技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

2011年6月

論理的に論文を記述するとは、どういう事か。

2011.06.30

みなさんは、「・・・論理的に述べよ」と問題に記述されていた場合、何に気をつけながら記述しますか?

あるいは、「論理的に書いてない」と評価された場合どうしますか?

この評価の原因は、結論だけ記述し、裏付けや論証が記述されてない(あるいは不十分な)場合に多いです。このような評価になる理由は、論理的に述べる場合に必要な文脈が、通ってないからです。

皆さんも何かの提案書を見たときに結論だけ書かれていたら「なぜ?」となるはずです。文脈が通ってないからです。

この場合の対処法は、「結論を書く」そして続けて「なるべく定量的に論証」を記述します。

例えば次のようにします。

基本形は、「〇〇の結論は、◎◎である。なぜならば●●だからである」です。

さらにこれをアレンジした記述では、「Aは、Cである。なぜならばAは、Bである。Bは、Cである。よってAは、Cである」などもあります。

技術士の合格論文は、論理的に記述するのが重要です。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

問題文に適した解答を書けるようになりましたか?

2011.06.29

問題文をよく読む訓練をしていますか?

問題文では、ほんの少し違っただけで解答を書きかえる必要があります。

例えば、「・・・・を述べよ」と「・・・・意見を述べよ」です。

「・・・・述べよ」は、事実や知っていることなど専門知識の記述を要求しています。それに対して、「・・・・意見を述べよ」は、考えや見識の記述を要求しています。

たかだか2文字ですが、大きな違いになります。

また技術士論文なので多くの問題は、解答者の意見を求めている場合が多いです。そのため、問題が正しく理解できない場合には、自分の考えを書くこと前提で解答を記述するのも重要です。

自分の考え書き忘れ防止で受験部門を書き添えて「〇〇部門の技術者として意見を述べれば」のフレーズをワンパターンで記載するのも良い方法です。採点官に「自分の考えを記述しています」とアピールできます。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

自分自身を信頼して自信を持つことが、合格に大きく影響します。

2011.06.28

きょうは、皆さんに自分自身を信頼して自信を持って戴きたいと思います。

まず質問です。

1、皆さんは、今のいま努力していますか?

2、あるいは、今から努力しますか?

もちろん聞いているのは、100%満足できる努力でありません。できる範囲の努力です。

これからの努力は、努力する気持ちの有無です。

「1、」と「2、」が両方ともYesの人、あるいは、少なくとも「2、」がYesの人は、自分自身を信頼してください。これから努力する自分を信頼してください。(両方ともNoの人は、厳しい結果が待っています)

人間は、自分自身を信頼することから明るい未来が開けます。

Yesの人は、「自分はできるはずだ」⇒「自分はできる」⇒「よしやろう」となります。

Noの人は、「自分はできないはずだ」⇒「自分はできない」⇒「やっぱりやめよう」となります。

もし今度の技術士試験で「合格できるだろうか?」と思っている人は、今の今から自分自身を信頼することから始めてください。「努力する」と決意している自分自身を信頼してください。

自分自身を信頼して自信を持つことが、合格に大きく影響します。自信の無い言葉や弱音を口にしてはいけません考えてもいけません。合格に大きく影響します。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

論文と報告書の違いについて考えてみます。

2011.06.27

きょうは、論文と報告書の違いについて考えてみます。

1、報告書とは。

報告書というのは、事実を正しく(あるいは正確に)述べることが重要になります。なぜなら報告書は、読み手と情報を共有するためであり、読み手に的確な判断材料を提供するのが目的です。

2、論文とは。

これに対して論文の目的は、違います。論文の目的は、読み手に対して自分の考えを述べて、自分の考えを理解してもらい、同意してもらうことです。

そのため、論文は、次の3項目が必須になります。

(1)自分の考えを述べること。(あなたの論を文にしたのが、論文です)

(2)相手が理解できること。(相手が理解できない内容は、書いても意味がありません)

(3)相手が同意すること。(相手が同意できない内容は、書いても意味がありません)

この違いを意識しながら論文作成の勉強をしてください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

あきらめなければ、最後は合格です。

2011.06.26

みなさん勉強は進んでいますでしょうか?

きょうは、合格するまであきらめないということを皆さんにお伝えしたく思います。

6月の下旬になりました。8月の試験日が近づくに従って落ち着かない人も出てきたと思います。

落ち着かない理由は、勉強が進んでいないからでしょうか?

しかし今がガンバリどころだと思います。

試験勉強というのは、準備が完全になってから受験する人はいません

ほとんどの人が、準備不足で受験します。もし準備不足であきらめる人がいたとしたら、その時点で残念な結果になります

また、どのような難関試験であったとしても毎年合格者が多数います。もし合格者の集いがあれば、参加してみてください。合格者は、特殊な人でなく口も目もある普通の人です。

はっきり言えるのは、あきらめた時点で残念な結果が決まるということです。あきらめなければ、最後は合格です。

合否を決めるのは、あなたです。最後まで頑張りましょう。

自己評価でなく他者評価で「良い論文」と評価されることが重要。

2011.06.25

みなさん解りやすい論文が書けるようになりましたか?

論文を書く目的は、相手に「読んでもらい・理解してもらい・行動を起こしてもらう」ことです。

技術士試験の場合は、試験なので「行動を起こしたくなる」に変えても良いかもしれません。

技術士試験において良い論文は、相手に「読んでもらい・理解してもらい・行動を起こしたくなる・高度な・技術的論文」です。

「高度な論文=難解な論文」と誤解している人が少数いますが、あなたは大丈夫ですか?誤解したままだと厳しい結果(不合格)になりますよ。

理解しやすい良い論文が書けるようになったら、複数の人に読んでもらってください。JESでは、受講生の皆さんへ奥様(あるいはご主人)に読んでもらうことをお勧めしています。配偶者であれば、社交辞令でなく素直な評価がもらえます。

何人かの人に読んでもらって「良い論文」と評価してもらえば、技術士試験の合格が見えてきます。

自己評価でなく他者評価で「良い論文」と評価されることが重要です。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士合格に向けて本気で頑張りましょう。

2011.06.24

JES技術士セミナーでは、JES事務局や講師受講生の間で毎年数名のトラブルが出ます。【今年は、幸いにしてトラブルが出ていません。トラブルゼロです】(ありがたいです)

トラブルの多くは、次の2点に集約されます。

1、講師の指導が思っても無かった内容で理解できない。

2、仕事が終わった後、メールで毎日でも指導してほしい。

なかなか皆さんの要望に応えられず申し訳なく思っているのですが、期待されていることに嬉しくも思っています。

これも受講申し込みで「本気で合格を考えている人だけセミナーに申込んでください」としている効果が出ているのかと思っています。

今後もJESは、トラブルを恐れずに本気で受験する人のみを応援しようと思っています。(気持ちは、トラブルを出したくないのですが、全てに優先する目標は、技術士試験の合格です)

8月の筆記試験が終われば、ただちに技術的体験論文の作成がスタートします。

皆さんとJESは、何としてでも今年の一発合格を目指して、できる事を全てやりましょう。JESは、本気です

論文を書く前に構成を検討する時間を30分間以上取ること。

2011.06.22

きょうは、筆記試験で【見通し良い論文構成・空白少なく・記載漏れなく・短時間で書く】論文について書いてみます。この論文を【よく考えられた論文】と表現します。

上記【良く考えられた論文】を書く人は、書く前に論文構成を検討する時間をとっています。

検討する内容は、下記です。

1、論文構成をメモ書き

解答用紙の欄外で余白部分に鉛筆ですぐ消せるように薄い字で記述内容をメモ書きします。解答用紙で3枚に記述する場合は、3枚すべてにどこに何を書くかメモ書きします。

2、図表記述スペースを設定

さらに、解答用紙の解答記述部分に図表の記述スペースを鉛筆で薄く枠設定します。

上記「1、」と「2、」の記述が、詳細であれば詳細であるほど【よく考えられた論文】になります

なぜ【よく考えられた論文】になるかという理由は、次になります。

1)あらかじめ何をどこに書くかを考えることで二重に記述したり、記述忘れが無くなります。

2)記述の前後逆転が無くなります。(記述の順番を間違えることが無い)

3)記述文字数を事前に考えることで、空白の発生しない記述量を考えます。

4)記述内容をまとめて検討してから一気に記述するので、検討時間を含めても総計解答時間が短縮できる。(早く解答を記述できる)

5)図表の記入を最後にすれば、図表の大きさで記述スペースを調整でき、空白を少なくできる。あるいは、指定された解答用紙枚数に収まる記述量にできる。

以上から論文を書く前に構成を検討する時間を30分間以上取ることをお勧めします。(長くても45分間以内にする)

試験時間開始から、いきなり解答を記述する人は、最後になって空白の目立つへんてこな論文になると心して下さい。例え近くの受験生が、解答を書き始めても自分のペースを守り解答してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

誰かに意見を聞いて自分の判断を再評価してみること。

2011.06.21

きょうは、論文の自己評価について書いてみます。

技術士試験を受験している人の多くが、独学で挑戦しています。独学の人が陥りやすい問題点の一つに論文の自己評価による失敗があります。(合格率14.8%になる理由の一つです)

人間は、だれでも自分でやったことを否定できません。自分を否定してしまうと最後には、自分自身の存在を否定してしまう方向に向かっていくからです。

多くの受験生は、根拠が無いながらも「自分の書いた論文は、たぶん正しいであろう」と信じます。自分自身を信じることは、良いことです

ただ常に意識してほしいのは、「合否の評価者は、自分で無い」と言うことです。

自分を信じるあまりに勉強する方向性を間違える人が多くいます。誰かに意見を聞いて自分の判断を再評価してみることをお勧めします。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

仕事が忙しくて勉強時間の取れない受験生の皆さんへ。

2011.06.20

「皆さんは、日々忙しいでしょうか?」

答えは決まっていますね。100人に聞けば、100人が「忙しい」と答えると思います。

勉強が進んでない人の多くが、忙しいと答えています。ですが「忙しい」と言っても解決しません

そこで提案です。忙しくて勉強できない人は、1日の終わりに時間の分析をしてみたらいかがでしょうか?

朝起きてから1日の時間をどのように使ったか書き出してみるのです。書き出してみると、かなり空き時間があることに気づきます。

例えば、何もしてない時間がありませんか?無意味な時間がありませんか?

通勤電車の中で勉強ができます。勉強していますか?

体を動かしても、頭を使わないでいる時間があると思います。何かやりながら勉強できませんか?

本を読みながら食事をすることもできます。

来年時間がとれる保証が無いと思います。今年どうしても合格することを念じて頑張りましょう。

24時間をどのように使うかで合否が決まります。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士論文は、読者が納得できる内容を記述しましょう。

2011.06.19

技術士試験が、あなたの考えを各試験だと説明すると違和感のある考えを書く人がいます。おそらく教科書に書いてないことを書こうとしたあまりに、書いてしまった内容だと思います。

教科書に書いてない、あなたの考えを書くといっても「読者の納得できない内容」を記述しては、不合格です。

技術士試験の論文は、小説でありません。実用文です。奇抜なアイデアは、不要です。

読者が納得できて、「やってみたくなる内容」を記述します。

例えば、少子化対策を考えてみましょう。独創的な自分の考えを書くつもりで、「クローン技術で人口を増やす」と書いては、100%不合格です。

少子化対策の解答例としては、「安心して子供を産み育てる社会基盤と子供を産んでよかったと思える社会づくり」です。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

あなたの考えを書くのが技術士試験です。

2011.06.18

きょうは、高度な内容の論文について話します。

皆さんは、高度な内容の論文といわれるとどのような論文を想定しますか?

高度な内容の論文は、難解な数式などが書かれた、解り難い論文をイメージしますか?

この考えは、大きな間違いです

高度な内容の論文は、課題や問題など、あるいは将来動向について対策や解決策をわかりやすく具体的に書かれた論文です。

特に重要なのが、あなたの考えを書く事です。あなたの考えを書かなければ、「どこかで見た内容」や「教科書の丸写し」と評価されてしまいます。

技術士試験は、考え方試験です。論文にどれだけ知識を書いても何かの資料の丸写しと評価され、絶対に合格できません。あなたの考えを書くのが技術士試験です。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験で求められる論文について。

2011.06.17

きょうは、技術士試験で求められる論文について話します。

皆さん、技術士試験は、論文読者をどのように想定して書くかわかりますか?

技術士試験の論文読者は、役員や管理職をイメージして記載してください。

なぜかというと、皆さんが試験に合格した後で技術士として論文を読ませる相手だからです。

想定する読者は、同業者ですが専門家でありません。論文の目標は、読者にとって解答してほしい内容の書かれた解りやすい論文です。

相手が望んでいる解答というのがあります。相手が望んでいる解答を大きく外せば、良い評価が得られません。「的外れの論文」と評価されてしまいます。

また毎日複数の論文を読む人は、論文を理解できるまで何回も読み返してくれません。1回読んで理解できない論文は、解り難い論文と評価します。

技術士試験で求められている論文は、「相手の望む内容」「解りやすく」書かれた「高度な内容」の論文です。

明日は、高度な論文について話します。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

筆記試験で最後の1行まで解答を書けない理由(知識不足と思い込む誤解)。

2011.06.16

みなさんは、3枚以内に記述しなさいという問題のときに3枚記述していますか?

最後のページが空白になる人が多くいます。最後の1~2行まで記述するのが、合格の必須条件です。

きょうは、筆記試験で論文が指定枚数記述できない理由について話してみます。

多くの人が、解答を書けないのは、知識不足だと誤解しています。

最後の1行まで記述できない本当の理由は、大きく分けて3つあります。

1、受験部門の選択が正しくない。

一つ目は、受験部門の選択が正しくない場合です。

技術士試験は、皆さんが自分で受験部門と選択科目を決めて受験しています。決めた理由は、「自分は、この分野の専門家」と判断したからです。

作問委員は、専門家であれば解答できる問題を出題しています。ですが解答できないということは、受験部門の選択を間違えた可能性があります。

間違える例としては、建設部門の「電力土木」を選択すべき人が、「森林土木」や「農業土木」で受験するような選択です。あるいは、環境部門で受験すべきなのに、建設環境で受験する選択です。

皆さん「自分は、間違えていない」と思っているかもしれませんが、10人に1~2人の割合で間違えている人がいます。

2、問題を正しく理解してない。

二つ目は、問題を正しく理解してない場合です。

皆さんの専門分野を質問しているのに、自分の分野と理解できてない場合、難解な問題となります。例えば、「あなたの専門分野における地震災害と地盤について知るところを述べなさい」の問題です。

この問題を建設部門の問題と考えて別の受験部門の人が解答しようとした場合、極めて難解な問題になります。書く事が無くて空白で解答用紙を提出してしまいます。

問題文で「あなたの専門分野」と限定してあるので、解答を自分の専門分野に限定します。あなたの専門分野で設備設置したときなどあると思います。その時の検討内容など書けば記述可能となります。

3、いきなり解答を書き始める場合。

三つ目は、記述内容を検討せずに解答を書き始める場合です。

記述内容を検討せずに問題を読んで、すぐに解答を書き始める人が多くいます。このような人は、記述内容にまとまりがなく、記述量も未検討ですので、後半に書く事がなくなってきます。結論を意識しながら記述していますので、論文途中で結論を書いてしまいます。思わず結論を書いてしまい、記述終了にしてしまうのです。

この場合の対策は、問題を読んでから解答を書き始めるまでに30分間以上の構想検討を行います。じっくりと考えてから解答を書けば、記述不足になることがありません。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

皆さんは、知識と知恵の違いを説明できますか?

2011.06.15

簡単に理解できないことの一つに「知識」と「知恵」があります。

皆さんは、知識と知恵の違いを説明できますか?

1、知識とは

知識は、専門書や経験などで得られた過去の情報になります。知識で仕事をする人は、どれだけ知っているかが重要なので暗記力を高めるのが仕事と考えることもできます。一般的な、資格試験を合格した専門家が、これにあたるかもしれません。

2、知恵とは

知恵は、知識に基づいて新しく創造された見識になります。あるいは、知識と知識を組み合わせて、新しく創造された考え方になるかもしれません。

3、知識と知恵の根本的な違い

知識が過去の情報であるのに対して、知恵は新しく創造された見識になります。技術コンサルタントである技術士に求められているのが、専門家としての知恵です。専門家なので知識があるのは当然として、専門家としての知恵を求められているのが、技術士なのです。

技術士試験は、この知恵の有無が試験問題で問われています。知識試験と思って受験している受験生は、合格までに数年かかります。あるいは、何年かかっても合格できないかもしれません。知恵が問われる試験と理解できた人は、1回で合格できます。

小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャである宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口淳一郎教授は、新人の技術者を指導するときに「何かやるとき3カ月間は、専門書を読むな」と指導していると聞きました。専門書に書いてあることは、過去の事であり新しいアイデアを出すのに邪魔になると話していました。知識と知恵の違いを説明するエピソードです。(勝間和代氏との対談より)

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験「やるべきことをやれば合格できる」は、どのような事か。

2011.06.14

このコラムで技術士試験は、やるべきことをやれば合格できると説明しています。

では、やるべき事とはなんだと思いますか?

それは、技術士試験で要求されている考え方を理解することです。

難しいことでなく簡単な考え方なのですが大多数の人は、知識として知ることができても理解できないようです。

多くの人が、【解っているつもりで】理解できないから全国平均合格率14.8%なのです。

100-14.8=85.2%の人が、難しいことで無いが、理解できないがゆえに実施できないでいます。

理解できている人にとっては、「書籍やいろんな資料に書いてある考え方」として知っているのですが。

理解する方法で一番近道は、理解できている人に自分の考えを述べて、評価してもらうことです。

論文などで添削してもらうことです。これが、論文添削の目的です。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験の難易度について(本当に技術士試験は、難関試験か?)。

2011.06.13

このコラムでは、技術士試験の合格について厳しいことを書く事があります。皆さんは、技術士試験がどこまでの難関試験かわかりますか?

実は技術士試験は、それほど難関試験で無いのです。ただし条件があります。

やるべきことをやれば、技術士試験は、誰でも合格できる試験です。

これは、何日か前に皆さんに送った「やればできる、必ずできる」という言葉に込められています。

平成22年度は、4,117人もの多くの人が合格でした。合格した人は、全員がやるべきことを実施したから合格できたのです。特別の人だけが合格できるのでありません。(オリンピックで金メダルのように、世界でただ1人と違い、技術士試験は、多くの人が合格できる試験です)

納得しやすいように、皆さんの身近な例で説明してみます。

皆さんも過去に何かの試験を受験されたと思います。難関試験で、勉強中は、「本当に合格できるのだろうか?」と思っていたでしょう。でも合格しました。合格してしばらくしたらどのように思いましたか?

「合格する前は、難関試験だと思ったが、合格してみればそれほどでもなかった」と思ったはずです。これが、技術士試験でも同じなのです。

技術士試験も「合格してみればそれほど難関試験でなかった」と思うはずです。

なぜなら、「やるべきことをやれば、技術士試験は、誰でも合格できる試験」だからです。

再度、皆さんに次の言葉を送ります。

       やればできる、必ずできる。合否はあなたが決めるのです。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

皆さん、技術士試験の勉強に頑張っていますか?

2011.06.12

皆さん頑張っていますか?

おそらくこのコラムをご覧の皆さん全員が、「頑張っています」の回答だろうと思います。(もし「頑張っていません」と回答する人や即答できない人は、合格が危ういです。技術士試験は、全力で頑張る人のみが合格の可能性ある難関試験です)

というか技術士試験を受験する2万7千人の全員が「頑張っています」の回答をすると思います。ですが、その合格率は、14.8%です。

これは、何を意味するかというと「他人との努力度を比較しているのでなく、自分の疲労度との比較」をしていることによります。

すなわち「自分がこれだけ時間の無い中で勉強しているのだから頑張っているはず」と判断しているのです。しかしこれは、合格という目的に対して正確な判断でありません。その結果が、合格率14.8%なのです。

例え仕事が忙しくて時間が取れない中でも頑張っている人でも、仕事の時間は、合否に影響しません。ましては、(万が一ですが)時間の取れない理由が、TV視聴や遊びの時間であれば論外です。

自分が頑張っているかどうかの判断は、「他人との努力度比較」で実施すべきです。さらに進んでいえば、お互いに「勉強の達成度を比較」しあい、その結果で判断すべきです。そうすれば、勉強に過不足なく試験日を迎えられます。

皆さんにお勧めします。「一緒に勉強する受験仲間を見つけましょう。」

JESでは、参加型セミナーを受講されている皆さんに同じ受験部門同士でグループになって戴いています。グループ同士で受験情報の交換をしていただく中で、コミュニケーションを行い、お互いに励ましあって頑張っています。

皆さんも職場で受験仲間を作ってください。一緒に励ましあって「伴に合格」しましょう

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験、現在の標準的な進捗について。

2011.06.11

現状で技術士試験の標準的な勉強の進捗を記載しますので、各自は、ご自分の進捗を確認ください。

1、論文添削について【6月末日までの学習です】

 論文添削は、1通が添削完了で、2通目を添削中が、標準です。
 もし遅れている人は、焦る必要ありませんがスピードを上げてください。
 6月末日までに最低限2通の添削完了、できれば3通の添削完了を
 目標にしてください。 2~3週間で1通完成のペースです。

2、キーワード集について【7月末日までの学習です】

 きょうの段階で三分割展開法(三区分法)による整理が、100個を超える程度
 進んでいるのが標準です。
 7月末日に300個超のキーワード完成のペースになっていますでしょうか?
 最終で300個を超えるのは、かなり高い目標ですが、最低限100個を超えないと
 厳しい結果になります。 またキーワード学習は、自分一人で進められるはずです。
 予定通りに進んでいない人は、なぜ進まないのかじっくりと自己分析してください

3、皆さんは専門家、自信を持って

 皆さんは、「受験部門・選択科目の専門家」として受験します。
 経験年数10~20年は、ベテランです。技術士として必要な専門知識は、
 すでに合格に十分達しています。ただし、技術士らしい考え方や文書表現を
 学ぶ必要があります。これを目的にしているのが、キーワード集による知識の整理と
 論文添削による文書表現の学習です。
 何が(どういうことが)技術士らしいのかを学んでください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

試験問題で解答枚数の条件は、合格のための必須条件の一つです。

2011.06.10

技術士試験のセミナーで次の質問を受けたことがあります。

「問題で2枚以内に記述の条件のときに、内容が良ければ、1枚の記述でも良いですか?」の質問です。

これは、100%ダメです。

内容がすばらしいと自己判断しても2枚以内に記述の条件であれば、2枚に記述します。

理由は、次によります。

1、まず1点目として、内容の良し悪しは、自己判断できません。内容を判断するのは、採点官です。

2、次にベテランの技術者で熟知している内容は、記述項目を多く持っています。知識の無い人は、記述項目を持っていません。よって「記述が少ない」=「あまり知らない」と判定されます。

3、最後に2枚に記述できる人は、枚数指定を3枚としたとき3枚に記述できるかもしれないと判断されます。2枚と指定して1枚しか記述できない人は、当然3枚を記述できない人と判断されます。

4、指定通りに書く人は、記述条件を守れる人と判定されます。記述条件を守れない人は、他のことも守ることできない人と理解されます。

以上から、記述条件が1枚のときは1枚に2枚のときは2枚に3枚のときは3枚に記述します。決して自己判断で解答枚数を変更しないようにしてください。合格のための必須条件の一つです。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

「自分の知らない意見」や「自分と違う意見」に接したときの考え方。

2011.06.09

技術士試験の受験生は、10年や20年の経験で獲得した自分の専門知識に自信を持つ必要があります。日本のロケット工学を育てた糸川秀夫博士は、「10年同じ分野をやればその分野で一流に成れる」と述べられたと聞いています。自分の実力に自信を持って勉強してもらえればと思います。

しかし、ここで重要な事があります。次の考え方です。

【自分の知らない意見や自分と違う意見に接したときは、謙虚に受止める事】です。

知らない意見や違う意見を述べている人も皆さんと同じ専門家です。専門家が正しいと考えて述べる意見は、正しい可能性が高いと考えて受止める必要があります。(妄信する必要は、ありません。専門家も人間であり間違えることがあります)

JESでも、20人に1人程度で意見の食い違いが収束せずに、トラブルとなる場合があります。

独学で勉強されている人以外の皆さんは、どなたかに指導を戴いていると思います。指導を戴くときは、「専門家が述べる意見だから正しい可能性が高い。なぜ自分の意見と違うのだろうか?」と考えて意見を交わしてもらえればと思います。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

大学入試対策と技術士試験対策の違い。

2011.06.08

きょうは、NHKの番組「テストの花道」について考えてみます。

この番組は、高校生の勉強についての番組です。高校のときに偏差値50前後から偏差値を20以上あげて希望の大学に入学する勉強法などが話をされていました。

計画の立て方、勉強時間、モチベーションの維持など技術士試験に役立つ内容が多数ありました。興味のある人は、視聴してみると良いと思います。

ただ一点だけ、技術士試験と根本的に違う内容がありました。それは、大学入試対策は、暗記対策です。大学入試対策は、どのようにして、正解を暗記するかに力点があります。その原因は、正解が参考書に書いてあるからです。

参考書に記載してある正解を暗記することが、大学入試対策になります。「英語・古文・日本史」に限らず「数学・物理」においても、問題の解法を暗記することが、大学入試対策になります。

技術士試験は、違います

正解は、参考書でなく皆さんの頭の中にあります。三分割展開法(三区分法)で整理して暗記しているのは、正解を暗記しているのでありません。正解を記述するための素材を整理して暗記しているにすぎません。正解は、あくまでも皆さんの頭の中にある考え方です。

例えて説明するならば、「考え方」と「キーワード」は、「料理人」と「食材」の関係に似ているかもしれません。

食材が無ければ、料理を作ることができません。ですが、食材があっても料理人がいなければ、美味しい食事が作れ無いのです。料理人が皆さんの頭の中にある正解(考え方)と思ってください。

明日は、他の人と意見が食い違うときの考え方について話します。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験で予想問題作成が苦手な人は。

2011.06.07

昨日、今年の技術的テーマを書きました。技術的テーマで予想問題を作成して勉強してほしいのですが、問題作成の苦手な人は、次のようにしてください。

1、過去問題で比較的試験に出そうな問題を探します。

2、見つけた問題に、今年のテーマを付け足します。「災害時における・・・」や「リスクにおいて・・・」などです。

あとは、普通の問題練習のように論文を作成して指導者に添削を受けます。

この方法は、簡単ですが、効果ありです。なぜなら過去問題が解答できない人は、試験に合格できないからです。

今年の試験問題の難易度も過去問題と大きな差がありません。求められている能力が同じだからです。

過去問題がキチンと解答できるようになれば、合格の可能性が出てきます。この方法で論文の記述練習をして、あとは三分割展開法(旧:三区分法)で知識の整理です。

明日は、NHKの番組「テストの花道」について考えてみます。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

今年の試験に出そうな技術的テーマについて。

2011.06.06

きょうは、今年の試験に出そうな技術的テーマについて話してみます。

今年は、例年にない事実として「東北関東大震災」「福島原子力発電所の事故」があります。この2件は、国や日本技術士会で盛んに議論されています。すなわち、今年の一番重要な技術テーマです。

技術士試験の作問委員も同じ思いのはずです。作問委員も我々と同じ技術者だからです。

作問委員は、次のことを意識して2件に注目していると思います。

「予想」「予防」「想定外」「リスク」「安全」「対策」「被災」「緊急処置」「暫定処置」「恒久処置」「復旧」「復興」「判断」「エネルギー」「CO2」「環境」「人材」「新技術」「土壌」「海外」「支援」など

まだまだ意識していることは、多数あると思います。

作問委員の情報源は、「学会誌」「専門雑誌」「業界紙」「白書」「報道番組」「日本技術士会での議論」などです。皆さんも同じ情報源に注目して「技術士として何を考えるべきか」を研究してください。

明日は、簡単な予想問題の作り方を話してみます。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

「予想問題は外れる」でも予想問題で勉強してほしい。

2011.06.05

きょうは、「それでも予想問題で勉強してほしい」ことを話したいと思います。

前々回に「予想問題は、外れる」と説明しました。ですが、今日は、それでも予想問題で勉強してほしいと思っていることを説明したいと思います。

きょう説明する予想問題は、的中させるのが目的でありません。予想問題が外れてもかまわないのです。

予想問題で勉強する目的は、次のことを理解するためです。

1、何を確認するために試験問題が、作成されるか。

2、試験にとってどのようなキーワードが重要か。

3、試験官は、どのような事を考えるか。

以上が理解できれば、予想問題が外れても目的を達成しています。JESでは、受講生に予想問題を提供することをしていません。なぜなら、予想問題の的中率で合否が決まる勉強でなく、技術士の実力を付けて合格する勉強をJESは、指導しています。これが、合格率の高い本当の受験対策だと思っているからです。

この目的を達成するために、予想問題は、受験生に作成してもらいます。受験生に作問委員になったつもりで試験問題を作成してもらいます。

明日は、【今年の試験に出そうな技術的テーマ】について話してみたいと思います。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

予想問題が外れても合格する方法について。

2011.06.04

きょうは、予想問題が外れても合格する方法について話してみます。

まず技術士試験の目的について考えてみます。

技術士試験の目的は、受験生が技術士としての実力有無を判定することです。なぜならば、受験生が試験に合格すると「私は技術士です」と自己紹介します。そのために採点官は、受験生が受験する時に、技術士として実力があれば合格、実力が無ければ不合格、と判定します。すでに技術士としての実力のある人が、合格になります。これから技術士としての実力を付ける人は、不合格です。

以上から、皆さんの受験対策は、「技術士としての実力を付けること」になります。(予想問題を的中させるのが、受験対策でありません)

何に対して「技術士としての実力を付けること」であるか、それは、受験部門で論議されているキーワードです。

受験部門で出題されるキーワードについて、あなたの頭の中に技術士らしい考えがあれば、どのような問題が出題されても合格です。

あなたの頭の中には、キーワード300~600個の知識がすでにあります。なぜなら、ベテランであるあなたは、業務上で知識不足で困ることが無いからです。(多少の知識補充は、どのようなベテランでもあるが、知識ゼロのキーワードはほとんどないはずです。合格点60点です。60%の知識があるはずです。)

あなたがこれから試験日までに実施する勉強は、あなたの頭の中にあるキーワード300~600個の内で試験に出そうなキーワード100~300個をキーワード集にすることです。

キーワード集にした100~300個について、技術士試験用に知識の整理をすることです。この知識の整理が、三分割展開法(旧:三区分法)です。

別のコラムで300個を超えるキーワード集の作成が、勉強の目標と話しました。キーワード集が完成したとき、あなたは(どのような問題が出題されても)技術士試験合格(60点以上を獲得)となるのです。この状態は、あなたに技術士としての実力が備わったことを意味しています。

明日は、【それでも予想問題で勉強してほしい】ことを説明したいと思います。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験の【予想問題】について考えてみます。

2011.06.03

きょうは、技術士試験の予想問題について考えてみます。

一つの分野において論議されているキーワードは、300~600個程度です。根拠を簡単に述べると、突然聞いたことの無い話題が出ることは、まれだからです。(正確な根拠は、このコラムの過去記事をお読みください)

さて今日の話題である予想問題について考えてみます。

試験問題は、キーワード3個からできていると仮定して、300個の重要キーワードから何問の予想問題が、作成できるか計算してみます。高校生の時に勉強した「順列・組合せ問題」になります。

300個の中から1個を取り出す確率は、300分の1になります。

さらに1個減少した299個の中から2個目を取り出す確率は、299分の1になります。

そして298個から次の3個目を取り出す確率は、298分の1になります。

以上から300個の重要キーワードから3個のキーワードを取出して作成する予想問題の組合せは、次の計算になります。

300×299×298=約27,000,000通り

300個の重要キーワードから3個のキーワードを取出して作成できる予想問題は、約2千7百万通りになります。ほぼ、予想問題を的中させて合格することは、不可能です。

もちろん人間の経験から、出題されやすい問題が考えられますが、それにしても膨大な問題数になります。

今年受験する皆さんは、予想問題を的中させて合格することが不可能であることを理解してください。予想問題でなく別の方法で合格する必要があります。別の方法を明日以降で解説していきます。

明日は、予想問題が外れても合格する方法を話します。楽しみにしていてください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

解答論文の構想は、30~60分間検討して決める。

2011.06.02

論文の作成は、いきなり記述せず30分~60分程度の構想検討してからにしてください。(検討時間は、個人差があります)

記載内容を充分に検討せず書き始めると良い論文が書けません。なぜかといいますと、次の問題点があるからです。

1、題意を正確につかめず書いてしまう場合がある。

2、構想を決めずに記載すると始めと終わりで内容が違う場合がある。

3、書くべきことが漏れる可能性もある。

さて検討内容は、次になります。

1、問題の理解(問題の要求事項の理解)。

2、記載すべき項目と結論の検討。

3、記載順序の検討

4、段落見出し(小見出し)の検討。

5、記載分量(配分)の検討。

6、解答用紙の余白への記載メモの記述。(解答完成後に簡単に消せるようにメモする)

7、図表などを含めた配置の検討。(解答完成後に簡単に消せるようにメモする)

なお上記の「1~5」は、頭の中で検討せずに問題用紙などに書込んで目に見える形で検討します。頭の中だけで検討すると考えをまとめるのに時間がかかります。不備も出ます。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

考え方試験、自分の考えは、自分の頭で構築する。

2011.06.01

きょうは、考え方試験自分の考えをどのように構築するか考えてみます。

まず、いままで受験してきた知識試験(一般の資格試験や入学試験)を考えてみます。

知識試験の場合は、知識豊富な人に記憶すべき知識を教えてもらい、暗記していきます。試験で解答すべき正解が、専門書や教授の知識だからです。(正解は、相手が持っています)

考え方試験の場合は、正解が皆さんの中にあります。そのため、知識を暗記するというよりは、考え方を構築するのが試験勉強です。

考え方を構築する場所は、皆さんの脳内です。

そのため構築方法は、下記手順になります。

1、自分の意見を述べる。

2、周りに認めてもらえるか確認する。

3、問題点を修正して「1、」に戻る。

この手順の繰り返しです。現役技術士や技術士受験生とのディスカッションを繰り返すことで、自分の考えを構築していきます。

周りの人の中に考え方を構築するのでなく、自分の中に考え方を構築するのです。自分自身の考え方は、自分でしか構築できません。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

技術士試験コラムリスト

技術士試験コラム 最新一覧

カテゴリ別コラム

月別コラム