました。この今年聞かれる質問については、前の週に口頭試験を受けた受験生からの情報を得ることです。前の週の受験生と同じことが質問されるからです。そしてその時の模範解答を教えてもらう事です。
以上の2つを駆使すると、今回の口頭試験で貴方に質問される問題を事前に知ることができます。質問される問題を事前に知れば、模範解答を準備できます。どうしても今年合格したい人は、この2つに備えてください。
もし貴方の近くで上記の2つに対応できなければ、模擬口頭試験を受講してみるのも一つの方法です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
予定通り勉強は進んでいますか?
皆さんは、キーワード学習がどこまで進みましたか?
来年の技術士試験の筆記試験は、平成25年8月4日(日)に実施予定と思われます。筆記試験日は、本日平成24年11月11日から数えて266日目です。皆さんが、キーワードを何個調べたかを確認して、目標の300個超まで到達しそうですか?
筆記試験まで266日前なので、今から1日1個のキーワードを調べたとして、266個のキーワードしか調べられません。今日までに34個以上のキーワードを調べてあれば筆記試験日までに300個になります。
私(坂林)の経験で1日3個のキーワードまでは調べることが、可能です。1日4個のキーワード調査は、かなり困難です。そのため、指導者について効率的に学習すれば5月からキーワード学習しても試験に間に合うのですが、貴方は、大丈夫ですか?
今日までにキーワード学習を予定通り出来ている人は、来年の5月も予定通りキーワード学習できていると思います。しかし今までにキーワード学習をできなかった人は、来年の5月になってもできないと思います。
今までできた人は、これからもできるし、今までできなかった人は、これからもできないということです。
実は、技術士試験の最難関原因の1つは、「予定通り勉強できない」事です。その証拠に貴方は、キーワード学習が予定通り進んでないはずです。(予定通り進んでいる人は、独学で来年合格できます。そのまま学習してください)
予定通り進まない理由は、業務多忙でしょうか?あるいは、進め方がわからないからでしょうか?
「キーワード学習・ひな型論文の理解・合格論文機械的学習法の習熟」どれも簡単です。貴方も忍耐強く勉強して戴きたいと思います。JESで平成25年の合格を目指している人は、すでにキーワード学習を進めています。
JESでは、学習の進まないのを防止するために私(坂林)や担当講師から、頻繁にメールを送ります(メール不要という人には、送りませんが)。また学習資料なども頻繁に送るようにしています。すべては、一発合格をしてもらうためです。
貴方も来年の合格を目指して頑張ってください。もし貴方もJESと一緒に勉強したいと思えは、ここをクリックして下さい。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
口頭試験の合否を決める8割は?
皆さん口頭試験の準備は、どこまで進んでいますか?
口頭試験は、部門によって合格率が50~70%の試験です。ですが、筆記試験で選別されて合格した人だけ受験することを考えると、数値以上に厳しい試験です。特に建設部門など受験生が多い部門は、受験生が多いだけに激戦部門となります。
建設部門・機械部門・上下水道部門
さらに口頭試験で不合格になった場合、来年度は、再度受験申込書と業務経歴票を作成して筆記試験から受験する必要があります。
このように考えた場合、口頭試験は、筆記試験以上の準備をする必要があります。
具体的には、どのような準備をするかといえば「ロールプレーイング」です。ロールプレーイングとは、実際の面接場面を想定して受験生を自身で演じて対処法を学習する訓練です。
ロールプレーイングの特徴は、人対人の場面において大きな効果を得られます。
今まで皆さんが学習してきた方法は、書籍による方法だと思います。この書籍による学習は、人に対する学習に適していません。
その証拠に営業マンなどの営業教育は、顧客役と営業マン役がペアになってロールプレーイングを行います。人対人の場面で有効な対処法を学ぶ学習法は、書籍で無くロールプレーイングです。
なぜなら人対人の場面で結論を決める8割は、雰囲気や言葉の流れなどです。これは、書籍で学べない事だからです。
例えば、貴方の作成した「技術的体験論文」で実施した方法を試験官が否定した場合、貴方はどうしますか?しかも貴方よりも優れた方法を試験官が提案た場合どうしますか?
単純に「その方法は、気が付きませんでした」といえば、100%不合格です。
試験官は、何かの分野の専門家です。もしかするとあなたの業務で実施した対策について専門家かもしれません。口頭試験の前に、ロールプレーイングを受けておくことを強くお勧めします。
JESでは、ロールプレーイングを「口頭模擬試験」と称してセミナーを実施しています。
良かったら検討してみてください。
口頭試験で筆記試験について質問されたとき。
口頭試験で、筆記試験の内容について質問されたときは、要注意です。
真っ先に考えることは、「何か間違えたか?」ということです。そして、「試験官にとって興味のある解答を書いたか?」とも考えます。
後者の場合は良いのですが、前者の場合に困ります。このとき2通りの対応を考えます。
1、間違いを認めて訂正する。
2、考え方の相違とする。
多くの場合、「1、」の対応が適切です。「2、」の対応をしたときに試験官が納得しなければ、議論となります。議論する場合は、試験官に合否の決定権があることを理解して議論してください。(多くの場合、議論すると悪い結果になります)
上記の悪い結果を防ぐために、筆記試験の復元論文を誰かと確認しておくのがお勧めです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
口頭試験でのNGワード「知らない」について。
昨日に引続き口頭試験について書いてみます。
口頭試験で質問されたときに、「知らない」と言ってはいけません。例えあなたが知らない事を聞かれたとしても「知らない」と言った瞬間に不合格と思ってください。(場面によっては、不合格にならない場合もありますが、「知らない」と言わない方が無難です)
なぜ「知らない」と言ってはいけないかと言うと、技術士と言う資格制度にあります。技術士は、別名をPE(Professional Engineer:プロフェッショナルエンジニア)と言います。
すなわち、技術のプロなのです。そのプロが「知らない」と言ってよいかどうかです。TV番組で出演する解説者を思い起こしてください。おそらく意見を求められたときに、「知らない」と言わないはずです。例え知らない事を聞かれたとしても、何らかの回答をします。それが、プロなのです。
知らない事を「知らない」と言ってよいのは、アマチュアなのです。プロは、何らかの回答を返します。そうでなければ仕事が進まない事をプロは知っているからです。お金をもらって回答を求められるプロが、「知らない」は無いだろうということです。
皆さんは、「自分は、この分野のプロです」と主張して技術士を受験していることを自覚してください。
しかし、プロといえども人間です。知らないこともあるはずです。知らない事を聞かれたときにどのように回答するかが重要です。皆さんは、口頭試験までにどのように回答するかを検討しておく必要があります。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
口頭試験で試験官と議論してはならない理由とは。
きょうは、口頭試験のときの注意点を1件書いてみます。
口頭試験では、試験官と議論してはいけません。例え試験官が間違えたことを話しても決して【論破】しようとしないでください。
理由は、試験時間にあります。試験官は、限られた時間内に行うべき質問事項が決められています。おそらく、1件の質問時間は、1~2分間というイメージです。
この短時間に試験官と意見の違いを合わせるのは、ほぼ不可能です。例え貴方が正しいことを話したとしても、試験官の理解を得られなければ、「間違いを説明する受験生」と評価されます。すなわち、不合格です。
もちろん1~2分間で意見の一致を見ることができれば試験官に異論をとなえても問題ありません。ですが、試験官もある分野の専門家です。ある分野の専門家が正しいと思って話す内容を1~2分間で考えを変えると思えません。
ほとんどの場合は、1~2分間の時間切れで評価が下されて次の質問に移っていきます。すなわち、不合格です。
以上から、よほど一言で試験官が納得すること以外は、試験官と議論しない方が得策です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
試験官の専門分野について考えてみます。
貴方は、技術士試験の試験官が、貴方の受験する専門分野(専門とする事項)についてどれだけ詳しいと思いますか?
多くの受験生は、貴方よりも数段詳しい専門家が、貴方の専門知識を審査していると思っています。これは大きな勘違いです。
試験センターが発行する受験ガイドで「専門とする事項」を数えてみてください。約9百項目あります。これに対して試験官の人数は、約2百人です。この2百人は、選択科目数の約2倍です。
これらを考えたときに、貴方の合否を審査する試験官は、貴方と違う専門家である可能性があるということです。専門とする事項は、貴方と試験官で違う分野であると考える方が良いということです。
以上を考えて貴方は、技術士試験を勉強する必要があります。
例えば、貴方の専門分野において、極めて高度な専門知識を必要とする説明を試験官にした場合、試験官は、「何やら訳の分からない説明をする怪しげな受験生」と判断される場合があるということです。すなわち、不合格です。
怪しげな説明をする受験生は、極めて厳しい結果になります。あるいは、正しいことを説明しても「正しいかもしれない」程度にしか試験官に理解できなければ、やはり厳しい結果になります。
すなわち、専門知識を必要とする説明をする人は、不合格になり、貴方と別分野の専門家に理解できる説明をする人が、技術士試験に合格できると言うことです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
あなたは、一般の資格試験と同じ勉強をしていませんか?
あなたは、技術士試験の勉強方法をどのようにしていますか?
「入学試験・建築士・計量士・危険物管理者など」一般の資格試験と同じ勉強方法をしていませんか?
もし同じ勉強方法をしてれば、合格までほど遠いです。
一般の資格試験は、択一式や記述式などで合否判定します。これに比べて技術士試験は、論文試験です。論文試験は、記述式試験の一種ですが、一般の資格試験での記述式と大きく異なります。
一般の資格試験で行われる記述式試験では、正しい知識を指定された通りに書込めば、ほぼ合格します。しかし、技術士試験で行われる論文試験では、正しい知識を指定された通りに書込んでも合格しません。
この違いを理解せずに、一般の資格試験と同様の勉強方法で技術士試験に合格しようとする人は、合格までほど遠いです。
「択一式・記述式」と「論文試験」の違いをしっかりと理解して、平成25年度に実施される新・試験の一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験に合格するため、やるべき事がある。それは?
今日は、今年の筆記試験で残念な結果になった人に向けて書いてみます。
まず貴方は、キーワードを何個学習したでしょうか?
このコラムでは、「キーワード学習」について下記のように説明しています。
0~100個:合格は難しい。
100~200個:合格の可能性が出てきます。
200~300個:合格の可能性があります。
300個~:合格の可能性が高いです。
さらに、「ひな型論文」は、理解しましたか?
「合格論文機械的作成法」は、理解しましたか?
このコラムで何度か解説しています。毎回の無料セミナーでも解説しています。(次回は、11月17日(土)です)←クリックして下さい。
そして「キーワード学習」「ひな型論文」「合格論文機械的作成法」の前に、今回の筆記試験に対して勉強は、平均で1日に何時間しましたか?
おそらく今年の技術士試験で筆記試験に残念な結果になった人は、胸を張って「やりました」と言えないと思います。
なぜなら、JESの技術士セミナーは、課題をこなしてもらうために「毎月の集合教育・個別指導・DVD・講師からのE-mail・課題の督促・事務局からの最新情報」など様々な方法を使っています。それでJESの受講生は、課題をこなしているのです。平成25年に受験するJESの受講生は、すでに申込と同時に勉強を始めている人もいます。
平成25年に再受験する事を決めた貴方は、勉強を始めましたか?
これらが、独学と指導を受けての学習との差となってくるのです。今年の筆記試験で不合格になった貴方は、やるべき事をやってないのです。だから不合格なのです。
もし来年どうしても合格したいと念じているのであれば、直ちに新・試験制度に合わせた方法で勉強を始めましょう。技術士試験は、やるべき事をやればだれでも合格できるのです。特殊能力など不要なのです。合格するためには、やるべき事をやるかどうかだけです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
JES技術士セミナーは、本気で合格したい人限定です。
JES技術士セミナーは、受講生を選びます。こう書くと「受講生がセミナーハウスを選んでいるのになんで?」と思う人もいるかもしれません。
ですが、JES技術士セミナーは、受講生を選んでいます。例えば、「今年の筆記試験に不合格で来年受験するかどうか迷っています」と言う人は、あまり受講のお誘いをしません。また、「来年の受験を止めました」と言う人は、一切受講のお誘いをしません。なぜかと言うと、難易度の高い技術士試験は、ご本人の意思で勉強を始めなければ合格しないからです。
しかし、次の人は、積極的に受講をお勧めしています。「今までさんざん勉強してきたけれど、合格できない。何をすれば合格するのか教えてほしい」「他のところで勉強したけれど合格できなかった。何をしてでも合格したい」
このような人は、来年合格することを決断されています。このような人は、JESの合格プログラムをこなして戴ければ、ほとんどの人が、合格すると思います。なので積極的にセミナーの受講をお勧めしています。
何故ならば、技術士試験に合格することは、それほど難しいことでないのです。簡単だとは言いませんが、やるべき事をやれば誰でも合格できるのが、技術士試験なのです。やるべき事とは、「キーワード学習」「ひな型論文」「合格論文機械的学習法」などです。
これらは、無料セミナーでも説明しているので、11月17日(土)の無料セミナーに参加(←クリック)されると良いかと思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
平成25年度、新・試験制度の新選択科目で注意する事。
平成25年度の必須科目から論理的考察力が、削除されました。この論理的思考力の削除は、それほど大きな変更で無いと考えられます。なぜなら、技術士試験全体が、論理的思考力を確認しているので、ことさら項目を「記載しないけれども選択科目において確認する」と言う意味だと思います。
そして、平成25年度は、選択科目が増加します。その新・選択科目は、「選択科目」に関する課題解決能力を確認するために新設されました。
さて課題解決能力は、平成24年度まで必須科目で確認されていました。それが、選択科目に変更になったのですから、試験関係者からの意思表示です。
皆さんは、必須科目で無く選択科目において課題解決能力を表現する必要があります。
必須科目と選択科目の違いは、ご存知のように専門性です。より高度な専門性を折り込みつつ課題解決能力を表現してください。今までのように必須科目での課題解決能力と違う表現が必要です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
今年の口頭試験の試問は、来年度の前哨戦か?
今年の口頭試験対策は、平成25年度の新試験制度を意識してください。なぜかと言えば、自分が試験官に成ったつもりで考えれば解ります。
平成25年度の新しい確認項目が公表されています。今年の試験官は、それを見ています。当然平成25年度に自分が実施することを意識します。事前に実施して確認しようとするはずです。
貴方も自分の業務に置き換えて考えてください。次に実施予定の自分の業務が決まっていれば、皆さんも早く確認したくなると思います。試験官も同じ思いです。
以上から、今年の口頭試験を行う試験官は、来年度の確認項目を質問するはずです。
皆さんの受験準備としては、6:4で今年の確認項目と来年の確認項目の対策を準備してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
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