技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

2011年5月

技術士試験、資料のコピペと知識を教えてもらう勉強は、ダメ。

2011.05.31

きょうは、「資料のコピー&ペーストで勉強している人」「指導を受けて勉強している人」について記載してみます。

この方法は、非常にスピーディーに合格できる反面、一歩間違えると合格までかなり時間がかかる場合もあります。

1、「資料のコピー&ペーストで勉強している人」

まず、この場合は、膨大な資料を短時間に集めることができます。勉強のネタが、大量に目の前に揃います。必要な資料が大量にあるということは、合格への近道となる反面で、自分の意見が何もない状態です。

資料を集めただけで、自分のものにならない可能性があります。資料を集めただけでは、合格できません。特に最悪は、資料集めまで周りの力を借りた場合です。資料集めを周りの人にお願いした場合は、必要な資料の判別もできないようになります。

2、「指導を受けて勉強している人」

技術士セミナーなどで受験指導を受けている人は、合格のコツを短時間で得ることができます。そのため、短時間で合格できます。ですが、指導を受けていることによる欠点があります。欠点とは、指導内容を知識として暗記して受験しようとする場合があるからです。

指導内容を暗記して受験する勉強は、知識試験になるため考え方試験である技術士試験に、合格できません

以上「1、」と「2、」に陥らないで、短時間で合格するには、次のように勉強します。

資料は、単純にコピー&ペーストするのでなく技術士試験に役立つかどうかを自分でよく考えながら集めます。(資料をどのように役立てるかを考えるということです)

そして指導を受ける場合は、知識を教えてもらうのでなく、自分の考えを述べて正しい考え方かどうかの指導をもらうようにします。自分の考えなしに、知識を教えてもらうのでは、合格までほど遠いと思ってください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

自分の専門分野と別の受験部門で技術士を受験している人について。

2011.05.30

きょうは、自分の専門分野と別の受験部門で技術士を受験している人について、記載してみます。

昨日のコラムで、「日々の業務が技術士試験に直結しているはずです」と書きました。

あえて日々の業務と違う受験部門を選択して受験されている人は、合格までにかなりの時間を必要とします。

なぜかといいますと、日々の業務で蓄える知識や経験が試験に使えないからです。

毎日何時間も勉強している人は、「普通の人よりも頑張っているから合格するはず」と考えると思います。

ですが、日々の業務と技術士試験が直結している人は、毎日勤務時間の8時間以上を受験勉強しています。さらに直結している人は、受験を志す前から勤務年数分の勉強をしているのと同じ効果を仕事で得ています。

以上から、あえて自分の業務と違う受験部門を選択して受験されている人は、相当の覚悟を持って受験勉強をしてください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験を興味深く楽しみながら勉強していますか?

2011.05.29

きょうは、皆さんへ2つの質問からコラムを始めてみます。

1、いまの試験勉強は、仕事に役に立つと思って勉強できていますか?

2、あるいは、いまの試験勉強が、興味深く勉強できていますか?

もし、いずれの質問も否定的であれば、試験結果が、厳しいです。考えられるのは、受験部門や選択科目の選定を間違えたかもしれません。

今年は、受験変更できないですが、来年受験の時に再検討すべきです。

さて、いずれの質問も肯定的であれば、試験結果が、楽しみです。もし今年の試験が残念な結果になっても気にする必要ありません。近いうちに必ず合格します

昨日のコラムでも記載しましたが、日々の業務が技術士試験に直結しているはずです。「1、」「2、」の質問を意識しつつ試験勉強してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

日々の業務が技術士試験の勉強になります。

2011.05.28

きょうは、会社の報告書について考えてみます。

皆さんは、会社の報告書が問題なく書けていますか?例えば、提出した後で書き直し説明を求められていませんか?

もし書き直しや説明を求められている場合は、解り難い文書だと理解して、文書練習を重ねてください。会社の報告書の場合は、同じ業務をしているはずなので、理解してもらいやすいはずです。同じ仕事仲間でも理解してもらえない文書であれば、技術士試験のときに、もっと大変です。

技術士試験は、毎年2万数千人が受験します。受験生が短時間で作成した論文を採点官が、本業の合間に短時間で採点します。採点官は、皆さんのことについて予備知識が全くない技術者です。

会社の報告書のように、解り難いからといって書き直しや説明を求めることなどありません。解り難い論文の場合は、あっさりと不合格です。

そこで会社報告書を技術士論文の練習台にします。どのような表現が理解しづらい表現なのかを勉強します。場合によって、表現方法を上司に教えてもらいましょう

日々の業務が技術士試験の勉強になります。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

頑張った人だけ、運よく知っている問題が、試験に出て合格できる。

2011.05.27

きょうは、資格試験で苦労されている人に向けて書いてみます。

まず断言できるのは、受験する資格試験で楽に合格できる試験などありません。皆さんから見て簡単な試験でも、受験している本人は、皆さん苦労しています。

しかし、多くの合格者が、「運良く合格できました」「たまたま知っていることが試験に出ました」等の感想を述べられます。

この言葉を額面通りに信じて「運」や「ラッキー」で合格できると思ってはいけません。

運良く合格できたは、「落ちるかもしれないと思いながら、一生懸命勉強して、ギリギリかもしれないが、運よく合格できた」と解釈してください。

たまたま知っていることが出たは、「試行錯誤して広範囲に勉強し、一生懸命蓄えた知識で解答できる問題が、たまたま出た」と解釈してください。

合格者が、苦労して一生懸命勉強したのを知らずに「運」や「ラッキー」で合格したと勘違いしてはいけません。

一生懸命勉強するから運良く合格できるのであり、知っている知識を増やすから知っている問題が試験に出るのです。

皆さんが、これから取得する資格は、難易度の高い資格です。効率的に勉強してはじめて、合格できる資格です。勉強の効率を上げましょう。試験を知っている人に聞くのが一番です。

また、苦労しているからと落ち込むことが無いように頑張ってください。もしどうしても落ち込むようであれば、受験仲間を見つけることも方法です。一緒に励ましあって勉強しましょう。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

勉強が進まない時の対処法について考えてみます。

2011.05.26

きょうは、勉強が進まない時の対処法を考えてみます。私がいつもやっているのは、次の3点「楽しいことを考えてみる」「背水の陣にしてみる」「とにかく始める」です。

1、楽しいことを考えてみる。

これは試験に合格した後の自分を考えてみることです。自分が技術士に合格したときの感動を想像したり、技術士になって活躍していることを想像します。「よし!こんな素晴らしい結果が待っているんだ!」と想像することです。(難関の資格試験に合格したら楽しくてうれしいですよ(*^。^*))

2、背水の陣にしてみる。

これはあまり良い方法で無いかもしれませんが、自分を追い込む方法です。不合格になった時のことを思いめぐらします。不合格の恐怖からどうしても勉強せざるを得ないように自分を仕向けます。自分が逃げていると思った時に対する措置です。

3、とにかく始める。

この方法は、簡単にできることを事前に見つけておきます。機械的な単純作業などあれば始めます。勉強の資料作りなどの作業が良いかもしれません。何であっても始めてみると勉強が進みます。そして少しずつ苦手な勉強に移行していきます。

これ以外でも何か自分に合うスランプ脱出法を考えておきましょう。好きな漫画を読んだりゲームをするのも良いです。ただ、勉強以外の場合は、始める前に時間を決めておきましょう。時間を決めずに始めるのは、単純に逃げるだけなのでよくありません。最長でも2時間が限度だと思います。重要なのは、一歩でも前進することです。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

6~7月学習目標「合格論文2~3通」+「キーワード学習300個超」。

2011.05.25

きょうは、6月と7月の学習概要を話します。

まず6月の勉強は、末日までに「キーワード集」と「合格論文作成」を並行して学習します。

論文作成の勉強は、6月のなるべく早くに終了しましょう。遅くとも、6月末日に終了です。これは、以前も説明していますが、論文作成の目的は、わかりやすい論文を書くコツを会得することだからです。もし、6月末日前に終了できれば、学習が順調に進んでいると解釈できて、より良いことです。

合格論文を2~3通書けるようになったら、7月は、キーワード学習に集中します。キーワード学習は、合格論文を記述するネタを整理していることになります。筆記試験場では、整理したネタを合格論文のひな型に当てはめる感覚です。(ジグソーパズルのパーツを当てはめる感覚です)

1、6月:「合格論文作成2~3通」+「キーワード学習100~200個」

2、7月:「キーワード学習300個超えと内容の充実」

キーワード学習では、8月7日の試験日までにキーワード個数で300個を超えるように頑張りましょう。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

予想問題作成して、作問委員の思考パターンを理解しましょう。

2011.05.24

きょうは、予想問題の作成をお勧めしようと思います。

今までに「予想問題が的中するのは、不可能である」と説明してきました。ですが、あえて予想問題の作成を皆さんにお勧めしようと思います。

いまでも予想問題は、的中しないと思っていますが、皆さんに「予想問題の作成」をお勧めするのは、それなりに理由があります

出題される問題を的中させて、予想問題で勉強するのが目的で無いからです。

技術士試験の勉強は、「三段階展開法(三区分法)」と「論文添削」です。これに予想問題の作成を自分で経験することで「作問委員の思考」が理解できます。

すなわち、作問委員の考えを理解するのが、予想問題を作成する目的になります。「いま注目すべき技術的話題は、何だろうか?」や「どのような解答を求めようか?」など作問委員の思考を理解するのが目的です。

以上から、予想問題は、受験生自身が(予想が外れるにしても)どのような問題が、どのような目的で出題されるかを、考えるのが重要です。出題者の考えを理解して、求められる解答を書く事ができるようになります。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

過ぎた時間は二度と戻らない。時間を大事に、合格最優先で頑張りましょう。

2011.05.23

きょうは、時間が場合によって、何よりも貴重であることを話したいと思います。

まず時間は、目の前を通り過ぎると二度と戻ってきません

具体的なイメージをするには、新幹線などの列車指定席を考えると良いと思います。列車の指定席を予約したときは、必ず予約時間前に乗車する必要があります。1分でも遅刻すれば乗り遅れます。

あるいは、健康診断です。健康診断は、取返しがつかない前に知りたい内容です。(手遅れになってからでは意味がありません)

このように、時間は非常に貴重です。一度通り過ぎてしまうと二度と戻ってきません。時間があれば、やり直すこともできます。挽回することもできます。

技術士試験においても今度の試験で合格することは、非常に重要です。今年の合格を最優先にせず、何か別のことを優先したことによって不合格になれば、1年間を無駄にしてしまいます。無駄にした1年間は、二度と戻ってきません

もし合格に役に立つ情報であれば、お金を払ってでも手に入れることも重要です。

時間があれば払ったお金を取り戻せるが、お金で過ぎ去った時間を取り戻すことはできません。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

いまの目標は、過去問題で本番と同じ状態で合格論文を書けるようになる事。

2011.05.22

きょうは、過去問題の解答練習をお勧めしようと思います。解答してみるのは、平成19年から平成22年の試験問題です。平成18年以前は、試験制度が違うのでお勧めできません。

過去問題は、過去に出題された『死んでしまった問題』と思ってはいけません。過去の問題は、過去に合格論文を書いて合格した人がいるのです。もしあなたが合格論文を書くことできていたら合格していました。

また過去の問題で合格論文の書けない人は、今度の試験でも合格論文が書けません。(合格できません)

ご自分の得意な問題を探して解答してみてください。解答方法は、本番試験と同じ状態でも良いですが、今はまだじっくりと時間をかけて、不明点も資料を調査して解答してください。合格論文を作成することできますか?

普通の人は、書けないはずです。本番と同じ状態でも合格論文が書くことできれば、今までに合格しています。いまは、解答練習なのでじっくりと解答してください。

皆さんの目標は、過去問題などでも本番と同じ状態で合格論文を書けるようになるのが目標です。

過去問題を解答して、合格するのに不足している事はなになのか。どのように不足している力を補うかを考えるのは、重要な事です。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験の勉強は、自信を持ち、しっかりと頑張りましょう。

2011.05.21

きょうは、自信と自信過剰について話してみたいと思います。

1、自信の必要性

まず自信は、「技術士試験に合格するには、必須」です。今まで多数の受験生を見てきましたが、自信の無い人で技術士試験に合格できた人は、皆無でした。

技術士は、自信があれば合格できるほど、簡単な試験でありません。ですが、自信の無い人には、絶対に合格できない試験です。

合格される人は、「自分は、やればできる」だから頑張る「他の人の良い意見は、どんどん取り入れる。何でも吸収して自分に取り入れる」と勉強されていました。

2、自信過剰の弊害

自信は、必要ですが、過剰であると弊害になります。(過剰というよりは、間違えた自信(おごり)と言った方が良いかもしれません)

例えば、「自分には実力がある。自分は正しい。だから自分と違う意見は、間違いである」という考えです。この考えは、他の人の考えを受け付けない、発展性の無い考えです。

確かに技術士を受験する人は、実力者です。ですが、他の人も実力者なのです。

3、持っていただきたい自信とは

みなさんに持っていただきたい自信は、「自分は、やればできる」だから頑張る。この自信です。技術士試験を受験する人は、実力者です。

やればできます。かならずできます。

だから頑張りましょう。

有能な人だから仕事が集まり忙しい。うれしい評価に感謝。

2011.05.20

きょうは、忙しい受験生の人にエールを送りたいと思います。

技術士試験を受験している人は、極めて忙しい人が多いです。もともと技術士を受験する立場の技術者は、会社の中心的人財(材)です。そのため忙しいのは当然ですが、皆さん勉強に工夫されています。

例えば、通勤時間を利用したり、土日には、図書館で勉強です。

仕事は、有能な忙しい人に集まってきます。普通の能力の暇な人には、集まりません。「自分は有能」なるがゆえに忙しいと理解して、がんばっていただければと思います。

また労働基準法がありますので土日も仕事の会社は、少ないはずです。(もし土日も仕事であれば、別の意味で考えたほうが良いかもしれません)

勉強時間をねん出するのに苦労されていると思います。有能で忙しいあなた、さらなる飛躍のために工夫して頑張ってください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

合格する方法を学んだ人が1回で合格する。

2011.05.19

みなさん、技術士試験を1回で合格する人は、知識豊富な人だと思いますか?

ちがいます。1発合格する人は、知識豊富な人でなく技術士試験を理解している人です。

毎年、技術士セミナーに「一流大学卒・大学院卒・博士号取得済」で「豊富な実務経験」の実力者が、参加します。

ですが「初めての受験でセミナー参加」かと言うとそうでありません。ほとんどの人は、複数回受験してからセミナーに参加してきます。セミナーに参加してからの1回で合格していきます。

この事実は何かというと、実力者(知識豊富な人)が、1回で合格するのでなく、合格する方法を学んだ人が1回で合格するということです。

すなわち技術士試験を受験する人は、もともと合格できる水準に到達していて「合格方法を学ぶ=合格」ということなのです。

この合格方法というのは、自分の知識をどのように整理して、論文表現するかということです。

みなさんも持っている実力を有効に発揮して、合格してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

専門分野における「キーワード」と「考え方試験」の関係。

2011.05.18

きょうは、皆さんの専門分野における「キーワード」「考え方試験」の関係について話してみたいと思います。

技術士試験は、考え方試験であり知識試験で無いと説明してきました。

知識試験は、大学入学試験や一般資格試験のように、試験日までに合格に必要な知識を暗記して、受験します。知識試験では、記憶(暗記)した知識を解答用紙に転記して合否を競います。すなわち暗記力が合否を決定します。

これに対して考え方試験は、すでに記憶している知識を、技術士試験に適合するように整理整頓します。そして整理整頓した中で不足があれば、知識を補充します。整理整頓された知識を使って業務経験からどのように自分の考え方を記述するかが、考え方試験です。すなわち4年や7年以上の業務経験で得た知識の整理整頓と考え方の文書表現で合否を競います。

以上から、現在作成中のキーワード集のキーワードは、少なくとも半分以上既知でなければなりません。もし専門分野において初めて知るキーワードが、大量にある人は、早めに対策が必要です。(キーワードの解説内容は、未知の知識があっても問題ありません)

みなさんは、「受験部門・選択科目」について専門家です。今ある知識を技術士試験用に整理整頓して、不足分を補充すれば合格できます。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

合格のためのサクセスストーリー(勉強計画)の作成。

2011.05.17

きょうは、合格のためのサクセスストーリー(勉強計画)の作成を提案します。

みなさんは、来年の3月までの合格日程ができていますか?

もし日程表を作ってない人は、作成することをお勧めします。

すでに作成している人は、合格後の日程も作成をお勧めします。

人間は、目標があれば頑張れます。日々の目標(マイルストーン)として日程表を作成します。目標無しに勉強では、効果が限定されます。(目標は、目に見える形にしてください)

さらに皆さんの目標は、技術士試験に合格でありません。技術士になって、活躍するのが目標です。

そこで提案です。

1、筆記試験8月7日(日)までの詳細勉強日程作成。

2、筆記試験直後からの技術的体験論文提出と12月初旬の口頭試験対策の大まかな日程

3、合格発表から1か月間の「合格祝賀会参加と活躍計画作成」

活躍計画は、なるべく希望や夢をふんだんに入れてください。楽しい計画にするのが重要です。

勉強が辛くなったら、「合格祝賀会参加と活躍計画作成」を眺めて元気をもらいましょう。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験に出るキーワードをどのように見つけるか。

2011.05.16

きょうは、キーワードの情報源について説明したいと思います。

まず一番の情報源は、過去問題集です。過去の試験に出題された問題のキーワードは、技術士として知っているべきキーワードになります。そのため過去問題集を手に入れて、キーワードを抽出します。

発展の著しい部門では、最近の問題を中心にキーワードを抽出します。

歴史の古い部門は、なるべく過去にさかのぼってキーワードを抽出します。

JESがテキストに使っている書籍「合格のコツ」であれば、平成14年の問題から手に入ります。

次に注目すべきは、業界誌です。業界誌は、試験問題の作問委員も定期購読しているはずです。特に業界紙の特集記事などは、最重要です。

また白書なども注目です。技術士試験は、国家試験です。国の方針に沿って試験されます。白書は、国の方針です。熟読してキーワードを抽出します。

学会誌なども読んでおいた方が良いです。作問委員は、高級技術者です。学会誌などを読んでいる可能性が高いのです。

その他で皆さんの業界で人気の書籍・雑誌・新聞などがあれば、読んでおきましょう。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

理想は、キーワード300個以上と合格論文3個完成です。

2011.05.15

5月14日(土)15日(日)でセミナーを実施してきました。技術士筆記試験対策です。皆さんは、始めましたか?

きょう5月15日(日)は、筆記試験の8月7日(日)まであと83日です。すでにカウントダウンが始まっていると考えましょう。

試験対策は、キーワードによる三段階展開法(三区分法)論文の添削が最適です。

キーワードの個数は、下記を意識しましょう。

1、~100個以下は、危険です。

2、100~200個は、合格の可能性があります。(ある程度頑張ればできる目標です)

3、200~300個は、合格できる可能性が高いです。(かなり頑張る必要のある目標です)

4、300個~は、理想的です。(かなり高いハードルです。頑張ってもできない人の方が多いかもしれません)

論文添削は、なるべく少ない論文数を複数回添削を受けて模範論文を書く方法を学びましょう。合格論文が書けるようになったらあとはひたすらキーワード学習です。

添削は、3論文以内で模範論文が書けるように複数回添削を受けて勉強しましょう。

4論文は、少し多めです。さらに5論文の添削を受けても合格論文を記述できなければ、勉強方法に根本的な問題があります。

 なぜ3論文の添削を受けても合格論文が書けなかったのか?なぜ5論文の添削を受けても合格論文を書けないのか?勉強方法を見直しましょう。

勉強の最悪は、キーワード100個以下や論文添削5個以上での合格論文未収得です。

勉強の理想は、キーワード300個以上論文添削3個以内での合格論文習得です。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

「好奇心旺盛」「積極的」「人の意見を取り入れ」「自信を持ち」受験する。

2011.05.13

技術士を受験するには、「自信溢れる人の意見を取り入れる積極性のある好奇心旺盛な人」になる必要があります。

1、自信溢れる

まず「自信溢れる」です。技術士試験を受験する人は、全員が「自分は合格できる」と思っています。何か実績を上げた人がTVに出演した時を思い出してください。自信に満ち溢れていたと思いませんか。何か実績を成し得た人は、「自分にできる」と思って努力した人です。「不合格になる」と思って受験する人は、100%合格できません。ぜひ「自分に出来るんだ」と信じて、がんばってください。

2、人の意見を取り入れる

ただ「自信溢れる」は、慢心するのと違います。みなさんは、確かに合格するための知識や経験は、十分お持ちです。ですが、その知識や経験をどのように試験で表現するかは、未経験です。試験官は、皆さんが表現した能力で合否を判断します。隠れた才能や将来の才能を評価しません。みなさんは、人の意見を取り入れて、すでに持っている知識や経験をどのように表現すれば合格できるか研究してください。

3、積極性のある

次に必要なのは、積極性です。積極性が無ければ、ただの良い人で終わってしまいます。自分に必要な情報や自分がどのような考えを持っているか、積極的に情報発信する必要があります。「白熱教室」を見てください。積極的に意見を出しています。積極的に情報を発信しなければ、皆さんの考えは、相手に届かないのです。

4、好奇心旺盛

「自信溢れる」「人の意見を取り入れる」「積極性のある」にあと一つ不足しています。それは、好奇心です。人間は、興味を持った情報を自分に取り込みます興味の無いことは、身に付きません。「好奇心旺盛に」「積極的に」「人の意見を取り入れて」「自信を持って」技術士試験にのぞんでください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験の合否はいつ決まるか。努力の結果が合否を決めます。

2011.05.11

きょうは、皆さんのモチベーションを上げてもらう意味で、技術士試験の合否がいつ決まるか、そして努力の結果が合否を決めることを話してみたいと思います。

【1】合否はいつ決まるか

みなさんは、技術士試験の合否がいつ決まると思いますか?

1、試験日に決まる?

2、採点のときに決まる?

3、合格発表のときに決まる?

確かに事務処理的には、上記のいずれかだと思います。ですが私は、実質的に決まるのは、試験日まで5月~7月の3カ月間だと思います。

試験日までにどのような努力をしたかで、試験日に発揮できる能力が決まります。試験日は、日々培った実力を発揮するだけです。採点や合格発表は、事務員が淡々と事務処理をするだけです。

合否は、試験日に最大限のパフォーマンスを発揮できるように3カ月間どの様に過ごしたかが、試験結果に出るだけです。

試験日に突如として、天才的な能力を発揮できるということがあり得ないのです。試験日は、日々の能力の範囲内でしか実力発揮できないのです。

【2】努力の結果が合否を決める

「効率的に勉強しましょう」という言葉があります。「効率的に勉強しましょう」とは、自分の24時間を試験合格につながるように有効に使うという事です。努力が無駄にならないように時間を活用しましょうという事です。

効率は、最大限で100%です。5倍や6倍などの100%を超える効率は、無いのです。1時間勉強すれば、最大限の効率100%で1時間の効果です。効率が悪ければ、1時間~0時間の間でしか、効果が出せないのです。

人間だれしも24時間を使います。合格した人が25時間で、不合格の人が23時間ということが無いのです。時間は、多く使うことも、余らせることもできません。同じ24時間をどのように過ごしたかが、合否の結果です。

どのような人も日々忙しい24時間を過ごしています。身近な人に「毎日忙しいね」と言ってみてください。100人に聞けば100人とも、「忙しい」と答えるはずです。あなたから見て、暇そうにしている人も同じ答えをするはずです。

技術士試験は、合格させる試験です。国は、より多くの技術士を輩出したいと思って、試験を行っています。(合格させたくなければ、試験を実施しません)

 オリンピックの金メダルのように世界でただ一人の合格で無く、努力すれば全員合格する試験が、技術士試験です。

過去に合格した人と同じことをすれば合格できます。

一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験で出題が予想される予想問題の種類数について考えます。

2011.05.10

今日は、技術士試験で予想問題の種類数について考えてみます。

みなさんは、何問題くらい予想問題があると思いますか?

私は、数学的には、1億~2兆問題くらいあると思います。ほぼ無限に予想問題があるという事です。

まずこの数値に至った根拠を説明します。

みなさんは、同業者と話をすると、同じような興味を持っていたり同じような話題で話をしていると思ったことがあると思います。

これは、同業者だから頭の中にあるキーワードが同じだということです。

みなさんが受験する技術士試験の問題を作成する委員(作問委員)も同業者です。統計を取ったことはないのですが、受験部門によって差異がありますが、200~400個程度のキーワードだと思います。

作問委員は、無意識に200~400個程度のキーワードをつかって問題を作ります。

ここでキーワードを仮に300個と決めて3個のキーワードで予想問題を作問してみると組合せは次のようになります。

300×299×298=26,730,600

すなわち約2700万通りの組合せになります。これが5個のキーワードになれば、約2.3兆通りの組合せになります。

以上から、膨大な組み合わせの予想問題を暗記するという受験対策は、不可能と理解できます。

現実的な受験対策は、次になります。

1、キーワード300個を三区分法で勉強する。(どの様な論文でも解答でき、論文に書込むネタに困らなくなります)

2、予想問題を1~2問題作成して、作問委員の考えることを体験する。(どの様な事を考えて作問するか理解できます)

3、予想問題や過去の問題を3問程度添削を受けて、合格論文とはどのような論文か理解する。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

一般の知識試験は暗記すべき正解があるが、考え方試験の技術士試験は違う。

2011.05.09

きょうは、技術士試験が予想問題の暗記で合格できない三区分法で合格できる)ということを説明したいと思います。

まず「予想問題の暗記で合格」しようとしている人がなぜ暗記を考えるのか考察してみます。

多くの受験生は、長年学校教育を受けています。また多くの資格試験を受験しています。学校教育や多くの資格試験は、知識の暗記が中心の試験です。(これを知識試験と言います)

知識試験は、答えを暗記することが勉強です。例えば、歴史などは、応仁の乱・鎌倉幕府など歴史の出来事の発生年や内容などを暗記します。論理試験であるはずの数学や物理においても2倍角の公式・半角の公式・マクローリン展開・重力加速度・波動方程式など公式・原理・論理の暗記です。(あるいは、原理原則理論の適用方法の暗記です)

知識試験は、必ず答えがあり、その答えを暗記することで合格となります。すなわち、記憶力の良い人や記憶する事に努力した人の勝ち残るのが、知識試験です。(正解とされる暗記すべき答えは、必ず存在して、参考書や教授の頭の中にあります

一方で、皆さんがこれから受験する技術士試験は、知識試験でなくて考え方試験です。考え方試験は、暗記すべき答えがありません。なぜなら正解とされる答えが、存在しないからです。暗記すべき正解が、参考書や教授の頭の中に無いのです。

しいて言えば、論文試験なので100人の解答者(受験生)に対して100通りの解答(考え方)があります。すなわち解答者の人数分だけの解答があるので、正解は、皆さんの頭の中にあるのです。

ですが合格不合格が発生します。この差異は、皆さんの解答が、「誰もが理解し納得できる内容であるか」が基準になります。この誰もが納得して理解できるようにするために、書込むべき材料が三区分法です。三区分法で、皆さんの頭の中にある知識や目の前を通る知識を整理します。そして整理した頭の中の情報を問題の要求事項や条件に従って解答用紙に配置します。

そして論文添削を受けることによって、「問題文の求める通りに・解りやすく・誰もが納得できる内容で書かれていれば」合格になります。

またどのような問題が試験に出るかも技術士試験は、無限です。このことについては、明日説明します。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験 筆記対策としての具体的なキーワード集の作成方法を解説します。

2011.05.08

きょうは、キーワード集の作り方を解説します。

まず一番重要なのは、キーワード集を作成する「目的」の理解です。目的が正しく理解できていなければ、膨大な時間をかけて無駄なものを作成してしまいます。

キーワード集の作成目的は、経営者に対して技術的コンサルタントをするための専門家としての知識の整理です。キーワード集に難解な数式や理論などを記載する人がいますが、多くの場合不要です。経営者が必要なのは、何かを理解してキーワード集を作成してください。

さてキーワード集を作成する第一歩は、過去問題集です。過去問題集を手元に置き、問題文からキーワードを抜き出します。問題文は、受験部門の全選択科目を対象にします。自分が受験申請した選択科目だけに偏ることの無いように注意してください。理由は、説明済みです。

抜き出したキーワードは、まずExcelシートに整理するのが便利です。各キーワードは、選択科目別ノートの1ページに1個書き写します

1ページは、均等に三区分に分割して「1、原理原則基本技術」「2、現状分析問題点」「3、今後の課題と将来動向」の文字を書き込みます。

後は、書籍やインターネットなどさまざまな情報源から必要な情報を転記していきます。超多忙で時間が無くて手書きが間に合わない人は、コピー印刷の貼付けでもやむなしです。せめてマーカーペンで重要項目にアンダーラインを引いて記憶してください。(試験が手書きで受験します。手書きの方が、文字を正しく覚えられるのでお勧めですが)

具体的なやり方は、書籍:「ウルトラ合格のコツP86-104」や「合格のコツP56-102」を参照すると良いです。書籍をお持ちでない人は、近くの書店で立ち読みすれば理解できます。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験の予想問題について考えます。

2011.05.07

皆さんは、受験申込書を提出されて、筆記試験の準備を始めたと思います。

今年の試験問題について、気にしていると思います。そこできょうは、筆記試験の予想問題について考えてみます。

まず試験問題を作成する人(作問委員)について考えてみます。作問委員は、毎年1~2月に推薦されます。どのような人が推薦されるかと言いますと、現役の技術士・大学教員・研究者です。そして3月に決定して4~6月で作問されます。各部門で数名が選出されます。任期は、3年です。

さてこの中で見えてくる人物像が、作問委員は、皆さんと一緒に仕事をしている同業者ということです。皆さんと同じ情報を持っている技術者ということです。興味対象も同じです。

さて予想問題です。

あなたと同じような人が作問委員なので、自分だったらどのような問題を作成するか考えることが予想の最初です。その情報源としては、「業界紙・専門誌・学会誌・白書」などです。特に注目すべきは、特集記事です。特集記事でも作問委員に選任されてから最近の特集記事に注目です。あなたならどんな問題を出題しますか?

この予想問題については、自分一人で考えない方が良いです。考えが偏ってしまうからです。同じ受験部門の受験生と予想問題について情報交換して下さい。お互いに情報交換することで、試験問題を作成する委員の考えが見えてきます。「私ならこんな問題を出す」「僕ならこんな問題を出す」という具合です。

この予想問題について意見交換することによって、問題で求めている解答について知ることになります。「この問題を出すのは、この問題でどのような解答を確認するため」と考えるからです。作問委員の考えが理解できるようになるのです。

ここまでくれば、作問委員の求める答えを理解して、理想的な解答を書く練習をしましょう。理想的な解答が書けるようになれば、一発合格です。

受験仲間のみんなで予想問題を考えることが、受験勉強になります。(予想問題を人からもらったのでは、勉強になりません

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

キーワード集は、専門用語集ではありません。目的を正しく理解しましょう。

2011.05.06

技術士試験に申込まれた皆さんは、これから重要キーワードについて調べて、暗記します。

暗記すべき内容ですが、受験部門全体について注意をする必要があります。

なぜならば、合格後に名称表示するときは、「技術士(〇〇部門)」と名称表示します。すなわち選択科目で無く、受験部門表示です。そのため受験部門の全般について一通りの常識は、知っている状態にしておくことが必要です。もちろん選択科目については、熟知していることが必要です。

以上からキーワード集は、受験部門の選択科目数だけノートを準備して、作成します。

次に、キーワードですが、専門家として会社経営者へコンサルティングに必要な内容とします。例えば、専門用語は、正しく正確に暗記します。(専門家同士では、略語で十分だったと思います)

数値類は、有効数値で2ケタ程度で十分な場合が多いです。(専門家同士であれば、2ケタで不足の場合もあります)

利益につながる内容も調べます。(専門家同士であれば、不要な内容だったかもしれません)

このように、キーワード集を作るといっても、誰に説明するキーワード集であるかを意識して作成します。キーワード集は、専門家に説明する内容で無く、経営者に説明する内容です。(ただし、面接官は、現役技術士です)

キーワード集が、専門用語集を作ることだと誤解している人がいます。正しく理解して作成しましょう。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

4月~7月の「業界紙・学会誌・白書」などの技術情報を熟読する。

2011.05.05

みなさんは、業界紙・学会誌・白書などを読んでいますか?

ぜひ4月~7月の4カ月間は、特に注目して読んでください。と言いますのは、技術士試験の問題を作る委員は、皆さんと同業者です。その同業者が注目しているのも「業界紙・学会誌・白書」等なのです。

そして、試験問題を作成するのは、試験の2か月前(6月上旬)です。6月上旬までに得られた情報をもとに問題作成されます。

今回注目すべき技術情報は、「東北関東大震災」「福島原子力発電所事故」です。この事故情報が記事にされるのが、4月~からです。

以上より4月~7月の「業界紙・学会誌・白書」などの技術情報を熟読してください。特に特集記事は、重要です。

受験生が期待する問題を試験委員が出題するかどうかは、不明です。ですが、試験委員が注目していることも事実です。皆さんも試験委員と同じ目線で情報収集して勉強してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

三区分法で重点的に勉強する区分について。

2011.05.04

きょうは、三区分法について少し話してみます。

皆さんは、三区分法でどの区分が一番重要と思いますか?

私が思うのは、課題と将来動向の部分が最重要です。この課題と将来動向は、他の国家資格にない知識です。あるいは技術士特有の見識です。

また現状分析や現状の問題点なども、他の国家資格にあまり見られない特徴です。

これに比べて原理原則・基本技術は、他の国家資格とほぼ同じです。むしろ他の国家資格の方が優れている場合もあります。

技術士試験の勉強をするうえで、三区分法の各区分をまんべんなく勉強するのですが、若干「課題と将来動向」に重点を置いて勉強すると良いです。そうすれば、技術士らしい能力が早く身に付きます

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験の筆記では、読み手を考えて合格論文を書く。

2011.05.03

過去問題を分析して三区分法で勉強するところまでこぎつけると、どんな問題でも解答が書けます私が受験したときは、三区分法で充分準備したので問題を確認した瞬間に「どれでも合格論文が書ける」と思い筆記試験の結果が楽しみでした。

ただここで注意すべきは、頭の中にある解答をどのように記述するかです。同じ解答を記述しても、合否が分かれる場合があります。同じ解答をしても、合否の分かれる理由は、読み手のことを考えた記述になっているかどうかです。

技術士試験に合格してから皆さんが記述する論文の読み手は、会社経営者です。会社経営者は、経営のプロで技術について素人です。しかし、筆記試験の解答を会社経営者に読ませて良いか採点するのは、現役技術士などの技術者です。

皆さんが、短時間に手書きした論文を数百枚採点するのは、通常業務をすでに持っている現役の技術者です。すなわち超過密スケジュールの技術者が、皆さんの手書き論文を採点します。(採点者は、皆さんよりも数倍忙しい人だと思ってください)

よって、皆さんは、忙しい採点者一読で理解できる「技術士らしい論文」「会社経営者に読ませて良い論文」に記述する必要があります。

皆さんがこれから目指す筆記試験の論文は、下記です。

1、技術の素人で経営のプロが読む論文。

  (プロが読まなければ理解できない、難解な論文を記述すると不合格です)

2、過密スケジュールの忙しい技術者が読む論文。(技術者が読みたくなる論文)

3、一読了解の論文。

1回読んだだけで理解できる論文、この論文を一読了解の論文と言います。

筆記試験対策では、本件を効率的に学習しましょう。効率的に学習するテクニックがあるのです。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

過去問題の分析で実力を伸ばしましょう。

2011.05.02

技術士試験の受験対策で最良の資料は、過去問題だと思います。

過去問題と同じ問題が出題されることはありません。それでもなぜ過去問題が、最良の資料かというと当然理由があります。

過去に出題された問題は、「この問題の60%以上を正解した人を合格者にする」として出題された問題です。そのため、過去の問題が60%解答できなければ、出題された過去の年に受験しても合格できなかったことになります。

そして、過去の解けない問題があって今年受験したとしても「突然実力が付いて今年合格する」と考えにくいです。(突然、合格のコツが理解できて、過去の問題も今年の問題も両方とも、突然、合格点になるというのはあります)

過去の問題を解けるかどうかが、今年の試験での合否判断の尺度になります。

また、過去の問題には、技術士であれば知っていてほしい技術的課題が盛り込まれています。そのため、過去の問題に含まれている技術的な課題を確認して自分の実力をレベルアップする必要があります。

この過去問題からのキーワードの取り出し方を、5/14(土)と5/15(日)のBコースで解説していきたいと思います。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

正しい解答を書くには、問題文を正しく理解することが絶対条件です。

2011.05.01

問題文を正しく理解することは、正しい解答を書く第一歩(絶対条件)になります。知識が豊富であっても問題文を正しく理解できなければ、正しい解答が書けません。

問題文には、条件設定解答条件および要求内容などが書かれています。条件設定の例としては、CO2削減などで地球規模の場合と工場単位の場合で、解答が違ってきます。

また、解答条件の例としては、課題を述べるのか、あるいは、問題点を述べるのかで記述内容を変える必要があります。

さらに、要求内容は、論ぜよ知ることを述べよなどがあります。それぞれで書き方を変えます。

このように、問題文には、解答に必要な重要情報が書かれています。

問題文を正しく理解しなければ、正しい解答を書くことができません。

正しい解答を書くには、問題文を正しく理解することが絶対条件となります。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

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