技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

2/23(日)から開始です

2025.02.16

【コラム本文】2/23(日)から開始です

いよいよ2月23日(日)からJESの合格セミナーが始まります。既に教材の届いている人は勉強を始めています。今日は、JESの合格セミナーを参考に、少しでも添削回数を増やして勉強してほしい説明したいと思います。

まずJESでは、「受験申込書及び業務経歴票」をAコースで作成します。これは、口頭試験で質問される約60%が「受験申込書及び業務経歴票」に関係するからです。例えば試験官が事前に「受験申込書及び業務経歴票」を読んで『この受験生に何を質問しようか?』と検討するからです。質問して欲しいところを作成して、質問されたら困るところを無くして「受験申込書及び業務経歴票」を作成するのが受験対策です。

さて、さらには、JESでは、少しでも早く筆記試験対策を始めます。何故かと言うとJESは、筆記試験の解答の論文添削回数を無制限としています。すなわち、合格論文が作成できるまで無限に添削を繰り返します。しかしながら、時間的制約があります。7/21(月・祝)の筆記試験が終了しては、添削指導をしても意味がありません。そのため、添削指導は、7/21(月・祝)の筆記試験が始まる前で終了としています。

以上から、少しでも添削回数を増やすためにAコース参加者は、「受験申込書及び業務経歴票」を事前に(自分のできる範囲で)作成して参加してもらいます。そして「受験申込書及び業務経歴票」の完成直後から論文の添削指導を開始しています。Bコース参加者は、3月から論文の添削指導を開始しています。例えば、Bコースからであれば5か月の添削が、可能になります。

もし貴方が、誰かの指導を受けているのであれば、少しでも添削回数を増やすために早く添削指導を始める事をお勧めします。JESでは、2月23日(日)Aコースで筆記試験添削指導を開始します。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで155日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、流体工学 に関する問題です)

2025年の試験日である2025年11月23日(日)第1次試験日まであと280です。2025年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
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 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、流体工学に関する問題です)

 

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復習クイズ(流体工学)

境界層について

長さ1.0mの平板が流速3.0m/sの一様流中に流れと平行におかれている。
臨界レイノルズ数を1.0×10^6とするとき、境界層の遷移位置
(平板先端からの距離)として、最も近い値はどれか。
ただし、流体の動粘性係数を9.0×10^(-7) m^2/sとする。

(1)0.050m
(2)0.10m
(3)0.30m
(4)0.75m
(5)1.0m







⇒正解は(3)です。

Re=VL/νより、

Re=3.0×L/{9.0×10^(-7)}=1.0×10^6
L=1.0×10^6×9.0×10^(-7)/3.0=0.3 [m]

よって解答は(3)となります。

→令和一年度再試験の過去問(問題番号3-35)
を確認してみてください。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。

短期合格を目指すなら

2025.02.15

【コラム本文】短期合格を目指すなら

技術士試験に合格するために、セミナーへの参加を強くお勧めします。技術士は、技術者として最高峰の国家資格です。そのため、効率的な学習方法を選ぶことが重要になります。

セミナー選びは自由です。JESのセミナーでも、他の機関のセミナーでも構いません。インターネットで「技術士試験対策」と検索すれば、様々なセミナーを見つけることができます。主要都市では対面形式、地方在住の方でもオンライン形式で参加できるセミナーが増えています。

セミナーをお勧めする最大の理由は、効率的に合格を目指せることです。独学では2〜3年場合によっては10年もかかることがありますが、セミナーを活用すれば1年での合格も十分可能です。早く合格すれば、それだけ早く技術士として活躍できるのです。

セミナーには以下のようなメリットがあります:

  • 経験豊富な講師から、試験のポイントを効率的に学べます
  • 過去問の傾向と対策を体系的に理解できます
  • 添削指導を受けることで、自分の答案の改善点が明確になります
  • 同じ目標を持つ受験生との交流で、モチベーションを保ちやすくなります

ただし、セミナー選びで注意していただきたいことがあります。社内教育でありがちな上司や同僚など、職場の人から指導を受けることは避けた方が良いでしょう。なぜなら、以下のような状況が生まれる可能性があるからです:

あなたが上司から指導を受けて合格し、その後昇進して上司の立場になるかもしれません。つまり、教えた側が教わった側の部下になるという逆転現象が起こり得るのです。これは職場の人間関係を複雑にする要因となり、キャリア形成にも影響を与える可能性があります。

そのため、職場の人間関係とは全く関係のない、プロフェッショナルな指導者からの指導を受けることをお勧めします。外部の指導者であれば、純粋に技術士試験合格という目標に向けて、客観的なアドバイスを得ることができます。

良いセミナーを選ぶポイントとしては:

  • 講師の合格指導実績
  • カリキュラムの充実度
  • 添削指導の質と回数
  • 受講料と学習サポート期間のバランス などが挙げられます。

ぜひ、自分に合ったセミナーを見つけて、効率的に合格を目指してください。技術士という高度な資格は、あなたのキャリアの大きな武器となるはずです。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで156日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、適性科目 に関する問題です)

2025年の試験日である2025年11月23日(日)第1次試験日まであと281です。2025年は、ぜひ合格しましょう。

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【緊急速報】日本技術士会から第一次試験の合格発表日が、公表されました。合格発表日は、2月25日(火)です。受験された方は、あと少しお待ちください。詳細は、日本技術士会(←ここをクリック)を確認してください。

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さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

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 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、適性科目に関する問題です)

 

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皆さん、おはようございます!
適性科目 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
技術士には3義務2責務がある。以下の選択肢のうち,
3義務2責務に当てはまらないものはどれか。

(1)信用失墜行為の禁止
(2)技術士等の秘密保持義務
(3)技術士等の公益確保の責務
(4)技術士の資質向上の責務
(5)技術士補の業務の制限等

【正答】(5)

【解説】本問は,技術士法第4章からの出題です。
3義務2責務は「信・秘・公・名・資」で覚えると良いです。
「技術士補の業務の制限等」は3義務2責務ではなく,
「技術士の名称表示の場合の義務」が当てはまります。
例えば,名刺に「技術士」の名称表示を行う場合,建設部門や
電気電子部門などの登録を受けた技術部門名を併記する必要が
あります。
一方で,電気電子部門のみ登録を受けている者が,
情報工学部門の専門知識も有していると判断し,未登録
である情報工学部門の名称を表示することはいけません。

【参考文献】技術士法(e-Gov法令検索)

いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「1)技術士法第4章条文」に
関する内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。

ステップアップ

2025.02.14

【コラム本文】ステップアップ

技術士就職転職・さらなるステップアップについて書いてみます。

技術士資格は就職転職に有利だと言うのを何となく理解していると思います。しかし、具体的に理解している人は、少ないように思います。そこで今日は、モチベーションを上げる意味でも具体的な事例で皆さんに技術士資格の魅力を説明してみたいと思います。

まず技術士会の『男女共同参画推進委員会のホーム』(←ここをクリック)をご存知でしょうか? 特にキャリアモデル(←ここをクリック)を読んでいると技術士資格を取得したいと言う気力がわいてきます。技術士を取得するとこんなに活躍できるんだと思うのです。

それもそのはずです。技術士技術士補は、国際的に能力の認められている技術者です。IEAで言われているGA(グラジュエートアトリビュート)を修得することの重要性を、理工系大学での教育の目的であり、国際的なエンジニアへの道筋と思うからです。すなわち、高級技術者として活躍する近道が技術士なのです。

JESの受講生でも技術士を取得してヘッドハンティングされた人も多数います。さらに現在受験中の人は、海外での活躍を念頭に置いている人もいます。すなわち、能力を身に付けてのステップアップです。

もし貴方が、自分のステージを1段上げたいと思うのであれば、ぜひ技術士資格の取得をお勧めします。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで157日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、品質管理 に関する問題です)

2025年の試験日である2025年11月23日(日)第1次試験日まであと282です。2025年は、ぜひ合格しましょう。

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【緊急速報】日本技術士会から第一次試験の合格発表日が、公表されました。合格発表日は、2月25日(火)です。受験された方は、あと少しお待ちください。詳細は、日本技術士会(←ここをクリック)を確認してください。

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さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、品質管理に関する問題です)

 

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次の(ア)~(エ)の記述は品質管理に関する用語の説明
である。説明された語句の組合せとして最も適切なものは
どれか。

(ア)不具合を構成する要因を階層構造で表したもの

(イ)応答変数に説明変数を結びつけるモデルを評価する
ための手続きの集まり

(ウ)工程異常の検出を目的として用いる,プロセスの
変動を視覚化するための図

(エ)測定値の存在する範囲をいくつかの区間に分けた場合
各区間を底辺とし,その区間に属する測定値の度数に比例する
面積をもつ長方形を並べた図

.   ア    イ     ウ   エ
①標準偏差  主成分分析 管理図 ヒストグラム
②標準偏差  回帰分析  工程図 散布図
③特性要因図 回帰分析  管理図 ヒストグラム
④特性要因図 主成分分析 工程図 ヒストグラム
⑤特性要因図 回帰分析  工程図 散布図



****************
【正答】③
品質管理の用語説明に関する問題。
それぞれ説明は,(ア)特性要因図,(イ)回帰分析,
(ウ)管理図,(エ)ヒストグラムの語句となる。
標準偏差は,データのばらつきを示し,分散の正の平方根で
表される。主成分分析は,相関のある多種類の特性を持つ
測定値を無相関で少数個の主成分に要約する手法。工程図は
製造の流れなどを示した図。散布図は,二つの特性を横軸と
縦軸にして観測値を打点して作る図。
したがって,③が正答となる。


「こんなこと聞いていいのかな?」など気にせず、何でも
質問してください。(過去問のこの問題を解説してほしい
などもOKです。)
質問をお待ちしております。(^^)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。

理想的な参考書

2025.02.13

【コラム本文】理想的な参考書

技術士参考書の選び方効果的な学習方法について、詳しく解説していきたいと思います。

技術士試験に挑戦する方々の中で、指導者から1人1人に合った適切な資料をもらえる環境にある人は、学習の方向性が明確効率的に進められます。一方で、独学で勉強している方々は、膨大な参考書の中からどれを選べばよいのか迷うと思います。これは多くの受験者が直面する共通の悩みです。

書店の技術士コーナーを訪れても、自分に最適な参考書を見つけることは困難です。そのため、多くの受験者は妥協して解答例集や模範解答集を購入することになります。これらの教材も確かに参考にはなりますが、真の意味での学習には不十分かもしれません。

なぜなら、あなたがどれほど探し回っても、理想的な技術士参考書は、見つかりません。その理由は明確です。技術士試験の本質は、『貴方の考えを述べよ』という点にあります。つまり、求められている回答は、既存の参考書の中には存在せず、貴方の考えは、貴方の頭の中にあるのです。

これは、入学試験一般の資格試験とは大きく異なる点です。それらの試験では、覚える知識が参考書の中に明確に示されており、知識の暗記量を問う試験という性質を持っています。そのため、体系的な参考書が存在し、それに沿って学習を進めることができます。

では、技術士試験の効果的な学習方法とは何でしょうか。私が推奨するのは、自分専用の参考書を作るというアプローチです。具体的には、重要なキーワードごとに自分の考えをまとめておく作業を行うことです。すなわちキーワード学習です。技術者としての経験を積まれた方であれば、専門知識についての理解は十分にあるはずです。

このような学習方法を採用することで、あなたの試験対策は一気に加速するでしょう。時間的にも十分な余裕があります。自分の知識と経験を体系的にまとめ、自信を持って試験に臨みましょう。継続的な努力と適切な学習方法があれば、必ず目標を達成できるはずです。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで158日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境 に関する問題です)

2025年の試験日である2025年11月23日(日)第1次試験日まであと283です。2025年は、ぜひ合格しましょう。

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【緊急速報】日本技術士会から第一次試験の合格発表日が、公表されました。合格発表日は、2月25日(火)です。受験された方は、あと少しお待ちください。詳細は、日本技術士会(←ここをクリック)を確認してください。

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さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、
(地球環境の保全×温暖化×状況×IPCC報告)のマトリックスセルに
分類される平成29年3-23番からの出題です。

3-23気候変動に関する政府間パネル第5次評価報告書第1
作業部会報告書政策決定者向け要約(気象庁2015年1月20日版)に
おける気候変動に関する次の記述のうち最も不適切なものはどれか。
(1)地球の表面では,最近30午の各10年間はいずれも,1850年以降の
各々に先立つどの10年間よりも高温であり続けた。

(2)海洋の温暖化は気候システムに蓄積されたエネルギーの増加量に
おいて卓越しており1971年から2010年の間に蓄積されたエネルギー
の90%以上を占める。

(3)過去20年にわたり,グリーンランド及び南極の氷床の質量は減少
しており,氷河はほぼ世界中で縮小し続けている。

(4)19世紀半ば以降の海面水位の上昇率は,過去2千年間の平均的な
上昇率より大きかった。1901年から2010年の期間に,世界平均
海面水位は19[17~21]mm上昇した。

(5)大気中の二酸化炭素,メタン,一酸化二窒素濃度は,少なくとも
過去80万年間で前例のない水準にまで増加している。

解答(4)

(4)の不適切箇所は以下の通り。
(4)「19世紀半ば以降の海面水位の上昇率は,過去2千年間の
平均的な上昇率より大きかった。1901年から2010年の期間に
世界平均海面水位は19[17~21]mm上昇した」。「㎜」は
不適切で「cm」が適切です。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(地球環境の保全×温暖化×状況×IPCC報告)のマトリックスセルに
分類される本問題と同じ問題が、平成27年の3-20 に出題されて
いるので併せて確認のこと。
以上

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。

複数部門受験可能

2025.02.12

【コラム本文】複数部門受験可能

技術士制度において、21部門ある技術部門の存在は、多くの技術者の皆様にとって周知の事実でしょう。機械部門を筆頭に、建設、電気電子、化学、環境など、様々な専門分野を網羅し、最後の総合技術監理部門まで、実に多岐にわたります。総合技術監理部門については、その特殊性から他の部門とは異なる受験要件が設定されており、そのため一般的な技術部門を指す際には、機械部門から原子力・放射線部門までの20部門として言及されることも少なくありません。

しかし、受験を志す方々の中には、『私は、〇〇部門の受験なのでその他の部門は無関係です』という認識を持つ方が散見されます。これは、大きな間違いと言わざるを得ません。現代の技術社会において、各部門は密接な関連性を持ち、相互に影響し合っているのです。

特に顕著な例として環境部門が挙げられます。環境技術は、現代のあらゆる技術分野において不可欠な要素となっています。機械部門から原子力・放射線部門に至るまで、すべての技術分野において環境への配慮は必須となっています。情報工学部門でのグリーンIT推進や、経営工学部門でのサステナビリティ経営の視点など、例外は存在しません。このような観点から、〇〇部門の受験でなく環境部門の受験を選択することが、キャリアパスとして最適な場合も少なくありません。

さらに重要な点として、技術士=技術責任者という本質的な役割があります。技術責任者には、個別の専門性に加えて、広範な視野と総合的な判断力が求められます。この俯瞰的な視点は、まさに経営者的な感覚と言えるでしょう。そのため、当初〇〇部門の受験を考えていた方でも、実際には経営工学部門の受験の方が、より自身のキャリアや強みを活かせる可能性があります。

このような考えに基づき、JESでは、希望者の全受講生に3部門程度の提案を行っています。多くの受講生は、『え!!** 〇〇部門しか受験できない**』という固定観念を持っていますが、貴方も同様ではないでしょうか。しかし、一つの部門にこだわることは、必ずしも最善の選択とは限りません。

事実、貴方には最適な受験部門・選択科目・専門事項が存在するはずです。これらの選択を間違えると何回でも不合格という結果に終わりかねません。最短での合格を目指すのであれば、自身のキャリア、専門性、そして将来の方向性を総合的に考慮し、最適な受験部門・選択科目・専門事項を慎重に選択することをお勧めします。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで159日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、電力土木 に関する問題です)

2025年の試験日である2025年11月23日(日)第1次試験日まであと284です。2025年は、ぜひ合格しましょう。

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昨日2/10(月)、日本技術士会のサイトで、「令和6年度技術士第一次試験正答訂正等について」(←ここをクリック)の発表がありました。機械部門で1問正答に訂正がありました。ギリギリで不合格の人は、逆転合格の可能性があります。確認してみてください。

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さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、電力土木に関する問題です)

 

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過去問クイズ(電力土木)

火力発電所の冷却水取水に深層取水方式を採用した場合の効果に
関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

(1)夏季に低温の深層水を取水することにより,プラントの
熱効率向上が期待できる。

(2)汚染度の低い良質の冷却水を取水できる。

(3)海底付近を浮遊する塵芥,漂流物の取水口への流入を阻止
できる。

(4)放水口から放水される温排水の取水口への再循環を抑制
できる。

(5)外海に面した海域では,取水路内への波浪侵入を低減でき,
冷却水ポンプの安定した運転が保たれる。







⇒答え(3)

(1)適切。
深層取水方式では、海水の深い層から比較的低温の水を取水
できるため、特に夏季において冷却効果が高まり、プラントの
熱効率向上が期待できます。

(2)適切。
表層の海水と比較すると、深層の海水は陸域からの汚染物質
(油分やゴミ、プランクトンなど)の影響を受けにくいため、
汚染度が低く、冷却水として良質です。

(3)不適切。
海底付近には、沈降した塵芥や堆積物が存在し、取水口の
設置位置によっては、それらが取水口に流入する可能性が
あります。 深層取水方式を採用したからといって、海底の
浮遊物や沈殿物の流入を完全に阻止できるわけではありません。
むしろ、取水口の設計によっては海底の沈殿物を巻き上げる
可能性もあるため、不適切な記述となります。

(4)適切。
深層取水方式では、取水口の位置を適切に設定することで、
温排水の再循環(取水した水が放水された温水と混ざる現象)を
抑制することが可能です。
これにより、冷却水の温度が上昇しにくくなり、効率的な冷却が
可能となります。

(5)適切。
外海に面した海域では、波浪が大きくなることがありますが、
深層取水方式により取水口を海底付近に設置することで、
表層の波浪の影響を低減できます。
その結果、取水路内への波の侵入を防ぎ、冷却水ポンプの
安定した運転が確保されます。


※平成28年度の問題です。

以上です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。

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