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問題と課題の違い

問題と課題の違いとは

問題と課題の違いについて解説してみます。

問題をYahoo辞書で調べると下記となります。

Yahoo辞書:もん‐だい【問題】≪大辞林≫

  1. 解答を求める問い。試験などの問い。「数学の―を解く」「入試―」
  2. 批判・論争・研究などの対象となる事柄。解決すべき事柄。課題。
    「そんな提案は―にならない」「経済―」「食糧―」
  3. 困った事柄。厄介な事件。「新たな―が起きる」
  4. 世間が関心をよせているもの。話題。「―の議員」

しかしこの解説は、一般生活で問題と課題を区別せず使っています。英単語で言えば質問:questionまたは、問い:problemです。しかし技術士試験において問題の意味は、トラブル:troubleを強く意識する必要があります。

すなわち、技術士試験における問題とは、達成すべき本来の状態がありその本来の状態と現状との解決すべきギャップ≪阻害要因≫問題(trouble)なのです。

そして、技術士試験における課題とは、理想像に向かうthemeを強く意識する必要があります。なぜならば、初級・中級技術者であれば、経験の中から問題(trouble)を示すことが、容易です。困っている事を示せば良いのですから。ですが、組織やグループが進むべき方向性や達成すべき課題(theme)は、高級技術者でなければ示すことができません。まさに課題(theme)を示すことが、「高級技術者=技術士」の仕事なのです。

日ごろから皆さんの上司や顧客は、次のように言うと思います。

「問題(trouble)は、解った。では、我々の課題(theme)は何か、それを示してくれ。将来のあるべき姿(理想像:ideal)を示してくれ」

この違いを示すことが技術士への要求なのです。そして、この違いを示すことができなければ、技術士として失格なのです。示すことが、技術コンサルタント(技術士)の存在価値なのです。

また「技術士試験に合格してから実力を付けます」という言いわけをする人は、100%不合格です。なぜなら、試験に合格すれば全員が、即登録をして「技術士」として名乗るからです。試験に合格する前から問題と課題を区別できる人が、技術士試験に合格できるのです。

そしてJESセミナーの受講生の実績では、複数回の論文添削を受けて初めて「問題と課題の違い」を理解し合格されます。

あなたは、この解説を見て理解したと思っているかもしれません。ですが、誰か現役技術士に論文添削を受けてください。おそらく「課題と問題を混同しています」と指摘されるはずです。

自分で分かったつもり、でも本当は理解できてない。

これが、独学のジレンマなのです。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

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