技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

技術士試験の合格率

近い将来、技術士試験は【合格率8%】程度の超難関試験になるかもしれない

技術士試験は、将来【6%合格率】の超・超難関資格です

技術士試験合格率の推移

合格率の年度推移

【2019年度技術士第二次試験】解説

近い将来には、筆記試験合格率12%以下口頭試験合格率50%以下最終合格率6%程度になるかもしれません。すなわち、技術士試験は、合格率6%程度の超・超難関試験になるかもしれません。

2019年度技術士第二次試験の合格発表がありました。(公表された結果は、「表1 2019年度技術士試験 実施結果」を参照してください)

その中で判明した事に「試験の難易度の上昇と「口頭試験の厳格化」」があげられます。

平成25年度は、試験制度変更に伴い合格率が上昇(難易度が低下)しました。しかしながら、平成26年度から再度合格率が低下(難易度が上昇)しました。同様に平成27年度も低下しました。今後は、さらに合格率6%に向かっていくものと思われます。

さらに口頭試験も前年同様になりました。口頭試験は、一般的なイメージとして「口頭試験=人物確認・雑談の内に合格」があります。今回の試験結果で明らかになったのは、「口頭試験の厳格化」です。受験部門によってですが、筆記試験の合格者の内で50~75%の人しか合格して無い部門もありました。

例えば、下記部門です。計算式は、(最終合格者÷筆記試験合格者)×100です。

表は横スライドでご覧いただけます。

受験部門
筆記合格者数に対する口頭試験の合格率
機械部門 75.70%
船舶・海洋部門 75.00%
資源工学部門 71.43%
水産部門 79.17%
情報工学部門 78.95%
生物工学部門 62.50%

この結果を見たときに、「口頭試験=人物確認・雑談の内に合格」は、もはや過去の話と思われます。筆記試験に合格している受験生でこの結果です。だれもが、「自分には、合格できる実力が有る」と思って受験します。ですが、口頭試験は、実力者でも半数しか合格しないと理解しましょう。

下の表が、口頭試験で不合格になる例です。

表は横スライドでご覧いただけます。

試問事項[ 配点 ] Ⅰ 技術士としての実務能力
① コミュニケーション、リーダーシップ [ 30 点 ] 15点
② 評価、マネジメント [ 30点 ] 10点
Ⅱ 技術士としての適格性
③ 技術者倫理 [ 20 点 ] 10点
④ 継続研さん [ 20点 ] 10点
合計 45点

失敗の原因は、口頭試験の初めの3分間で行われる「実務経験証明書と技術的体験論文の説明」にあります。

12月に行われる口頭試験では、初めの3分間で試験官から「試験官:それでは、3分間で業務経歴と技術的体験論文を説明してください」の指示が出ます。

(1)この質問にきちんと説明できれば、「この受験生は、実力が有る。どのような良い点があるか」と質疑応答が進みます。(すなわち長所探しです)

(2)ですが、初めの3分間で失敗すると「この受験生は、何か問題がある。どのような問題があるだろうか」と質疑応答が進みます。(すなわち欠点探しです)

この(1)と(2)の合否結果がどのようになるか、火を見るよりも明らかです。

ゆえに「受験申込書と実務経験証明書」の準備は、熟慮して進めてください。例えば、技術的体験論文の下書きをしてから「受験申込書と実務経験証明書」の準備をしてください。さらに高等テクニックでは、試験官に質問させる場所を作っておくことです。質問させる場所が決まれば、模範解答も事前に準備できます。

またこの難易度の傾向は、年々厳しくなります。

表1 2019年度技術士試験 実施結果

赤太字は、全21部門の平均値以下

表は横スライドでご覧いただけます。

 
申込者
受験者数
筆記試験 合格者数
合格率
最終合格者
最終合格率
筆記合格者数に対する合格率
受験部門 A B C (C/B)*100 D (D/B)*100 (D/C)*100
機械部門 1,109 980 251 25.61% 190 19.39% 75.70%
船舶・海洋部門 10 10 4 40.00% 3 30.00% 75.00%
航空・宇宙部門 64 57 9 15.79% 8 14.04% 88.89%
電気電子部門 1,465 1,229 170 13.83% 150 12.21% 88.24%
化学部門 149 135 30 22.22% 29 21.48% 96.67%
繊維部門 45 39 8 20.51% 8 20.51% 100.00%
金属部門 85 76 26 34.21% 25 32.89% 96.15%
資源工学部門 24 21 7 33.33% 5 23.81% 71.43%
建設部門 17,533 13,546 1,428 10.54% 1,278 9.43% 89.50%
上下水道部門 1,863 1,446 191 13.21% 173 11.96% 90.58%
衛生工学部門 672 558 48 8.60% 45 8.06% 93.75%
農業部門 1,044 796 90 11.31% 86 10.80% 95.56%
森林部門 327 266 59 22.18% 57 21.43% 96.61%
水産部門 157 126 24 19.05% 19 15.08% 79.17%
経営工学部門 300 258 38 14.73% 36 13.95% 94.74%
情報工学部門 496 408 38 9.31% 30 7.35% 78.95%
応用理学部門 701 576 89 15.45% 82 14.24% 92.13%
生物工学部門 40 38 16 42.11% 10 26.32% 62.50%
環境部門 613 493 87 17.65% 78 15.82% 89.66%
原子力・放射線部門 103 88 18 20.45% 17 19.32% 94.44%
総合技術監理部門 3,890 3,180 534 16.79% 490 15.41% 91.76%
全21部門合計では 30,690 24,326 3,165 13.01% 2,819 11.59% 89.07%

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