坂林和重の技術士試験コラム
2011年8月
技術士試験、①目的と②目標を持ち実現に向かって③最適な方法を④最優先で⑤実行する。
みなさんは、同じことをやっても技術士試験で「合格する人」と「不合格の人」の違いが分かりますでしょうか?
その違いは、①目的と②目標を持ち実現に向かって③最適な方法を④最優先で⑤実行するかどうかです。毎年多数の人が合格する資格試験では、特殊な能力を求めていません。
①目的とは、例えば「技術指導を通して社会貢献をしたい」など人生をかけて目指すべき方向です。
②目標とは、目的を実現するための一つとして「技術士資格を取得したい」などです。
③最適な方法とは、自己流で無く「先人の英知を活用した無駄の無い方法」です。
④最優先とは、実施すべき優先順位として「何にもまして優先して実行する」と位置付けているかどうかです。
⑤実行とは、どのように良い考えも「実行して初めて結果が出る」ということです。
あなたは、いま何を考えて技術士試験を受験していますか?
もし何回も不合格が続いている人は、考えてみてはいかがでしょうか。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験は、やるべきことをやれば合格できる試験です。
きょうは、同じ時間を勉強しても合格できる人と合格できない人の違いについて書いてみます。
わたしたちは、等しく24時間で生活しています。また、同じ情報社会に生活しています。もちろん技術士試験の合格のために全力を注いでいます。そして等しく同じ条件で技術士試験を受験します。
ですが、試験に合格できる人とできない人がいます。多くの人は、「頭の良い人が合格」と言いますが、私は違うと思います。
技術士試験は、毎年約3万人が受験して約4千人が合格する試験です。なにも合格するのに1番の成績になる必要ありません。受験生は、3万人中で4千番以内の成績に入れば合格です。
成績で3万人中で4千番目で合格とは、極めて多い人数です。例えば、マラソンで考えてみてください。マラソンで1番や2番などは、話題になります。場合によっては、入賞すれば話題になります。ですが、4千番目の選手は、話題になりません。これだけ4千番目とは、普通なのです。(もちろん頑張っているでしょうが)
これは、受験生が1000人程度でも同様です。10%の合格率であれば、100人以内に入れば良いのです。(もちろん簡単で無いですが、特殊な能力不要です。やるべきことをやる人が合格です)
すなわち技術士試験は、特殊な人だけが合格する試験でなく、普通の人が頑張ることで合格できる試験です。では、なぜ等しく努力している普通の人で、合否が分かれるのでしょうか?
わたしが気付く違いは、次の3点です。
1、技術士試験で確認される能力を理解しているか?
2、合格までの学習計画を持っているか?
3、学習効果を確認しながら計画通りに学習したか?
技術士試験は、特別の人だけが合格できる試験でありません。普通の人が、やるべきことをやれば誰でも合格できる試験です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
合格に近づくために「目的」と「目標」の設定をお勧めします。
きょうは、合格に近づくために「目的」と「目標」の設定をお勧めします。
目的とは、何のために技術士を取得するかという理由です。この目的が明確になっていないと、技術士試験に挫折しそうになった時に踏ん張りが利かなくなります。
技術士を取得する目的を明確にし、技術士試験を単なる通過点にしなければなりません。
さて目的は、なんでもかまいませんが、なるべく大きな目標が良いです。例えば、人生の生き甲斐になるようなものが良いです。目的を明確にすることで、技術士試験を挫折しそうになっても頑張れるようになります。
さらに目標は、いつまでにどのような方法で合格するかなどです。この目標が無ければ、勉強に力が入りません。この目標無しの例を言えば、「距離や方角が解らないが、長距離レースに優勝してくれ」というようなものです。
マラソンなどは、ゴールが解っているから走ることができます。もしゴールまでの距離や方向などが不明だったら、とても走ることなどできません。あるいは、方向が解らずに走れば、ゴールから遠ざかるかもしれません。
さあ目的と目標を明確にして、技術士試験の一発合格を目指しましょう。
1回の受験で合格するには、どうするかを考えて勉強する。
きょうは、1回の受験で合格する人と複数回の受験をする人の違いについて書いてみます。
まず断言できるのは、合格までの受験回数の差は、能力の違いではないということです。
見ていて感じる違いは、勉強する姿勢に違いを感じます。
1回の受験で合格する人は、「1回の受験で合格するにはどうするか」を考えて一生懸命勉強しています。
複数回の受験をする人は、一生懸命勉強しますが、1回の受験で合格しようと考えていません。(なるべく早く合格したいと考えて勉強しています)
この受験回数の意識の有無が勉強の効率や勉強計画に影響します。
「時は金なり」と言います。2011年は、1回しかありません。ぜひ1回の受験で合格されることをお勧めします。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
今日から3分割展開法で来年は、余裕で合格。
きょうは、来年の受験について考えてみます。
筆記試験で思うように論文が書けなかった人は、今から来年の準備をすることをお勧めします。
思うように論文が書けなかったとは、次の人です。
1、応用力を論文で表現できなかった。
2、課題解決力を記述できなかった。
3、論理的思考力を論文で表現できなかった。
4、論文の最後のページで空白行が2行以上になった。
以上のどれかに当てはまる人は、キーワードを3分割展開法で知識整理することをお勧めします。
キーワードの量が充実すれば、「4、」を解決できます。
3分割展開法で「1、~3、」を解決できます。
いまから来年の試験準備を進めて、来年は、余裕で合格しましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術的体験論文は、経済的効果を記載するのが望ましい。
きょうは、技術的体験論文の記載内容について話してみます。
技術的体験論文は、経済的効果を記載するのが望ましいです。この理由は、このコーナーで事あるごとに「技術士の論文提出相手は、会社経営者です」と話しています。みなさんが技術士になると技術コンサルタントを始める相手が社長や役員などです。
社長や会社役員の興味は、経済的効果です。そのため必須条件とまでは言えませんが、経済的効果を記載するのが、極めて望ましいです。
またCO2削減効果や省エネルギーも掲載すると良いと思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
「技術的体験論文」は、提出済み書類と一致させることが合格の必須条件です。
JESの技術士セミナーに技術的体験論文作成から参加される人が多数います。技術的体験論文の下書きを拝見すると①受験申込書と②業務経歴票の両方を満足した③技術的体験論文を書いている人は、少ないようです。3点が不一致になると技術士試験の合否に致命的ですので、今日はこの説明をします。
さて皆さんは、①受験申込書に「受験部門」「選択科目」「専門とする事項」を記載しました。これを記載したということは、「私の専門は、これです。これを専門に技術士としての能力を判定してください」と受験申込したことになります。
すなわち「専門とする事項」の専門家であることを、証明できる③技術的体験論文でなければなりません。
またさらに②業務経歴票は、「専門とする事項」を7年(または4年)以上経験してきたことを証明する書類です。しかし、③技術的体験論文を書こうとしてみてみると、7年間に不足する例が多いです。この7年間は、社会人経験7年でありません。「専門とする事項」の経験7年です。
以上から、①受験申込書と②業務経歴票の作成指導を受けずに受験した人がJESのセミナーに参加してきたときは、一番最初の業務分析から指導を始めています。自分なりに作成された③技術的体験論文は、ほとんど原形をとどめずに書き直しになる場合が多いです。
皆さんは、くれぐれも3点を一致させて技術的体験論文を作成してください。一致させないと、合否に致命的な影響を与えます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士セミナーで話した内容について書いてみます。
8/20(土),8/21(日)と技術士セミナーを開催してきました。きょうは、セミナーで感じたことを皆さんにお話しします。
【1】8/20(土)午前
8/20(土)は、午前中にH24年度の受験生を対象にセミナーを実施しました。その中で質問されたことに「最良の受験対策」がありました。
最良の受験対策は、技術士としての能力を身に付けることです。技術士試験の目的は、受験生が技術士と自称しても問題ない人かどうかを確認することです。そのため、技術士としての能力があれば、どのような難問が出題されても合格するのです。難問を恐れる必要ありません。出題傾向を考える必要ありません。
技術士として知っておくべきこと、考えるべき事を勉強しましょう。
【2】8/20(土)午後
8/21(日)は、午後にH23年度の技術的体験論文についてセミナーを実施しました。その中で、受験申込書に記載した「専門とする事項」に適合した内容の技術的体験論文を書いてくださいと説明しました。「専門とする事項」は、受験生自身の専門分野です。その専門分野を証明するのが、業務経歴票であったり技術的体験論文です。そのため各資料では、7年(または4年)以上の専門とする事項を証明する必要があります。
「専門とする事項」「業務経歴票」「技術的体験論文」の内容を一致させて記載してください。
【3】8/21(日)
JESの受講生が、筆記試験を終了して晴々した笑顔で集まりました。みなさん言葉では、「自信ありません」と話されていますが、笑顔いっぱいです。JESで今年度の合格率は、昨年の61%以上(70%?)になる予感がしています。
さて技術的体験論文ですが、充分注意する必要があります。技術的体験論文だけで合否判定されますので、今から作成を開始してください。8月~10月の3カ月間で作成すれば、理想的な論文になります。合否判定を待ってからの作成では、遅すぎます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験は、早く合格しましょう。
今日(8/20)にH24年度の技術士受験対策無料セミナーを実施しました。
まず今日は、お勧めしたい事を書いてみます。
何があってもH24年度の試験で合格していただきたいと思います。
理由の一つ目は、時は金なりです。1年余計に勉強すれば、その分だけ勉強を必要とします。毎日2時間勉強するとして時給2,000円であれば、1,460,000円を無駄にすることと同じです。(勉強は、無駄でありませんが)
2,000円×2時間×365日=1,460,000円
二つ目、H24年度は、1回しか無いということです。どれだけお金を使ってもH24年度は、再現できません。過ぎ去ってしまった時間は、どんなにお金を使っても二度と戻ってきません。
三つ目は、複数年の受験をしている内に技術士受験が目的化してしまうということです。技術士試験受験の本来の目的は、技術士になって活躍することです。試験は、通過点です。1年でも早く合格しましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
筆記試験で致命的な問題が無い限り、合格前提で次のステップへ。
技術的体験論文の作成を始められない人がいたので、思うところを書いてみます。
技術的体験論文で始めない人に次の理由があるようです。
1、白紙ページがある。
2、問題番号やページ番号を書かないなど解答に欠陥がある。
3、解答内容に自信が持てない。
4、合否が決まらないと始められない。
上記の内で「1、」は、問題がありますが、それ以外は合格の可能性があります。
採点官は、一人でも合格させたいと思いながら採点しています。なぜなら採点官も数年前まで同じ受験生でした。採点官は、受験生の苦労が手に取るように理解できます。
ただし一人でも合格させたいのですが、それなりの裏付けが必要です。
例えば、「2、」などは、問題番号未記入でも明らかにどの問題を解答したか判断できれば、採点官の心情として合格させたくなります。
また「3、」においてもなるべく好意的に採点したくなります。良い方と悪い方の両方に判断できる内容は、良い方に判断してくれることを期待しましょう。
「4、」は、論外です。採点官が好意的に判断しようとしているのに、受験生自身が合格の努力を惜しんでいる人は、合格まで複数年かかると思ってください。
筆記試験で致命的な問題が無い限り、合格前提で次のステップへ進みましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
筆記試験が残念な人は、来年受験の勉強をすぐに始めましょう。
きょうは、筆記試験の結果が悪かった人向けに書いてみます。
悪かった人とは、解答用紙で白紙が1/2ページ以上ある人です。
白紙が多い場合は、悪い結果になると思います。が、しかし、あなたの実力は、筆記試験にピークを合わせてきました。
せっかく実力をピークに持ってきたので来年に向けて現状を維持向上しましょう。
今から勉強を開始すれば、今年のように直前で苦労することがありません。
ある程度勉強に余裕が生まれます。
勉強する内容は、重要キーワードです。なぜかと言いますと、白紙が多いということは、キーワード学習の不足だからです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術的体験論文は、ひな型論文を使って迷わず合理的に記述しましょう。
技術的体験論文の内容は、次の条件も検討が必要です。
1、図表やグラフなど定量的な表現ができるか。
2、論理的な課題解決をしているか。
3、経済的評価ができるか。
4、現時点での業界技術に比べて陳腐化して無いか。
5、今後の課題が書けるか。
ここまで3回にわたって説明した項目を検討したら、技術的体験論文を5W3Hを意識しつつ記述します。
この時にひな型論文を使うのが迷わず記述でき失敗もなく合理的です。(ひな型論文は、JESの無料セミナーで配布しています)
技術的体験論文のテーマで、どのような業務を取り上げるのが良いか。
きょうは技術的体験論文のテーマで、どのような業務を取り上げるのが良いかを書いてみます。
一般的には、10年以内を基準にするのをお勧めします。
ただ業界によっては、進歩の速い業界があります。例えば、生命科学の業界やデジタルデータ処理の業界です。このように進歩の速い業界は、5年程度を基準にすると良いでしょう。
また、成熟した業界では、技術革新がゆっくりと進みます。その場合には、15年程度を基準にしても良いかもしれません。
技術テーマの条件は、技術士らしいテーマというのが絶対条件です。技術士の技術的体験論文が、陳腐化したテーマではいけません。またあまりにも最先端すぎてもいけません。あまりにも最先端すぎる業務とは、実務に使う前の研究段階という意味です。(技術士は、実務家であり研究者ではありません)
次に設備導入などをテーマにする場合で、導入設備が廃却されている場合などもテーマ選定として良いと言えません。口頭試験のときにいろいろと質問されるはずです。できるだけ今でも稼働している設備をテーマにしてください。
それから失敗業務よりも成功業務をテーマに選定してください。試験センターが公表している課題で「技術士にふさわしいと思われるもの」と書かれています。失敗する技術士よりも成功する技術士の方が良いでしょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術的体験論文の選定内容について(その1)
今回から数回にわたって技術的体験論文のテーマ選定について書いてみます。
技術的体験論文のテーマですが、業務経歴票の業務内容から、類推できる名称とします。
選択としては、過去の10年以内から選択するのがノーマルです。
ただし、テーマが陳腐化して無ければ、10年以上前のテーマでも構いませんし、陳腐化していれば、10年以内でも問題があります。
さらに内容は、専門家が担当したとわかる業務とします。専門家で無く初心者でも可能な業務では、いけません。
さらにあなたが責任者の業務を選択します。
現場合わせ的な業務で無いこと。
技術者としての意見が書ける事。
課題があること。
次回は、記述内容について書いてみます。
自分を信じ・自分を励まし・次のステップへ全力でチャレンジです。
JESのセミナー受講生から筆記試験の再現論文が、続々届いています。論文とともに、試験の感想で「自信が無いです」と必ず添え書きしてあります。
あえて言います。【いま合格の自信がある人は、皆無です】
合格したいと思う気持ちが大きいほど、不安になるものです。
皆さん合格の自信が無いでしょうが、この時こそ自分の努力を信じましょう。
自分を信じ・自分を励まし・次のステップへ全力でチャレンジです。
皆さんは、石巻の中学生が東北関東大震災のときに津波に対して全力で逃げ切った話をご存知だと思います。
今度は我々が、模範を示す番です。我々の後に続く人たちへ「技術士を受験する模範」を示しましょう。
皆さんが自分を信じて次にやるべき事は、技術的体験論文の作成です。
全力で頑張りましょう。
技術的体験論文のあらすじ記載を開始しましょう。
今日から平日です。きょうからは、技術的体験論文の作成をスタートしましょう。
まず技術的体験論文の記述ネタを試験センターへ提出済みの業務経歴票から選択します。
一番良い選択は、業務経験と論文が、完全一致することです。説明すれば、どれを選択したか理解してもらえるのであれば、それもやむなしです。最悪、説明してもどれを選択したか理解してもらえない論文は、避けましょう。
技術的体験論文が決まれば、次は、あらすじの記載です。
あらすじの記載後は、データ収集です。技術的論文にデータが不可欠です。(といってもあまりにも詳細なデータで無くてよいです)
なお、技術的体験論文は、失敗業務でも良いですが、あえて失敗業務を選ぶことは避けましょう。成功業務を技術的体験論文にするのがノーマルです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
今日の筆記試験の判定は、合格を信じて次の準備を始めましょう。
このコラムを読まれているのは、試験が終わった時間でしょうか?
内容はともかく最後の行までしっかりと解答されましたでしょうか?
もし数行の空白ができたとしても、全問解答できれば、推定合格と考えましょう。
合格と考える理由は、技術的体験論文を作成するモチベーションを維持するためです。
合格発表の10月27日を待ってから、技術的体験論文を作成しては、間に合いません。提出日の11月7日まで10日間です。10日間の短期間で作成したレベルの低い論文では、不合格になります。
我々は、合否を思い悩んでいる人をしり目にこれからの3カ月間を有効に活用しましょう。今日から3カ月間で最高傑作の技術的体験論文を作成するのです。
論文で空白ページが無い限り自分の努力を信じ、合格を確信しましょう。
まず始めるのは、提出済みの業務経歴票から論文テーマを選定します。
次に論文テーマのあらすじを作成して業務データを集めましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
どのような事をしても最終行まで記述してください。
技術士試験の問題文には、記述枚数が指定されています。「2枚以内に記述しなさい」や「3枚以内に記述しなさい」などです。
この指定枚数は、2枚や3枚のギリギリ最終行まで記述できるか確認することを意味しています。
2枚と指定しても空白を残して1枚しか記述しなければ、それだけの実力と判断されます。3枚も同様です。
なぜならば、論文を書き慣れている人にとって3枚以内と指定されているのは、4~5枚の記述できる内容を3枚に短く記述する感覚です。これが、指定枚数以内に記述する意味です。
そのため、最終頁が、空白の多い場合、記述量不足と判定されます。場合によって記述量不足で不合格になります。
よって、良い方法で無いですが、問題文の引用をしてでも最後の行まで記述してください。(あまりやってほしくないですが、非常手段です)
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
未知の問題を解答するときは、自分の得意分野からアプローチする。
技術士試験では、試験問題で自分に知識のない問題が出たときの対処も考えておいてください。自分に知識の無い問題が出たときは、ひたすら自分の知識の中で類似を探します。
例えば、放射能汚染について聞かれたとして、知識が無いとします。その時に、O-157や薬害エイズなど別の知識を応用します。
O-157では、カイワレ大根が間違った伝染媒体とされて混乱しました。薬害エイズでは、対処が遅く被害を拡大させました。このように自分の知っている知識や得意分野などから類推して論文を記述します。
論文の書き方には、固定的なものなどありません。未知の問題を解答するときは、自分の得意分野からのアプローチが有効です。
ただし重要なのは、次の点です。
1、聞かれていることにもれなく答える。
2、わかりやすく記述する。
3、専門家らしく論理的に記述する。
以上さえ外さなければ、合格の可能性が高い論文になります。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
試験会場に持参するものは、決めましたか?
明日(8/5)は、休暇を予定している人もいるようです。
今までの総決算のつもりで頑張ってください。
試験会場に持参するものは、決めましたか?
1、受験票
2、筆記用具(シャープペン、消しゴム)
3、耳栓
4、お弁当
5、水筒
6、タオル
7、保冷剤
それから服装も気配りしてください。エアコンの吹き出し口などであれば、風対策も必要かもしれません。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士試験に向けて体調を整える時期です。
みなさん生活パターンをそろそろ朝型に切り替えてください。
人間の脳は、起きてすぐに活動できないそうです。また、充分な活動をするには、朝食が重要だそうです。
試験日まであと4日間です。夜型の人が、朝型に切り替えるには、時間が必要です。すでに朝型の人は、さらに体調を整えてください。
技術士試験は、年に1回しかありません。時間もお金です。時給の高い人にとっては、貴重です。
試験会場から遠くに住んでいる人は、ホテルに前泊しましょう。また1年勉強することを考えれば、ホテル代など安いものです。
悔いのないように万全を尽くしてくださいね。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
最善を尽くし続ける人、試験から逃げない人が、技術士にふさわしい人。
みなさん、ついに今度の日曜日が、技術士第二次試験の筆記試験です。ですが、心穏やかにして淡々と試験日を迎えてくださいね。
試験は、決してみなさんを攻撃したりしません。噛みついたりもしません。試験は、皆さんの現状の実力を判定するだけです。
ごくまれに試験を欠席する人がいますが、欠席しないでください。今年試験を欠席すれば、来年も欠席します。
最終的に合格するとしても今年の試験は、合格のための一里塚と思って最善を尽くしてください。
今年最善を尽くせない人は、来年も同じく最善を尽くせません。
むしろ最善を尽くし続ける人、試験から逃げない人が、技術士にふさわしい人と思ってください。
技術士にふさわしい人になるべく一緒に頑張りましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
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