坂林和重の技術士試験コラム
2010年4月
手書きの提出で重要なことに、読みやすいかどうかがあります。
技術士試験の願書を提出できるのは、4月30日・5月6日・5月7日の3日間だけになりました。見直しのできるのは、提出前だけです。急いで提出することなく、十分に確認してから提出してください。
さて手書きの提出で重要なことに、読みやすいかどうかがあります。
読みやすいかどうかは、内容もありますが、丁寧な文字かどうかも大きく影響します。
丁寧な文字であれば、安心して読むことができます。それに対して、きれいな文字で流れるように書かれていると読みづらい文章になります。
では、丁寧な文字とはどのような文字でしょうか。
1、文字の大きさが均一である。
2、略字がない。
3、左右上下でバランスが取れている。
4、文字の書き順が正しい。
5、跳ねる止めるができている。
等です。
きれいな文字でなく、丁寧な文字で書き上げて提出してください。(あえて注目させるところは、癖文字にする高等テクニックもありますが)
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
受験申込書は受験資格と何の専門家かを、業務経歴票はその証明を書き込みます。
最近「受験申込書と業務経歴票」で気のついたことを書きます。
受験申込書は、どのような受験資格で何の専門家として受験するかを書き込みます。
それに対して業務経歴票は、受験資格と専門家であることを証明するために書き込みます。
例えば、受験資格で7年間以上の業務として30年の業務経験で「建設部門の鋼構造コンクリート」で受験するとします。
すると、業務経歴票は、それに見合ったものでなければなりません。
初めの23年間は、ある程度の経験(できるだけ高級技術者)で書き込みます。ですが、最近7年間以上の業務が「技術士にふさわしい経験」である必要があります。
技術士にふさわしい経験とは、「技術士法の第二条第1項」の業務を行っていることです。
条文には、技術士を「科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務」を行う者と書かれています。(できるだけ複数実施しているのがより高度な技術者と言えます)
正確には、下記のURLを確認してください。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S58/S58HO025.html
この条文に照らして、「会社名・地位・職名・年齢」から試験官が納得する立派な経験を書き込む必要があります。
この「会社名・地位・職名・年齢」でこの経験は、「不十分や疑わしい」と思われると試験で厳しい結果になります。
ぜひ試験官が納得する書き方で素晴らしい経験を書き込んでください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
5月連休に過去10年程度の受験部門の試験問題を調査します。
さて明日(4/29)から5月連休です。
まとまった時間が取れる連休です。この時に普段できないことをやりましょう。例えば、図書館で調べ物をします。
大きな図書館などに行けば、過去問題集が保管されています。過去10年程度の受験部門の試験問題を調査します。
かなりの量になりますので連休の時が一番良いタイミングです。
各問題文で重要と思われるキーワードを抽出します。これをExcelシートで表にします。注意すべきは、受験部門の全ての選択科目について実施することです。苦手な選択科目ももれなく実施します。
実施する順番は、H21年から初めてH12年まで実施します。(部門によっては、5年程度でよい部門もあります)
また自分の専門分野で読まれている専門雑誌(月刊誌が良い)・学会誌・白書なども調査します。
集めた全てのキーワードについて、一日3~4個のスピードで三区分法で解説します。
実施する目標個数は、下記です。
100個:ギリギリ合格
200個:普通に合格
300個:安心して合格
300個を目指して頑張ってください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
常に「自分が技術士(プロ・コンサルタント)であれば、どのように行動するか?」を意識して。
そろそろ筆記試験の準備をされる人もいるようなので、このコーナーも少しずつですが筆記試験対策の準備を話題にしたいと思います。
ただ、まだまだこれから提出の人のほうが大多数ですし、願書締め切りが5月7日(金)なので両方の話題を織り交ぜようと思います。
まず第1回目ですが、技術士を受験する者としての心構えから考えてみます。
技術士試験は、技術士としての業務ができるかどうか確認する試験です。もっと簡単にいえば、「技術士と同じ仕事をしているかどうか」を確認する試験です。
すなわち、技術士になったら技術士の業務や考え方をするのでなく、すでに「技術士と同等の業務や考え方をしているか」確認する試験です。
ではみなさんは、技術士とは、どのような人だと思いますか?
技術士法第二条に詳しく書かれていますが、次の言葉でも理解できます。
技術士を英語名で「プロフェッショナル・エンジニア」や「コンサルティング・エンジニア」と言います。
すなわち技術のプロであり、技術コンサルタントです。みなさんは、この言葉に沿う言動を行う必要があります。
技術のプロでありコンサルタントとは、どのような人をイメージしますか?
「困難を自分で解決して・問題を乗り越え・自身で課題を設定して・能力向上に努め・利益を創出し・技術指導のできる人」がプロ・コンサルタントです。(すべて自分でできるようになることが重要です)
筆記試験では、上記の人であることが理解できる文章を記述する必要があります。
急には無理としても、常に「自分が技術士(プロ・コンサルタント)であれば、どのように行動するか?」を意識して、勉強して試験に臨んでください。
試験日までには、プロ・コンサルタントになってください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
提出時間は、午前中がお勧めです。最悪は、夕方の定時間際です。ゆとりを持って提出。
4月26日現在で技術士試験を考えている人のおそらく1/3程度の人が、受験申込されたと思います。
提出された人は、技術士試験センターへ持参されましたか?
受験生から「試験センターへ持参して良かったです。記入漏れを指摘して戴きました」の連絡がありました。
郵送だったら再提出になって落ち着かないところでした。また、締め切り間際ですと、今年の受験できないかもしれません。
それと提出前にコピーをとるのを忘れないでくださいね。コピーを見ながら口頭試験に備える必要があります。
コピーは、試験センターのすぐ近くにコンビニがあります。そこでコピーできます。
それと、提出の〆切は、5月7日(金)です。試験センターは、土・日・祝日に営業していません。注意して下さいね。
提出のときは、訂正印を持参した方が良いです。その場で記入ミスを訂正できます。
それと、提出時間は、午前中がお勧めです。最悪は、夕方の定時間際です。ゆとりを持って提出しましょう。
それでは、一発合格を目指して頑張りましょう。
皆さんの「受験申込書と業務経歴票」は、高度な技術的業務の実施や指導を行った技術者に見えますか?
技術士法第二条で次のように書かれています。
第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。
この技術士法で一番重要なことは、「高等の専門的応用能力」と思います。(他の項目が欠けて良いということを言っていません。すべて重要であるが、優先順位の問題です)
なぜならば、技術士の存在目的が、高度な技術的業務の実施や指導にあるからです。
皆さんの「受験申込書と業務経歴票」は、高度な技術的業務の実施や指導を行った技術者に見えますか?
もし普通の技術者に見えるようであれば、試験結果が危ういと思ってください。筆記試験で合格しても、口頭試験で問題になります。
もし口頭試験で不合格になると、翌年は、筆記試験から再度の受験になります。十分注意して記載しましょう。(第三者に確認してもらうのがベストです)
参考に技術士法の条文は、下記のURLで参照できます。参考にしてください。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S58/S58HO025.html
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
早い人は、筆記試験の準備を始めているようなので勉強のやり方を解説します。
筆記試験の勉強は、5月から始める人が多いようです。私も5月から始めるので問題ないと思っています。
ですが、すでに筆記試験の勉強を始めている人もいるので、どのように勉強するか説明してみます。
勉強方法でお勧めは、キーワードによる勉強です。
キーワードは、「過去の試験問題」「業界紙」「学会誌」などから技術士として知っておくべき用語を抽出します。(受験する人は、技術士になったつもりで勉強してください。理由は、このコーナーで何度も説明しています)
キーワードの抽出数は、農業部門など極めて少なくてもよい部門もありますが、一般的に100~300です。
目安としては、
100個:ギリギリで合格狙い(危ないかも)
200個:普通に合格狙い
300個:安心して合格狙い(苦労しますが理想的)
です。
キーワードは、Excelなどで一覧表にしますが、個々のキーワードは、三区分法で解説を作成します。
三区分法とは、「原理原則基礎技術・現状分析と問題点・将来動向と課題」の三区分で解説する方法です。
「原理原則基礎技術・現状分析と問題点」の部分は、知識の部分であり知っていることを整理する部分です。
「将来動向と課題」の部分は、技術士としてどのように考えているかを述べる一番重要な部分です。
将来どのようになるべきかを技術士の立場で記述してください。(将来のあるべき姿を話すことのできるのが技術士です)
さてこの個々のキーワードの解説をWordファイルで作成します。あるいは、大学ノートを選択科目数だけ準備して1ページに1個のキーワードを解説します。
Wordファイルにするかノートにするかは、一長一短です。私の場合、ノートにしましたが、10数冊と膨大になり後半でまとめに時間がかかりました。ですが、手書きの練習になり良かったと思います。
Wordファイルで作成した人は、「修正が簡単にできて、他の受験生とデーターを共有でき良かった」と言っています。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験の受験勉強は、「技術士らしい言動・考え方・文章書き」のできる人になること。
きょうは、技術士試験を受験するときの基本的考え方を話してみたいと思います。
まず技術士試験は、技術士になるための試験でありません。技術士試験を受験するあなたを「技術士にふさわしい人」かどうか確認する試験です。
すなわち合格したその日から技術士と名刺に記載しても問題ない人かどうかを確認します。(正確には、登録が必要なので合格してから3週間程度必要です)
そのため技術士試験の受験勉強は、「技術士らしい言動・考え方・文章書き」のできる人になることと言えます。
現在、提出準備をしている「受験申込書と業務経歴票」もしかりです。試験官が見たときに、「この人は、すでに技術士かもしれない」と思うように「受験申込書と業務経歴票」に仕上げます。
技術士にふさわしい、過去の立派な業績・立派な考え方・立派な取得資格を「受験申込書と業務経歴票」に記載します。
技術士にふさわしい立派なこととは、技術士法第二条第1項に書かれている内容です。
みなさんもご自分の「言動・考え方・文章書き」を技術士にふさわしいか確認されるとよいと思います。これが真の技術士受験勉強になります。
そのため技術士試験の勉強をしている始めのうちは、周りの人に教えてもらう事も多いと思います。ですが、試験に近づくにつれて自分で「技術士らしい言動・考え方・文章書き」のできる人になることが重要です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
そろそろ「受験申込書と業務経歴票」を提出する時期になってきました。
そろそろ「受験申込書と業務経歴票」を提出する時期になってきました。
そこで提出についての注意事項を話します。
【1】「受験申込書と業務経歴票」提出は、試験センターへ持参してください。
なぜ持参するかと言うと試験センターで記入ミスを確認してくれるからです。
人間は、ミスをするものです。例えば、日付の記載漏れなどです。
記載ミスがあると、試験センターは、場合によって、申込者へ返却します。
すると提出の締め切りに間に合わない場合もあります。
間に合わない場合は、1年を無駄にしてしまいます。
【2】筆記試験に合格すると提出する「技術的体験論文」の作成するのに、何年の経験で書くか十分確認する必要があります。
過去の業務から作成する「技術的体験論文」です。業務経歴票に記載してある中から書く必要があります。
そのため、いつでも記載内容を再確認できるようにする必要があります。
【3】それから提出できる状態になったら、コピーをとっておきましょう。
年末に受験する口頭試験の時に面接官が確認します。
そのため何を記載したか常に確認できることが大切です。
一度提出して受け付けていただくと、訂正ができませんので十分注意してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
業務経歴票ですが、誤字や脱字などは、厳禁です。
業務経歴票ですが、誤字や脱字などは、厳禁です。
なぜなら、自分自身の事を書いていることになります。
自分自身は、本人が一番詳しいはずです。なのに、間違えるのは、奇異な感じがします。
極端な言い方をして、「自分の名前を間違える人」を皆さんどう思うでしょうか?
自分の名前を間違える人がいれば、「本当に本人だろうか?」と疑います。
業務経歴票で、「これが私の専門です。」と主張して二次試験を受験しているのに誤字があると「本当に専門家だろうか?」と疑いたくなります。
そのため、業務経歴票は、下書きをして誤字や脱字の無いのを確認してから、清書してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
目的に合った技術的体験論文になるか事前に確認します。
業務経歴票には、技術的体験論文で記載できる業務内容を「最低限2件(できれば3件)」記入してください。
またその内容は、箇条書きで構わないのでA4用紙1枚に書いてみてください。
と言いますのは、技術的体験論文に記述する内容を「あの仕事は、苦労したから」や「利益を出したから」または「時間をかけたから」などで決めている場合があるからです。
ですが技術士試験は、「苦労話」や「儲け話」を説明する試験でありません。
技術に対する考え・姿勢・業務の進め方など、技術的な優れた体験を説明し自分を優秀な技術者として認めてもらう試験です。
それには、「苦労話」や「儲け話」などの説明は、的外れになります。(気持ちは分かりますが、苦労の有無は無関係です)
「受験申込書と業務経歴票」を試験センターへ提出する前に、的外れでないことを確認しておくことが重要です。
目的に合った技術的体験論文になるか事前に確認します。
また記載予定のその業務は、できれば3件程度を考えておくことです。すなわち1件がだめでも2件残っていればなんとかなるからです。平成何年の業務を技術的体験論文にするか、あらかじめ決めておきましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士としてふさわしい地位・職名とは、責任ある立場になります。
地位・職名について、考えてみます。
技術士としてふさわしい地位・職名とは、責任ある立場になります。
例えば、「課長・プロジェクト責任者」などが、責任ある立場になります。
多くの人が、技術員や担当者と書いていますが、それでは、責任ある立場と見えません。
どんな場合であっても、会社から給与を戴いている場合は、責任のある立場です。(無責任な立場の人は、会社に1人もいません)
そのため、実際を的確に表す地位・職名で記載します。
技術員や担当者と書いた場合、「私は責任の無い立場です(不合格です)」と宣言しているのに等しい表現だと理解してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
高等の専門的応用能力を必要とする事項の業務や指導業務を書き込むには。
技術士とはどのような人か、技術士法第二条に書かれています。技術士法第二条を別の言葉で簡単に言うと「コンサルタントエンジニア」になります。
すなわち高度な価値を高める技術的指導や業務を行う人になります。
そのため業務経歴票には、高等の専門的応用能力を必要とする事項の業務や指導業務を書き込む必要があります。
NGとなる例としては、「操作業務・営業・保全など」があります。
OKとなる例としては、「計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務」などがあります。
そのため、各項目には、「計画、研究、設計、分析、試験、評価」の言葉を必ず2つ以上入れるとよいです。
そうすれば、高等の専門的応用能力を必要とする事項の業務や指導業務を行っていることになります。
記載するときに注意して記入してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術者として課題を解決してきたことをアピールする。
業務経歴に書き込む実績ですが、技術者として課題を解決してきたことをアピールできる必要があります。
例えば、皆さんが思い描く理想的な技術者像を考えてみてください。
おそらく「周りのスタッフをリーダーとしてまとめて、困難な課題に挑戦し、大きな問題を解決する」そんな技術者を想像すると思います。
この理想的な技術者が、技術士になるべく周りが認める技術者です。
皆さんの業務経歴票は、そのようにまとめられていますか?
将来の技術士としてふさわしい実績が、書き込まれていますでしょうか?
技術士らしい業務経歴票を作成てください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
「受験申込書と業務経歴票」で試験官が何を見ているか意識していますか?
「受験申込書と業務経歴票」で試験官が何を見ているか意識していますか?
「受験申込書と業務経歴票」は、試験前に提出するので、試験官が内容確認しているのを皆さん理解していると思います。
試験官が内容確認するということは、内容によって合否が変わることを意味しています。
では、どのような時に不合格になると思いますか?
ここで重要なのが技術士法第二条です。
「受験申込書と業務経歴票」は、技術士法第二条に照らして、受験申込者の「受験部門・選択科目・専門とする事項」を満足できる内容であるかを確認します。
皆さんは、意識して記載していますか?
極端な言い方をすれば、ノーベル物理学賞を受賞した物理学者が、農業分野を専門とする事項で受験すれば、不合格となります。
ですが、物理学を専門とする事項で受験すれば、合格できる可能性があります。(学者と実務家である技術士とは、別物なので合格できると断言できませんが、合格の可能性はかなりあります)
試験官が見たときに、「あなたの業務内容は、技術士法第二条を満足している」と言えますか?
自己評価でなく誰かに確認してもらうとよいですよ。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
書類の文字は、書いた人の性格が出ます。丁寧に書いてれば、丁寧な人と思ってくれます。
「受験申込書と業務経歴票」は、美しい文字でないくて良いですが、丁寧に書く必要があります。
書類の文字は、書いた人の性格が出ます。丁寧に書いてれば、丁寧な人と思ってくれます。
力強く書くと力強い人と思ってくれます。弱弱しく書くと弱弱しい人と思います。
そこで、この心理を突いて、手書きのテクニックを使います。
まず全体的には、丁寧に書きます。これを基本とします。
次に試験官に注目してほしいところは、力強い文字で書きます。特に目立たせたい文字は、大きめの文字で書きます。
あるいは、力強い文字の中で弱弱しく書いて目立たせます。以上は、文字がきれいな人では、かえって出来ないテクニックです。
なお丁寧な文字とは、文字の大きさや筆圧と書き順が整っていることを言います。逆にこれを変えた時が目立たせたい文字です。
丸文字と角文字などの書き癖も使えます。右上がりや左上がりに書くこともできます。跳ねるところで大きく跳ねる場合と小さく跳ねる場合で違いが出ます。
以上です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験に合格できる人には、特徴があります。
技術士試験に合格できる人には、特徴があります。
その特徴は、勉強する姿勢にあります。
何日か前に、このコラムで「試験を受験する時点で技術士としての実力があるか確認するのが、技術士試験です」と述べました。
すなわち、皆さんが思い描いてる「技術士」の状態になっている人が、合格できます。
あなたは、今日から技術士と言われても問題ないですか?
技術士は、常に自分から勉強を重ねています。
技術士試験に挑戦する人(合格直前の人)は、主体的に勉強する人です。
皆さんも、自分から勉強する人になってください。間違っても、指示を待つ人にならないでくださいね。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
「地位・職名」は、試験官に通用する名称とする。
「地位・職名」は、試験官に通用する名称とすることが、必要です。
会社で使っている名称が、外部から見たときに特殊な名称であれば、分かりやすい名称に書き換えて記入します。
例えば、私が前に勤めていた会社では、管理職のランクでN1やN2を使っていました。もちろんN1やN2では、外部に通用しません。
その場合、外部に分かる言葉に書き換えます。
課長や部長などは一般的ですが、部付などはあまり理解されないと思います。
記入する前にそれとなく、外部の人に「分かりますか?」と聞いてみるとよいでしょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士の「受験申込書と業務経歴」は、責任者として記入すべきです。
技術士の「受験申込書と業務経歴」は、責任者として記入すべきです。
会社員は、個人で仕事をすることがないので「自分が責任者です」という表現をしにくいと思います。
ですが、技術士になろうとしている人が、責任者として仕事をしたことなければ、不適格者となり不合格と判断されます。
そのため記載は、責任者として表現すべきです。
また給与を会社からいただいているので必ず「何らかの責任」を担って業務をしているはずです。
なので責任者として記載するのに何の問題もありません。
皆さんも記載の時は、「どのような責任者だったか?」と考えて記載してください。
必ず責任者のはずです。でなければ給与を戴けないはずです。責任者として正しく表現して合格してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
受験生が平等に受験できる試験は、合否は本人が決めること。
日本で実施されている資格試験は、多数あります。多数ある資格試験で、受験生が平等に受験できる試験は、合否を本人が決めることだと考えています。
なぜかと言いますと、受験条件が平等であれば、合格するように本人が勉強すればよいことです。
その勉強する条件も平等なはずです。
しかし合格する人と不合格の人がいます。その違いは、次のように考えています。
1、合格するのに必要な情報をとりに行ったか?
2、合格する方法を自分で納得するまで実施したか?
3、合格するまで受験し続けたか?
4、勉強できない言い訳を仕事のせいにしたか?
5、勉強時間が無いと言い訳しなかったか?
以上です。ぜひ受験に際しては、妥協することなく頑張っていただければと思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
業務経歴票を「インターネットで提出するか」または「手書きで提出するか」迷っている人。
業務経歴票を「インターネットで提出するか」または「手書きで提出するか」迷っている人がいます。
迷う人の理由が、2件あると思っています。
1、文字の美しさ
2、書き込める文字数(60字)
です。
しかしこの2件を考えても手書きが良いとお勧めします。
「1、」の文字の美しさですが、提出するのは、書道作品ではありません。そのため、美しくなくても、丁寧であればよいのです。
丁寧に書いていないと受験に対する姿勢を問われますが、丁寧に書いてあれば「一生懸命書いている」と好感をもたれます。
申込書へ書く前に下書きで練習することです。
「2、」の書き込める文字数(60字)ですが、これも問題なく手書きでクリアーできます。
私の時は、6文字程度の空白を残して次の59文字を書くことができました。
実際に書き込んだ項目:工場の受配電設備の計画・設計及び指導(220kV特高受電設備事故時の復旧手順制定。社内論文取り纏め発表、熱エネルギー管理士取得)
3行に渡って丁寧に書くことで70文字程度まで書き込むことができます。文字の大きさも醜くない大きさで問題ありません。
以上から、手書きで提出されることをお勧めします。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
「業務経歴票の7割以上を記入してほしい」と思っています。
ある技術士受験テキストに「業務経歴票で空欄があるのは、経験不足を自分で宣言しているのに等しい」と解説がありました。
厳しい表現ですが、ある程度納得できることでもあります。
JESでは、「業務経歴票の7割以上を記入してほしい」と思っています。
7割を内容充実で記入すれば、何とかなります。
内容充実で記入して、筆記試験を合格すれば、面談で有利に進める事が出来ます。
そして、面談では、こちらで考えていることを試験官に質問してもらいます。
どのようにすれば、試験官が質問してくれるか高等テクニックを駆使して質問事項を誘導します。
ここまでくれば、ほぼ合格です。3月には、合格できていると思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
インターネットでの申し込みは、あまり得策でありません。
インターネットでの申し込みは、あまり得策でありません。
なぜかと言いますと、手書きでできる強調ができないからです。手書きの場合については、文字の大きさや強く書き込むことで、試験官に文字を注目させることができます。
ですが、インターネット申し込みの場合、フォントがそろってしまうので、強調できません。
また、手書きの場合、試験センターへ持参できます。持参することで記入漏れなどを確認してもらえます。
提出締め切りで記入漏れにより再提出となると、受験できない場合がありますので、試験センターへ持参は、重要です。
皆さんには、手書きで試験センターへ持参することをお勧めします。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
業務経歴票は、社会人になってからのすべてを書くのが普通の書き方。
さて業務経歴票ですが、社会人になってからのすべてを書かない人がいます。
多くの理由は、会社を変わったことによります。
ですが、社会人になってからのすべてを書くのが普通の書き方です。
なぜなら会社のキャリアでなく受験生のキャリアを見て、合否の判断をするからです。
試験官は、合否判断のために受験生のすべてのキャリアを知る必要があります。
また、見せたくないキャリアがあっても途中を省くことなく記述する必要もあります。
見せたくないキャリアは、書き方があります。見られても問題ないように書くのです。
この辺になるとかなり高度なテクニックになるので、どのように記載するか現役技術士に相談するのが良いでしょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
業務経歴票は、内容をよく吟味して経験豊富と判断してもらえるように記述しましょう。
みなさんは、2~3行で記述した業務と10数行にわたって記述された業務を比較したとき、どちらが内容豊富だと思いますか?
ほとんどの人は、10数行にわたって記述された業務のほうを「内容豊富」と判断するでしょう。
このことは、試験官も同じで、内容の第一印象を記述量で把握します。
すなわち記述量の少ない人は、経験も少ないと判断するわけです。
経験の少ない人は、技術士にふさわしくありません。
経験年数でなく、経験内容で判断されて試験結果に不利になります。
業務経歴票は、内容をよく吟味して経験豊富と判断してもらえるように記述しましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
受験申込書の「専門とする事項」と技術的体験論文は、一致させる。
受験申込書の「専門とする事項」と技術的体験論文は、一致させる必要があります。
なぜなら「専門とする事項=専門家です」と主張して受験するのに別の技術的体験論文を提出するというのは、奇異な感じがするからです。
またさらに、業務経歴票には、「専門とする事項」の業務が、豊富に記載されている必要があります。
なぜなら「専門とする事項=専門家です」と主張して受験するのに経験が不足していると、やはり奇異な感じがするからです。
以上から、「受験申込書・業務経歴票・技術的体験論文・口頭試験での回答内容」が、すべて一致していないと「この人を合格させるのは、疑問」となります。
逆に一致していれば、合格です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
受験願書で受験部門を記入するのですが、どのように考えて記入するかも重要。
受験願書で受験部門を記入するのですが、どのように考えて記入するかも重要です。
【1】まず合格するのが前提なので、自分の得意な部門で受験するというのが最有力です。
なので自分の一番合格しやすい部門を選択します。
【2】別の見方として、受験部門に迷っている人は、自分の進みたい方向で受験するのも有力です。
例えば、環境を仕事にしたければ、環境部門で受験します。建設をやりたければ、建設部門の建設環境で受験します。
あるいは、マネージメントをやりたいのであれば、経営工学部門で受験します。
【3】その他で、時流や収入を考える考える事もあります。
過去・現在・未来を考えて技術部門を決めてください。
試験日までに何をやったかが結果に出るのが試験です。
昨日(4/1)試験センターで技術士第二次試験の受験願書を貰ってきたのですが、数名受験生らしき人とすれ違いました。
郵送で済む受験願書を試験センターへ「わざわざ」戴きに行くのですから、気合が入っていますね。
戴きに行くことそのものも良いですが、より気合が最も重要です。
試験というのは、試験日に合否が決まるのでなく試験日までの経過で決まります。試験日までに何をやったかが結果に出るだけです。
わざわざ試験センターへ受験願書を受け取りに行く受験生、おそらく合格すると思います。
皆さんも「合格するなら何でもやる」的な気合が重要です。
この気合いに基づいて、現役技術士に指導していただくと、必ず合格します。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
「受験願書と業務経歴票」は、見やすい文字で記載してください。
4月1日から、技術士第二次試験の「受験願書と業務経歴票」の配布開始です。皆さん取得手配は、出来ていますか?
早めに取得するとよいですよ。
それと今までは、記載内容について述べてきましたが他にも重要なことがあります。記載する注意ですが、見やすい文字で記載してください。
試験官は、皆さんと面接する5分ほど前に「受験願書と業務経歴票」を確認します。そのため、時間の無い状態で書かれていることを理解するので、読みにくい記載だとストレスがたまります。
「こんな読みにくい書類を出す奴は、どんな奴だ。面接するから入ってこい」となります。
これでは、面接する前に不合格の文字がちらついてきます。
きれいな文字で書く必要ありません。丁寧に書くことが重要です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
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