坂林和重の技術士試験コラム
2013年5月
ただの一文字で結果が変わる事もある。
貴方は、言葉の些細な違いが結果に大きく影響すると何となく理解してると思います。ただし、技術士試験の論文記述を勉強中の貴方は、具体的な言葉の使い方に苦労されていると思います。
例えば、次の言葉です。
1、愛している。
2、愛してる。
違いは、「い」の有無です。貴方は、どちらの言葉が相手に気持ちを伝えると思いますか?
答は、「2、」です。正しい日本語は「1、」ですが、気持ちを伝えるには、「2、」が適切な言葉となります。「1、」に対して、「2、」は、い抜き言葉と呼ばれて年配者に嫌われています。ですが、気持ちを伝えるのは、「2、」の方が、優れています。
その証拠に歌詞が有ります。歌詞は、思いを伝えるモノとして作詞家が創作したモノです。Yahooで「歌詞 愛している」で検索すると、「2、愛してる」しか出てきません。言葉の創作活動のプロである作詞家は、「2、」の方が優れていると判断しているのです。
貴方の技術士論文でも同じことが言えます。い抜き言葉は、話し言葉なので技術士論文に不適切と思います。ですが、技術士試験の合格を目指す貴方には、「い」というただの一文字が、結果を大きく変える事だけは理解してほしいと思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
合格ノウハウが、試験の合否を決める。
貴方は、腕の良いプロの料理人の作った料理を食べて感動したことが有ると思います。感動した貴方は、食べ終わってまた食べたくなると思います。可能であれば、自宅でいつでも食べることができれば、嬉しいと思います。
実は、自宅でプロの料理人が作った料理を食べることは、あるモノを手に入れれば可能なのです。あるモノとは、プロの料理人のレシピです。プロの料理人は、料理のレシピを持っていてそのレシピに従って調理しています。だから毎回美味しい料理が安定してできるのです。
プロの料理人はこのレシピが有るから毎回安定して美味しい料理ができて、アマチュアの人はレシピが無く毎回偶然によるので料理のばらつきが出るのです。これがプロとアマチュアの違いです。プロが美味しい料理を作るのは、魔法を使っているのでなくあたりまえのことを決った手順で実施しているだけなんです。
さて技術士試験です。技術士試験においても料理のレシピのように合格するための手順が有ります。手順に従って論文を書くことで偶然に頼らず、確実に合格論文を作成できるのです。合格者が、特別な能力で合格したのでなくあたりまえのことを順番に実施するノウハウで合格したのです。
さあ皆さんも合格ノウハウを手に入れて一発合格を果しましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
同僚が合格して、貴方が不合格の理由は
貴方は、同僚と同じことをやっているのに同僚が認められ、貴方がダメと判定された事は無いでしょうか?
その原因は、貴方の伝え方にあります。例えば朝の忙しいときにです。ハンバーガーショップで何か注文したときに店員に言われる次の言葉で貴方は、どう感じますか?
1、できるまで3分間お待ちください。
2、作り立てをご用意いたします。3分ほどお待ち戴けますか。
朝の忙しい時間です。「1、」は、「3分間も待てないからいらない」となるかもしれません。ですが「2、」の方は、気持ちよく待てるのでないでしょうか。しかし、よく考えると両方ともに同じ3分間待つ事を要求しています。
さらに、どちらにも特別な言葉など入っていません。全て普通の言葉です。しかし結果が違います。このように同じことを言っているけれども表現の違いが、認められる同僚とダメと判定される貴方の違いなのです。同じことを言っているのに、伝え方が違うのです。そしてその積み重ねで結果が違ってくるのです。
これを技術士試験にあてはめてみましょう。筆記試験で貴方の友人知人が合格して、貴方が不合格ということがあると思います。明らかに貴方の方が努力しているのにです。この違いは、貴方の伝え方にあります。
貴方が、どのような素晴らしい考えを持っていても、相手に正しく伝わらなければ、無意味なのです。伝わらない努力は、無いのと同じムダな努力なのです。会社であれば、貴方の実績を知っている場合もあります。実績をプラスして評価してくれるかもしれません。しかし、試験であれば、貴方を知らない人が、文書だけで判定します。文書の伝達力の違いが致命的になるのです。
貴方が技術士試験に合格したいのであれば、貴方の実力を正しく伝える勉強をしてください。それとも、このままで我慢しますか?
JESでは、貴方の努力が正しく評価される方法を指導いたします。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士筆記試験の予想問題について。
JESでは、受講生の皆さんに予想問題を提供することは、ありません。しかし、受講生の皆さんにご自分で予想問題の作成する事を積極的にお勧めしています。
予想問題を提供しない理由は、試験問題が毎年新作されるので、予想問題が的中することは、考えられないからです。予想問題は、必ず外れます。(別の見方で、「危機管理」や「環境問題」など普遍的なテーマでは、毎回100%的中すると言っても良いですが)
しかし、受験生の皆さんには、ご自分で予想問題を作成することをお勧めしています。これは、予想問題を作成することに意味があり的中率に意味がないからです。予想問題を作成する中で受講生は、「どのような問題が出題されるのだろうか?」や「どのような解答を期待して問題を出題するか?」を考えます。この試験官の気持ちになって予想問題を考え出すことが、受講生の解答力をUPさせると考えるからです。
キーワード学習でABCランク分けも同様の考えです。キーワードにABCランク分けすることは「いま重要とされる事がどのようなキーワードなのか?」を考えることで重点思考の勉強につながるのです。JESがランク分けするのと、受講生みずからランク分けするのでは、意味が全く違うのです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
不合格です。貴方の求めている最高の技術士論文では。
貴方は、貴方の求めている最高の技術士論文を書いて試験に合格しようと考えているかもしれません。しかしその考えでは、当分技術士試験に不合格です。なぜならば、貴方の考えている論文と試験官の考えている論文は、違うものだからです。貴方が考えるべきなのは、試験官の求めている最高の技術士論文を書く事です。論文を書くときは、「試験官は、ここで何を求めているのだろうか?」と考えて書くのです。
例えばです。貴方が、恋人をデートに誘う事を考えてください。恋人を貴方が最高と思う場所に誘うのです。その場所が、あなたの行きたかった競馬場だとします。競馬場のすばらしさを熱く語り、貴方がフアンになっている騎手やサラブレッドを応援しに行こうと誘っても恋人は、「ウン」と言わないと思います。恋人が考えているのは、貴方と話をしたいのかもしれません。騎手やサラブレッドを応援しに行くのは、貴方と一緒のときで無くて良いのです。貴方と話がしたいと考えている恋人には、「レストランへ美味しい食事をしに行こう」と誘えば、即良い返事がもらえると思います。
このように、貴方が望む結果を相手に求めるのであれば、相手が何を考えているかを考えるのです。技術士試験の合否判定基準は、貴方の中にあるので無く試験官の中にあります。貴方の理想に合わせて論文を書くのでなく、試験官の理想に合わせて論文を書くのです。そうすれば、試験官は、貴方の望む結果(すなわち試験の合格)を出してくれます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
これを間違えると永遠に合格できません。
このコラムでは、論文添削の目的が、合格論文の量産でなく合格論文機械的作成法の理解であると説明しています。もし合格論文の量産が目的であれば、合格するまでに2千7百万通の論文を作成する必要がありますが、人間では無理です。この根拠は、無料説明会などで説明しています。
さて以上の対策として論文添削とキーワード学習を実施しますが、効率的に学習するためやるべき事があります。
それは、論文添削において、貴方のNGノートを作成することです。NGノートを作成することで論文添削で合格論文機械的作成法を3通以内で確実にマスターしましょう。繰り返し同じ指摘を受ける人は、合格まで遠いからです。
さて論文添削は、次のように進めます。
【ステップ1】過去問題から貴方の一番得意な問題を1問題だけ選びます。専門知識を問うような問題が良いと思います。例えば、「・・・について貴方の知るところを1枚以内に述べよ」などの問題です。このときに指摘された問題点をNGノートに書きだします。そして解答論文が合格論文になったら次のステップに進みます。
【ステップ2】過去問題から貴方の苦手な問題を1問題だけ選びます。応用能力または課題解決能力を問うような問題が良いと思います。例えば、「・・・について貴方の考える解決策を述べよ」などの問題です。このときにNGノートを繰り返し確認することで前回に指摘された問題点を是正して論文作成します。同じことを何度も指摘されないようにして下さい。それが勉強です。この2通目の論文作成で指摘された問題点もNGノートに追記します。そして論文が合格論文になったら次のステップに進みます。
【ステップ3】3通目の問題は、貴方の実力の最終確認を目的に難問に挑戦いてください。解答論文は、NGノートを総動員して完璧に仕上げてください。もちろん何点かの指摘は、あるかもしれません。ですが、格段に優れた論文になっているはずです。もしこのときに、多数の指摘がある場合は、勉強方法を考えてください。記述内容の指摘であれば、キーワード学習の不足です。貴方は、300個のキーワードに到達して無いコンテンツの不足している人です。合格論文の書き方そのものは、マスターしています。論文の記述をいくら勉強しても時間の無駄です。キーワード学習で論文に何を書くべきかコンテンツの勉強をしてください。もし、書き方で指摘されたのであれば、【ステップ1】と【ステップ2】の再確認をしてください。NGノートが、不十分です。同じ間違いをしない事も確認して下さい。
書き方の指摘で合格論文が書けない人は、試験まで時間が有りません。至急4通目の論文添削を受けてください。ただし、【ステップ3】と同様にNGノートで細心の注意をして同じ指摘をされないようにして下さい。それでもさらに5通目の論文添削を必要としている人は、勉強方法を間違えています。このまま勉強しても合格できません。勉強方法をじっくり相談してください。ただし、重要なのは、諦め無いことです。諦めたらその瞬間に今年の試験終了です。
記述内容の指摘で合格論文が書けない人は、キーワード学習をがんばってください。対処方法を間違えると永遠に合格できませんよ。
合格論文は、【ステップ1~3】の3通の論文添削で必ず書く事ができます。ご自分の努力を信じて頑張ってください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験に合格するには、計画の実行が重要です。
三浦雄一郎氏が、80歳でエベレストの登頂に成功しました。すごいことだと思います。エベレスト登頂のためには、強い意志で長期にわたる計画と一つ一つ設定した目標を確実にクリアしたのだと思います。エベレスト登頂ではないですが、我々も技術士試験の合格という目標に向かって努力しています。
私は、技術士試験に一人でも多く合格してもらうために他の資格試験の勉強法も調べています。例えば司法試験や公認会計士です。それぞれの資格には、いくつかの共通点があります。その一つは、合格発表からさかのぼって今日やるべき計画を立てるのが有ります。合格の実力と今の実力のギャップをどのように埋めていくかという計画です。
みなさんは、どうでしょうか?
JESでは、受講生の皆さんに「何日までに何をやってください」という計画と目標を提示してます。合格という目標を達成するには、前日までに何をやったかで決まるのだと思うからです。
貴方が今日やるべき事をやっているのであれば、合格の可能性があります。しかし、計画通りに進んで無いのであれば、今日から挽回してください。筆記試験までは、あと70日有ります。まだ間に合います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
合格論文機械的作成法を理解するには。
JESでは、論文添削を無制限に行います。この目的は、ひな型論文・論理的記述法・一読了解論文及びその他の複数の項目で構成される合格論文機械的作成法を理解するためです。この添削回数無制限は、非常に重要です。
一般的には、3通の論文を無制限に添削を受けることで理解できるのが普通です。極まれに1通の論文添削で理解できる人がいますが、極めてまれです。しかし、要領の良い人であれば2通の論文添削で理解できる人が、ある程度います。3通が普通です。しかし、何かにつまずくと4通の添削を受ける人もいますが、最終的に合格論文機械的作成法を理解します。
問題なのは5通の論文添削を必要とする人です。5通もの論文添削を必要とする人は、勉強方法に何か重大な欠点が有ります。
過去に論文添削を27通受けた人がいます。過去の最多数です。「論文添削は、合格論文を多数作成するのが目的で無いですよ」と助言したのですが、聞き入れずに論文を27通作成しました。目的を間違えているのです。そして、その人は、筆記試験に不合格でした。
この例のように論文添削を5通以上必要とする人は、不合格と思って下さい。もし5通以上になるのであれば担当講師を変えるのも対策の方法です。なぜならば、合格論文機械的作成法は、2~4通の論文添削を無制限に受ければ、理解できるはずだからです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
仕事はチームプレー、勉強は個人プレーです。
ときどき仕事と同じ方法で勉強を進めようとしている人がいます。皆さん20年程度のベテランなので仕事のやり方が身に沁みついているのかもしれません。ですが、仕事と勉強のやり方は、変える必要があります。
例えば仕事です。仕事は、チームプレーです。チームとして良い結果が出せればよいので、個人が全てできる必要はありません。それぞれが、得意な事を分担して全体として最高の結果を出せばよいと思います。その方が、苦手な事を何とか克服して結果を出すよりも良い結果になります。その証拠に、顔の広い人の方が良い仕事をする場合が多いです。顔の広い人は、仕事を得意な人にお願いするからです。人間は、得意な事をやる方が積極的なので能力が伸びるのです。
これに対して勉強は、違います。勉強は、個人プレーです。試験会場において誰の力も借りずに自分一人の力で合格にたどり着く必要があります。仕事で得意な人にお願いしていた苦手な事でも勉強は、自分でできる必要があります。仕事では、正解を教えてもらうのも一つの方法です。なぜなら仕事は、個人の能力向上よりチームとしてのパフォーマンスが優先だからです。その証拠に仕事が進まないで困っているとき上司は、「あの人にお願いしろ」と指示をします。得意な人にやらせる方が良い結果になるからです。しかし勉強は、違います。どんなに時間がかかっても不得意な結果になっても全て自分でできる必要があるのです。
以上から技術士試験の勉強をしている貴方は、どのような困難でも自分で解決することを心掛けてください。それが、貴方の能力を伸ばすことになるのです。仕事と勉強は、違うのです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
今年合格する予定であれば、やるべき事があります。それは。
JES技術士セミナーでは、添削無制限の論文添削と300個超のキーワード学習で合格論文作成法を理解します。論文は、問題文の解釈法やひな型論文を適用して作成します。そのため論文は、合格論文を3通程度作成すれば、慣れて機械的に作成できるようになります。
しかしながら論文に書込むコンテンツは、キーワード学習で勉強します。多くの人は、このキーワード学習が不足しているため、合格論文を記述できずにいます。
簡単に言えば、器ができても中身の無い状態です。中身とは、キーワード学習によるコンテンツの充実です。
特に皆さんの苦手が、課題と将来動向です。この部分は、参考書やインターネットで調べてもあまり見つかりません。課題と将来動向の記述は、力量の求められる部分です。だから技術士を目指す貴方が、自分で考える価値のある部分なのです。多くの人は、自分で考えるのが苦手でキーワード学習が進まないようです。さらに一部の人は、課題・問題点・将来動向の区別ができない人もいるようです。
しかし、苦手だからと言って逃げてはいけません。苦手であればなおさら学習してください。なぜならば勉強とは、苦手の克服だからです。苦手から逃げている人は、永遠に不合格です。
貴方は、来年も技術士に挑戦しますか?それとも今年で合格しますか?もし今年で合格するのであれば、苦手から逃げないでください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士にふさわしい行動の出来る人が、合格する。
貴方は、技術士試験に合格する行動を行っているでしょか?
行動とは、毎日時間を作って勉強する・通勤時間を利用して勉強する・いつでも勉強できるように教材を持ち歩くなどです。
技術士試験は、自分が主体的に行動しなければ合格できない資格です。なぜなら技術士は、技術責任者(技術リーダー)の資格です。その責任者(リーダー)が、自分から主体的に行動できなければ、技術士にふさわしく無い人です。
そのため自分から主体的に行動でき無い人には、合格ノウハウを押し付けないようにしています。技術士にふさわしく無い人が、試験に合格すると本人は、不幸になります。なぜかと言うと、責任者として周りが期待するからです。その期待に応えられない人が、技術士に成ると苦しいだろうと思います。
貴方は、技術士にふさわしい行動を行っているかどうか考えてください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
貴方は、本気で勉強していますか?
貴方の本気度は、どのくらいでしょうか?
技術士試験は、本気で勉強しなければ合格しません。貴方の本気度は、どの程度か確認してみて下さい。確認方法としては、次の質問が良いかもしれません。
1、毎日勉強していますか?
2、苦手を逃げないで勉強していますか?
3、残業で夜遅く帰宅したときでも勉強できていますか?
4、仕事で疲れて帰宅したときに目の前に技術士試験の参考書があれば、開いて読みますか?
5、外出先で隙間時間の5分間ができたときに勉強していますか?
さあ貴方は、上の質問で何問「勉強している」と回答できるでしょうか?勉強していると回答した個数が、貴方の本気度です。
「勉強している」という回答が5個の人は、本当に本気です。今年の試験が楽しみです。合格祝賀会まで体調を崩さないようにして、このペースで頑張ってください。4個の人は、たぶん本気です。このまま頑張れば、運が良ければ合格するかもしれません。しかし気を抜かないようにして下さい。3個の人は、本気でしょうか?このままでは、少し心配です。貴方よりも頑張って勉強している人がいます。もう少し頑張って勉強してください。2個の人は、本気を出していません。今からでも本気になれば、まだ間に合います。頑張りましょう。1個の人は、厳しいです。本気で勉強するということは、どのような事なのかを再確認して下さい。もし合格したいのであれば、本気で勉強しましょう。0個の人は、いつ本気になるのでしょうか?本気になってから技術士試験にチャレンジしましょう。
技術士試験は、やればできます。やれば必ず合格します。しかし、やらなければ合格できる人は、いません。今まで合格した人は、貴方と同じように苦しみながらでも勉強した人です。世の中で何も問題無い最高の環境で勉強できる幸せな人は、いないと思ってください。誰もが問題を抱えながら勉強しています。問題を乗り越えて勉強する人が、技術士なのです。
そして最後に技術士試験の合否は、貴方が決めていると理解して勉強してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
無制限の添削で合格論文作成法が、理解できる。
あなたは、論文添削を受けていますか?JESでは、論文添削を開始しました。
早い人は、2通目の論文添削を受けています。ほとんどの人は、1通目の論文作成中です。1通目の論文にたいして添削と修正を繰り返しています。
いま技術士受験生に必要なのは、最短合格できる「添削回数無制限」で合格論文作成法の指導を受けることです。添削を受けながら合格論文を作成する過程で合格論文作成法を理解します。すなわち理解できるまで無制限の添削が必要なのです。
例えば、問題の要求内容の把握方法を理解します。問題には、貴方の知らない問われている能力が有ります。書いてはいけないNG項目があります。さらに書いた方がよいOK項目があります。
このような項目は、1回の添削では理解できません。理解できるまで無制限に添削を受ける必要があります。
貴方も無制限の添削で合格論文作成法を理解しましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
論理的でない文章を書けば合格から遠くなる。
貴方は、技術士論文を論理的に記述しているでしょうか?
多くの受験生は、単純に結果だけ「・・・の結果になる」「・・・と判断する」などと書きます。この書き方では、どれだけ高度な内容であっても技術士試験に不合格です。
技術士試験は、結果で合否判定していません。技術士試験で合否判定しているのは、プロセスにおける応用能力・課題解決能力・専門知識です。この能力を論理的に証明する必要があります。
良く間違える(不合格になる)例としては、次のような例があります。
1、応用能力:「・・・という応用例がある」「・・・と応用できる」
---------------×(応用能力無しと判定し 不合格)
2、課題解決能力:「・・・の課題を解決した」「・・・という課題がある」
---------------×(課題解決能力無しと判定し不合格)
3、専門知識:専門用語を多数記載して、専門知識を表現する
------------------×(専門知識無しと判定し不合格)
このコラムを読んでいる皆さんは、このような間違いをしないで下さい。全ては、論理的に記述する必要があります。論理的でない文章を記載した場合、評価が下がるので書けば書くほど不合格と思ってください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士論文で一番最初に気を配ること。
論文の記述方法を勉強するときで一番最初に気を配ることは、なんだと思いますか?
多くの人は、記述すべきコンテンツをあげるかもしれません。私はそうは思いません。私が一番気を配るべきは、解りやすさだと思います。
なぜそのように思うかといえば、論文記述目的を考えてみれば理解できると思います。論文記述目的は、読者に貴方の考えを理解して納得してもらい貴方の期待する反応をしてもらう事です。すなわち理解してもらわなければ、評価が始まらないんです。理解できなければ、門前払いになるのです。
こう考えたときにまず必要なのは、論文の解りやすさです。解りやすさを満足した次が、コンテンツの充実です。コンテンツの充実とは、技術士らしい内容の論文です。
これが、別の文書では違います。例えば、小説の場合は、感動や驚きやどんでん返しが必要です。解りやすい文書では、つまらない小説になってしまいます。しかし、技術士論文にどんでん返しは、不要です。
さらに、学会論文では、専門家として洗練された高度な内容である必要があります。なぜなら学会論文の読者は、研究者であり専門家です。そのため、学会論文は、読者に理解するための努力を求めても良い文書といえます。しかし、技術士論文は、会社経営者が読者です。技術士論文は、会社経営者が理解できる書き方で高度な専門的知識を記述する必要があるのです。
以上から、貴方が初めに論文を書くときに気を配るのは、解りやすさになります。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
努力を無駄をしないように、時間を有効活用しましょう。
5月中旬になり添削論文の提出が、一部の人で始まりました。(まだまだ一部の人ですが)
その添削論文を何通か拝見しているのですが、課題と問題点の間違いや将来動向の不備などが目立ちます。また技術的掘り下げが、浅い人も見かけます。
原因をヒヤリングで調べてみるとキーワード学習の不足が、問題のようです。論文を記述するネタのキーワード学習が不足の現状では、簡単な問題で合格論文の記述方法を理解することをお勧めします。
私の感覚では、キーワードで150個未満の人は、充実した論文を書くネタに不足しているので簡単な問題で添削を受けるのをお勧めします。難解な問題で添削を受けるのは、200個を超えた時点からが良いと思います。
記述ネタ不足の状態で難しい問題にチャレンジするのは、時間の無駄です。時間は、有効に使いましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
合格論文作成法は、2~4通の合格論文で理解する。
ついに筆記試験まで80日間になりました。筆記試験の準備は予定通りですか?JESがお勧めする筆記試験対策は、300個超のキーワード学習と合格論文3通以内での合格論文作成法の理解です。
キーワード300個超の根拠は、過去の実績です。100個以下で合格した人は、過去に1人もいません。200個以下で合格した人は、極まれです。300個以下で合格してた人は複数人いますが、確実に合格を目指すあなたは、300個超を目指してください。
さらに論文添削は、合格論文3通の完成を標準に考えてください。1通の完成で合格論文作成法を理解できたと判断するのは、早計です。偶然に合格論文を作成できた可能性もあります。
2通目の作成では、1通目で指摘を受けたNGを再度指摘されないように十分注意してください。何度も同じ指摘を受ける人は、勉強方法を間違えているかもしれません。勉強方法を工夫して指摘を受けないようにして下さい。例えば、ご自身が何度も間違えるNGリストを作成してリストを見ながら論文を作成するなどしてください。
2通目の作成でほとんど指摘を受けずに合格論文を作成できた人は、最短合格を果せるかもしれません。期待しましょう。ですが、2通目でも添削で2~3の問題点の指摘を受けるのが、普通です。
3通目の作成では、1通目や2通目で指摘されたNGを是正するので、すんなりと合格論文になるはずです。すんなりと合格論文を作成できた人は、合格論文作成法を理解できた人です。3通目の論文でもNGを複数指摘される人は、なぜ合格論文を作成できないか考えてください。同じNG指摘の繰り返しでは、永遠に合格できません。
4通目の論文は、1~3通の論文と同じ指摘を受け無いように十分な工夫ができてから作成してください。工夫せずに論文作成すると時間の無駄になる可能性が高いです。ご自身で工夫方法が解らない場合は、相談して下さい。
4通目の論文でも複数回NGを指摘される人は、根本的な問題があるかもしれません。勉強方法を工夫すると言うよりも「根本的に勉強方法を見直す」ことを考えてください。根本的に勉強方法を見直してから5通目の論文を作成してください。
以上で厳しい例を示しましたが、最短2通~最長4通の論文添削で合格論文作成法を理解できるはずです。念のため4通の論文を作成できるように勉強を進めてください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
やるべき事を正しく理解すれば、合格できます。
技術士試験で合格に重要なのは、やるべき事を正しく理解することです。というのは、セミナーに参加している受講生の皆さんを見ると「合格できる力がありながら実力発揮できず」の状態なのです。例えば、課題と問題です。多くの人が混同していますが、両方の項目は書き出すことができています。項目が、書き出せているので、後は、区分だけです。この例のように多くの人が、やるべき事を正しく理解できれば、合格できるようになるのです。
課題と問題以外でも同じくあと少し理解すればよいと思います。受験生の皆さんは、あと少しやるべき事を理解して、今年の試験を合格してください。そのためには、教えてもらうのが最短です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
貴方の実力が課題と将来動向の記述で解る。
キーワード学習では、「原理原則基礎技術」「課題」「問題点」「将来動向」を記述しています。
キーワード学習で重要な事の一つに「課題」が書けるかどうかが有ります。なぜかと言うと「課題」が書ける人は、実力者です。なぜならば、「課題」が書けるには、キーワードについて良く知っていて将来の有るべき姿が理解できている必要があります。
これに対して「原理原則基礎技術」は、学生でも書ける教科書的な知識になります。また「問題点」は、実務で困っている事なので社会人であれば誰でも書ける知識です。
さらに言えば「将来動向」を書くには、自分以外の人が何を考えているかを知る必要があるので極めて高級な知識と言えます。
キーワード学習において「原理原則基礎技術」と「問題点」は、書けるのが普通の実力で、「課題」と「将来動向」を書くのがあなたの実力証明だと理解して頑張って勉強してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
課題・問題点・将来動向の区別ができない人は。
昨日5/11(土)のセミナーでキーワード学習を行いました。皆さんキーワードの個数については、受講生同士の協力で問題無く進んでいました。すでに300個を超えている人や多くの人が200個前後まで来ていました。ただ、一部で問題がありました。
課題・問題点・将来動向の区別が出来て無い人が一部でいました。例えば次の3つの問題です。
1、「〇〇」について課題を挙げてあなたの考えを述べよ。
2、「〇〇」について問題点を挙げてあなたの考えを述べよ。
3、「〇〇」について将来動向を挙げてあなたの考えを述べよ。
「〇〇」は、貴方の受験部門の専門知識で任意の事を考えてください。例えば、「CO2削減」や「燃料電池」などです。
さて「1、~3、」の問題で違いを理解して解答を区別して書く事ができますか?「1、」では、課題が問われています。「2、」では、問題点が問われています。「3、」では、将来動向が問われています。それぞれ答えが違います。
この区別が出来て無い人は、筆記試験が極めて厳しいです。至急違いを理解してください。そうでなければ、せっかくの努力がムダになります。なぜなら求められている事と違う解答を書いたのでは、どんなに頑張っても不合格だからです。
このコラムを見ている貴方は、大丈夫ですか? 心配な人は誰かに相談してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
不得意な問題でも解答できるようにする。
JESでは、今日【5/11】が、技術士試験の筆記試験対策初日です。貴方は、いかがですか?JES受講生の場合、受講生間での協力があるためキーワード学習も早く進むのだと思います。300個を超えている人も何人かいますし、ほとんどの人が、200個前後まで来てます。あともう少しで300個超なのでこれからは、キーワード学習で蓄えた知識で合格論文の勉強です。
合格論文は、知っている事を記述する問題・考えを記述する問題・課題の述べる問題・などなど、パターンが数種類あります。パターンに合わせた合格論文の作成方法を学んでください。
このときに共通ルールもあります。例えば、先頭に空白を入れる場合と入れない場合です。あるいは、半角文字と全角文字です。
さらに誤字脱字などで即決で不合格になる場合もあります。
また選択できる問題が、得意分野と限りません。全て不得意な問題の場合にどの様に対応するかも勉強してください。キーワード学習で知識をしっかりと整理しておけば対応が可能です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
自分に適した参考書が見つからない人は。
キーワード学習で過去問題からキーワードを集め終わったでしょうか?JESでは、受講生の皆さんに平成19年度から平成24年度までの試験問題でキーワードを強調した資料を配布しています。その試験問題からキーワードを集め終わったら次は、専門雑誌からキーワードを集めましょう。専門雑誌は、試験作問委員も必ず読んでいますので重要です。
専門雑誌は、最低でも平成25年1月から確認しましょう。なぜかと言うと1月は、試験作問委員の推薦時期だからです。私の場合は、平成19年までさかのぼって資料収集しましたが。資料で特に重要なのは、特集記事です。特集記事というだけあってその時の注目されている話題が特集されています。そしてある程度まとまって解説記事も記述されているので重要情報の宝庫です。
専門雑誌の入手方法は、東京の場合「都立中央図書館」から借りるのが一番良いと思います。私たちが必要な本は、ほとんどそろっています。自分の住んでいる小さな図書館から書籍を取り寄せることができます。皆さんの地元でも蔵書の豊富な図書館があるはずです。そこから借りると良いでしょう。
借りるときは、数冊づつ同時に借りてください。そして、重要な部分をコピー機でコピーしてスクラップしてください。最近コピー機能の付いたプリンターが1万円以下で販売されています。気軽にコピーできるのでコピー機能付きプリンターを購入するのがお勧めです。
私の場合は、借りた専門雑誌を土日にコピーして平日読んで勉強していました。
技術士試験を勉強している人は、自分に適した参考書が無いと嘆く人が多いですが問題ありません。自分に適した参考書は、自分で作るものです。自分に必要な情報を集めて自分専用の参考書にして勉強すれば、どの分野を受験している人も問題ありません。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
将来動向の書けない人は、技術士試験に不合格です。
キーワードの書けない理由を聞くと「将来動向が無い」と回答する人がいます。本当にそうでしょうか?将来動向が無いということは、技術の場合発展性が無いという意味になります。貴方は今までにも経験していると思います。3Dプリンターの出現、スマートホンの出現、それぞれは、それまでに有った技術の改良です。同じような新しい物の出現が、貴方の分野でもあったと思います。
「将来動向が無い」と回答する人は、専門家で無い場合が多いです。貴方がもし将来動向が無いと思っている技術があれば、それは貴方がその技術をよく知らないからです。その技術が、今後どのように発展すべきか考えて無いからだと思います。「将来動向」を考えている人が、技術士にふさわしい人です。なぜならば、貴方の助言を求める会社経営者や自治体の長は、専門家に対して「これは、将来どうすれば良いのか?」という将来動向の助言を求めているからです。
また技術でなく社会制度や基準においても同様です。最近話題になっているPM2.5やエネルギー問題をどのように考えているのか、貴方は、述べる必要があります。貴方は、普通の技術者でなく将来の有るべき姿を考えている高級技術者(=技術士)だからです。
そして回答を求められたときに「課題・問題点・対策」をキチント分けて説明する必要があります。会社経営者や自治体の長が、「課題は?」「問題点は?」「対策は?」と質問したときにそれぞれ違う回答であれば、考えの整理できている信頼できる技術者と判断できます。しかし、それぞれを分けて説明できない人は、信頼されません。なぜなら考えが整理できてない技術者だからです。
技術士試験の合格を目指す貴方は、将来動向をしっかりと考えて課題・問題点・対策を分けて説明できるように成ってください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
合格論文作成法を理解するための論文添削の受け方は。
論文添削ですが、3通を基本にするのがお勧めです。
まず1通目の論文は、貴方の得意分野を作成しましょう。選択科目は、ⅡまたはⅢのどちらか任意で選択します。そして添削を4~5回受けて「合格論文の書き方」を理解しましょう。論文添削を受ける目的は、合格論文を作成するのが目的でありません。もし合格論文を作成するのが目的であれば、貴方が作成するのでなく指導者が作成した方が早いです。合格論文作成法を学ぶのが目的なので、論文は、貴方が作成修正してください。添削に頼って合格論文を作成するのは、目的から外れています。最悪は、添削してもらう事を期待して論文を作成して提出することです。合格論文作成法を理解するには、指導されたことを箇条書きにしておくのも効果的です。次回論文を作成するときに箇条書きを見ながら作成できます。さてこの1通目の論文は、1カ月程度で終了しましょう。
2通目の論文は、1通目と違う選択科目のⅡまたはⅢから選んでください。そしてなるべくあなたの苦手な分野を選んでください。論文を作成するときは、1通目の指導内容を確認しながら作成してください。同じ指摘を受け無いように注意深く作成してください。合格論文の作成法を理解したつもりでも書けない場合、なぜ書けないかを学んでください。1通目の論文作成で理解したと思っていた勘違いを是正してください。おそらくこの2通目の論文で合格論文作成法は、ほぼ理解できると思います。添削回数は、3回程度を目安にしてください。
3通目の論文は、選択科目のⅡまたはⅢで自分の不得意な方を選んでください。そして1通目と2通目で学んだ合格論文作成法の全てを確認して下さい。くれぐれも同じ指摘をされないように頑張ってください。そして1~2回の添削で合格論文を作成できれば、合格論文作成法は、卒業です。
以上3通の論文は、7月上旬までをめどに終了してください。残りの日にちは、キーワード学習に専念です。キーワード学習で合格論文に必要な知識の整理整頓をがんばってください。合格論文作成法は、あくまでも器です。器に入れ込む知識は、キーワード学習です。キーワード学習無しでは、合格論文作成法を学んでも無意味です。
なお3通の論文で合格論文作成法を理解できなかった人は、最大でも5通までです。5通で理解できない人は、何通作成しても理解できません。勉強方法を変えることをお勧めします。過去に最大で27通の論文を作成した人がいました。当然不合格です。JESでは、この反省を踏まえて添削回数無制限ですが、論文数を本番試験で解答する問題数までに制限しています。
合格論文作成法を理解するための論文添削は、最短2通、標準3通、最悪5通と思って勉強してください。なお1通で理解するのは、よほどの実力者です。自分には当てはまらないと思ってください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
5月連休は、どうでしたか?その結果が、貴方のバロメーターです。
5月連休が終了して今日から平日です。連休中は、どこまで勉強できましたか?4/27(土)~5/6(火)の10日間でキーワードを何個調べたかが、貴方の勉強のバロメーターになります。
空き時間があったにもかかわらず、ほとんどキーワードを調べなかった人は、今年の試験が厳しいと思います。周りの人は、しっかりと勉強しています。なぜ技術士試験にチャレンジしているのかを再認識してください。そして反省してこれから頑張ってください。
空き時間が無く、ほとんどキーワードを調べられなかった人は、工夫しましょう。これからもあなたは、忙しいと思います。あるいは、これからもっともっと忙しくなるかもしれません。勉強仲間と情報交換して頑張りましょう。合否判定は、貴方が忙しいかどうかに無関係です。どのような理由が有ろうとも勉強しなければ、厳しい結果になります。
今回の連休を活用して、上手くキーワードを調べた人は、そのまま頑張ってください。これから忙しくなりますが、頑張れば合格率も上がります。キーワード個数が、貴方の合格率に比例すると思って頑張ってください。
連休中も忙しく、それでもキーワードを調べて成果を出した人は、安心です。忙しくてもきちんと勉強のできる人なので、88日後の筆記試験を楽しみにそのまま頑張ってください。その努力は、必ず報われます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
苦手から逃げないで。貴方の欠点は。
今日で筆記試験まで89日間です。ついに筆記試験まで3か月を切りました。筆記試験対策は、どこまで進みましたか?
「受験申込書及び業務経歴票」を提出した後は、筆記試験対策です。筆記試験対策でやってほしいのが、次の2件です。
1、キーワード学習で知識の整理。(目標300個超)
2、論文添削2通以上。(目標3通以下で最短理解)
ここで、キーワード学習は、どうしても日数がかかります。またキーワード学習は、地道な作業です。そのため、勉強が、どうしても論文添削に逃げてしまうので注意してください。
論文添削は、考え方を学ぶ勉強です。しかし、考え方は、最短で1週間で理解できる人もいます。キーワード学習の方が長い時間がかかるので、キーワード学習の勉強を優先しましょう。キーワードが300個を超えるまでにあと何個必要か、貴方は知っているはずです。苦手から逃げないで頑張ってください。得意な事をやってもこれ以上の得点上乗せは、出来ません。合格点から上の得点は、不要なのです。貴方が狙っているのは、満点でなく合格点です。不得意の底上げが、貴方には必要なのです。苦手から逃げないでください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
書くのが苦手な人が、文書力をつける方法は。
貴方は、文書を書くのが得意ですか?それとも苦手ですか?
苦手な人に聞きます。貴方は、友人や家族などと話をするのが苦手ですか?もし親しい人と話をするのも苦手であれば、かなり重症で専門的な対策が必要です。もし親しい人と話をするのが苦手でなければ、テクニックで文書を書く苦労を解消できます。
今日は、いくつかの対策方法のうち誰にでも当てはまる対策2件と参考になる書籍を紹介してみようと思います。
1件目の対策は、かなり文書を書くのが苦手な人用の対策です。対策は、夜寝る前にその日1日を書留める癖をつけてみることです。内容は、問いません。1日の出来事でも良いですし、考えた事でも良いですし、明日やるべき事でも良いです。とにかく毎日書く事を続けてみます。しばらく続けていると、文書を書くコツみたいなものが身に付きます。書き方は、定型文にならないように自由形式にしてください。この対策は、苦手意識をなくすことができます。この対策でこの「坂林和重の技術士試験コラム」(1,000字)程度であれば、普通に書けるようになります。
2件目の対策は、比較的軽症な人用の対策です。対策は、書き出す前に構想を練ることです。文書は、いきなり書き始めると一番気になる結論を先に書いてしまいます。結論を書いてしまうと文書が、そこで終わってしまう場合が多いです。そこでかき出す前に、メモ程度で何をどの順番でどの程度の量を書くか構想を練ります。構想は、目次のようなものです。構想がある程度決まったところで初めて書き始めます。この対策が身に付けば、2,000ページ程度の書籍でも書く事ができるようになります。私(坂林)が書籍原稿を書くときは、この方法を使ってまず目次を作成しています。
紹介した以外に対策は、無数にあります。研究してみてください。
最後に1冊書籍を紹介します。書籍は、すばる舎から出版されている「後藤禎典著:時速1000字で書く技術」です。この書籍は、ビジネス文書や小論文などを素早くまとめて一気に書く方法を解説しています。文書を書くのが苦手な人は、読んでみると良いと思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
専門知識、専門知識及び応用能力、課題解決能力を理解してますか?
貴方は、試験問題の目的に合わせた勉強をしていますか?技術士試験は、Ⅰ必須科目・Ⅱ選択科目・Ⅲ選択科目で出題されます。それぞれ分けてあるということは、問題の目的が違うということです。さらに目的が違うということは、解答内容が違うということです。以上から、それぞれに合わせた勉強方法を行う必要があります。
Ⅰ必須科目は、「技術部門」全般にわたる専門知識を確認すると公表されています。さらに専門知識とは何かをすでに公表されています。何を確認するか公表されているのですから、あらかじめ目的に合わせて勉強しておく必要があります。
Ⅱ選択科目は、「選択科目」に関する専門知識及び応用能力を確認すると公表されています。ここで確認される専門知識は、必須科目と別の専門知識です。さらに、応用能力も確認されます。応用能力を文書で表現する方法を勉強しておく必要があります。
Ⅲ選択科目は、「選択科目」に関する課題解決能力を確認すると公表されています。皆さん課題解決能力を理解していますか?課題解決能力を正しく理解して無ければ、解答文も正しくなりません。課題解決能力とは何かをしっかりと理解して目的に合わせて勉強してください。
専門知識、専門知識及び応用能力、課題解決能力の意味を常に意識しながらキーワード学習をがんばってください。
キーワード学習は、やり方を自分なりに工夫してください。
皆さんは、いまキーワード学習をしていると思います。キーワード学習は、やり方を自分なりに工夫してください。キーワード学習の目的は、知識の整理整頓です。さらに自分の考えをまとめることです。この目的に、貴方の苦手な事の克服も加えてください。
例えば手書きの苦手な人は、手書きでキーワード学習をしてください。文体は、断定的になる「である調」にしてください。
もし300個にほど遠い人は、文書の書き方練習と数量の積み増しのどちらを優先するか判断して進めてください。数量の積み増しを優先する場合は、単語の羅列でもキーワード学習になります。箇条書きを多用しても良いと思います。
書き方練習をするのであれば、なるべく短文を意識してください。一文一意を意識してください。複雑な内容の文章では、主語の省略をしないように意識してください。
解りやすい文書構成には、「起承転結」が有ります。「起承転結」は、一般人の文書構成です。技術者の文書では、結論を早く書くために「起結承転結」と言う書き方もあります。結論を2回述べる方法です。「結」の文字の大きさにも意味があります。意味が解りますか?
短い文節で結論を先に書くには、次のようにする文書構成もあります。
結論は、・・・である。
何故ならばその理由は、・・・だからである。
ゆえに結論は、・・・である。
「・・・」の部分は、適宜必要な文書にします。この構成がなぜ良いかは、自分で理由を考えて気づいてください。
貴方は、社会人です。社会人と学生は、勉強方法が違います。学生は、指導者に教えてもらって覚えるのが勉強です。社会人である貴方は、指導者に教えてもらって自分で考えるのが勉強です。
いま指導者のいない人は、指導者を見つけて自分の欠点是正の指導を受けてください。自分で気づいている欠点は、いつか是正できますが、気づかない欠点は、永遠に是正できません。気づかない欠点は、指導者に指摘をもらって初めて是正できます。勉強とは、欠点の是正です。手書きの苦手な人が「手書きが苦手なのでパソコンで書きます」は、勉強から逃げています。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
成功者は、意見をよく聞いて自分で考えて判断する。
昨日は、「人間は、自分の都合の良いように考える」と話しました。別の見方をすれば、「人間は、自分を正しい」と思い込み「自分の物差しでしか判断できない」とも言えます。
この人間の特性は、必要性な特性なので誰でも持っているのですが、技術士試験を受験する人のほとんどは、さらに「自分はできる人間」と思っています。
これらの特性は、うまくかみ合うと技術士試験に合格する大きな力となりますが、かみ合わないと大きなブレーキになります。
ブレーキになる例としては、自分の意見が正しいと思い、周りの意見を聞かない人です。
自分の考えを正しいと思い自信を持つのは、良いのですが、周りの意見を聞かずに成功する人は、極めてまれです。TV番組などで「周りの反対を押し切って成功した」と紹介される立志伝話がありますが、成功例は、TVで紹介されるほど珍しいことだということです。大多数は、普通の事として失敗してTVに紹介されません。あたりまえのことだからです。
さらに、もしあなたの会社の役員などを観察することができたらよく見てください。重要な地位にいる人ほど周りの意見をよく聞きます。(聞いた後でどのような決断をするかは、別の話ですが)
5月からは、筆記試験対策です。もし皆さんも成功(技術士試験に合格)したいのであれば、自信のあることでも意見をよく聞き自分で考えて判断して勉強してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
人間は、自分の都合の良いように考えます。
もうすぐ筆記試験まで90日になりますね。キーワード学習は、進んでいますか?
このコラムで何回も説明しているようにキーワードが、~100個以下で極めて厳しい結果になります。100個~200個で極めて優秀な人が、過去に合格したことがあります。ですが、自分に当てはまると思わない方がよいです。200個~300個であれば、合格の可能性があります。しかし確実に合格を狙うあなたは、300個超~を目指して頑張りましょう。あと90日余りです。1日に何個のキーワードを作成すればよいか逆算できます。
それから、キーワード学習の品質も重要です。キーワードシートの内容で、解答論文が書けるか確認して下さい。できれば解答論文が、合格の内容になっているか添削を受けてください。
人間は、自分の都合の良いように考えます。安易に「自分だけは大丈夫」と思いがちです。例えば、宝くじを買っている人は、1億円の当選者が数百人しかいないのに「自分は当たるかも」と思って購入します。そして年間数千人の交通事故死は、自分に関係ないと思います。自分に都合よく考える典型です。
自分で作成した論文も自分には、欠点が見えません。自分で気づく事ができずに正しく直せないから欠点なのです。それを「欠点に気づかないから合格論文」と勘違いしないようにして下さい。自分に都合よく考えないようにして下さい。
なお、合格論文は、3通書ければOKです。後は、同じことをやれば何通でも合格論文を書く事ができます。ただし、合格論文を記述するネタは、キーワード学習です。キーワード学習が不十分だと、合格論文を勉強しても無駄です。ピース無しでジグソーパズルに挑戦するようなものです。記述するネタの不足では、永遠に合格論文が、完成しません。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
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