技術士試験対策セミナーを毎月開催している中で、多くの受講生から頻繁に寄せられる質問があります。「技術士試験に最短で合格するためのテクニックを教えてください」という切実な声です。この質問に対して、私たちは具体的な試験対策テクニックとして、効率的な知識習得を可能にする「キーワード学習」、論文構成の基本となる「ひな型論文」、そして確実に合格レベルの解答論文を作成するための「機械的合格論文作成法」などをお伝えしています。
しかし、これらの様々なテクニックには、実は一つの重要な共通点があります。それは、受験生が単なる試験対策ではなく、真の「技術士として行動できる人材」になることを目指すという点です。
なぜこれが重要なのでしょうか。技術士試験の本質は、合格者に「技術士」という称号を与えてよい人物かどうかを見極めることにあります。試験官は、提出された論文や面接を通じて、その受験生が技術士としての責任と役割を全うできる人材であるかを慎重に判断しているのです。したがって、最短での合格を目指すならば、技術士というプロフェッショナルエンジニアの本質を深く理解し、その視点で考え、行動できる人材になることが不可欠なのです。
では、技術士とはどのような存在なのでしょうか。端的に言えば、技術士とは「技術責任者」です。これは非常に重要な定義です。技術責任者として、プロジェクトや業務における技術的な判断と決定を行い、その結果に対して責任を持つことができるかどうかが、合格の鍵となるのです。
JESで私たちが教えている受験テクニックは、まさにこの「技術責任者としての視点と行動」を身につけることに重点を置いています。単なる知識の暗記や論文作成テクニックの習得ではなく、技術士として必要な思考方法と行動様式を体得することを目指しています。
技術士試験の合格を目指している方々には、ぜひ「私は技術責任者になるのだ」という強い意識を持って学習に取り組んでいただきたいと思います。この意識が、試験対策の方向性を明確にし、効率的な学習を可能にする重要な指針となるはずです。
技術的な知識やスキルはもちろん重要ですが、それ以上に技術責任者としての自覚と覚悟を持って、日々の学習に取り組むことが、技術士試験一発合格への最短路となるのです。皆様の挑戦を心より応援しています。一緒に、確実な合格を目指して頑張りましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
もし必要あれば、 合格方法の解説セミナー(←ここをクリック)の受講をお勧めします。
2025年度の合格がここにある
一発合格を目指して頑張りましょう。
きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで202日です。
<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、揚水式発電に関する問題です)
2025年の試験日である2025年11月23日(日)第1次試験日まであと327日です。2025年は、ぜひ合格しましょう。
さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・基礎科目(←ここをクリック)
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
・環境部門(←ここをクリック)
・上下水道部門(←ここをクリック)
では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、揚水式発電に関する問題です)
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クイズ(電力土木)
揚水式発電
【1】( )に入る適切な語句を下記選択肢から選んでください。
揚水式発電は、負荷が軽い(1)等に、火力や原子力の電力を 揚水資源として活用し、(2)貯水池の貯留水を(3)貯水池 に揚水し、負荷が重い(4)に発電する形式である。
◆選択肢 日中、深夜、上部、下部、
【2】揚水式発電のメリットを2つ(以上)挙げてください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
⇒答えは、
【1】 揚水式発電は、負荷が軽い(1 深夜)等に、火力や原子力の電力を 揚水資源として活用し、(2 下部)貯水池の貯留水を(3 上部) 貯水池に揚水し、負荷が重い(4 日中)に発電する形式である。
【2】 揚水式発電のメリット(一例) ・地点の選定が比較的自由に行えること。 ・河川流量の制約を受けないこと。 ・大規模化が容易であること。
※揚水式発電は時々出題されます。 深夜に揚水して、日中に発電することを押さえておきましょう。
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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いします。
では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。