坂林和重の技術士試験コラム
2012年6月
弱音を言っても良いが、やるべき事がある。
あなたは、弱音を言う人でしょうか?
わたしは、ある程度の弱音を言うのは、仕方がないと思っています。何故ならば、技術士試験は、難易度の高い試験です。忙しい人は、勉強時間もないと思います。そのため、弱音を言いたくなるのももっともだからです。
ただし、弱音を言っても良いのですが、弱音を言っても何も解決しないことも理解してほしいと思います。弱音を言っても合格率が上がるわけでありません。獲得点数が上がるわけでありません。弱音を言っても何の変化も起きないのです。
弱音を言うのは、あくまでも気分転換だと理解してください。そして気分転換したら「絶対に合格する」と決意を新たにしてください。
自分自身が合格すると思わなければ、だれも応援してくれません。「必ず合格する」と強い決意で頑張って戴ければと思います。努力は、必ず報われます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
勉強は、目的を理解して初めて効果が出る。
きょうは、論文の作成についてアドバイスします。
論文作成で勉強している人に、次のような人がいます。
1、なるべく多くの論文を作成して勉強しようとする人。
2、赤ペン添削を活用しない人。
このいずれも合格への道のりは、遠いと考えてください。いずれも、合格までに10年以上を必要とします。
「1、」の方法で合格論文は、2~3通作成すれば合格方法を理解できます。せいぜい多くても4通です。なぜなら論文添削は、添削を通して考え方を学ぶからです。もし5通以上の論文を作成しても合格論文が作成できない場合は、勉強方法を変更しましょう。このまま20~30通の論文添削を受けても厳しい結果になるだけです。
「2、」ですが、赤ペン添削を訂正して合格論文を作成するのを目的に勉強している人がいます。しかしながら、添削を受けた問題と同じ問題は、試験に出ません。なので赤ペン添削は、合格論文を作成するのが目的で無く、合格論文を作成する方法を勉強するのが目的です。そのため、赤ペン添削を活用して、新しい問題に対した時に1回で合格論文を書く勉強をしてください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
ただ1件だけ合否に影響することを挙げるとすれば。
きょうは、技術士試験の合否に影響することをただ1件だけ挙げると何かを書いてみます。
私が思うのは、技術士試験の目的を理解しているかどうかだと思います。技術士試験の目的を理解していれば、何をどこまで勉強すべきかが理解できます。理解できれば、後はやるだけです。
これを理解できずに受験すると合格までに10年以上を必要とします。理解できた人は、1年で合格できます。
もともと技術士試験を受験する人は、専門知識のある人がほとんどです。JES技術士セミナーを受講している人の実績で専門知識不足の人は、20~30人に1人程度です。ほとんどの人が、専門知識に問題ありません。そのためJES技術士セミナーでは、専門知識の整理と言う目的で「三分割展開法」を勉強して戴きます。あとは、論文添削を通して技術士試験を理解してもらうのが合格への最短です。
このコラムを見て、独学で受験される人も「技術士試験を理解する」のを最重点にすると、最短合格できます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
努力すれば、1週間前に合格方法に気づく事も。
皆さんは、試験の結果がいつ決まると思いますか?
時々試験日の前日の追込みや当日の気合で合格できると勘違いしている人がいます。簡単な資格試験であれば、過去の蓄積を利用して前日や当日の付け焼刃でなんとかなる場合もあります。しかし技術士試験は、無理です。技術士試験は、付け焼刃で合格できません。気合で合格する人も、実力があっての気合です。気合だけでは合格できません。
私が考える試験の結果は、試験日の1か月間までに何をやったかで決まると思います。すなわち試験日は、毎日の勉強の再現だけです。できる事をやるだけの日にちです。
中には、試験直前の1週間前まで「このままでは不合格」と思う人で突然実力を付けて合格する人がいます。ですが、そのような人も努力は、かなり前からしています。結果が出るのが1週間前なだけです。合格法に気づくのが、1週間前なだけです。
このコラムを見ている人も次の言葉を信じて頑張ってください。
(1)突然実力が付くわけでない。
(2)でも、いま努力すれば、合格できる。積み重ねの結果が、合格です。
(3)努力していれば、1週間前に突然合格方法に気づくこともある。
諦めたら終わりです。諦めなければ、合格の可能性があります。合否を決めるのは貴方です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
苦しいのは、貴方だけでありません。全員です。
あなたは、必死で頑張っていると言えますか?
結果はともかく頑張っていると言える人は、良い結果の可能性があります。
なぜならば、真面目に頑張っている人で余裕を持って勉強していますと言える人など皆無だからです。受験生は、全員が不安になりながら必死で頑張っています。なので不安なのは、普通の事なのです。そして必死で頑張るのも普通の事なのです。
反対に余裕を持って勉強している人は、自覚が無いのだと思います。
すなわち「余裕を持って頑張っている人」と「忙しくて勉強していませんと言う人」は、厳しい(残念な)結果になると思います。
そして「必死で頑張っている人」が、最後に良い結果になると思います。いま苦しい人は、苦しさに負けず頑張ってもらえればと思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
合格には、無駄の無い効率的が学習が必須です。
6月ももうすぐ終わりです。7月からは、キーワード集に専念してください。ただし、個々人によってやるべき事が微妙に違うと思いますので、最適な学習をしてください。
ところで勉強の進捗は、大丈夫でしょうか?指導者の有無で進捗に大きな影響がでます。
JESでは、受講生全員へ挫折しないようにいろいろな情報やサポート体制をとっています。担当講師は、1人1人を担任制にしていますので、勉強の効率や効果が最大になります。無駄が無いのです。
皆さんもぜひ真剣に指導してくれる人を見つけて、無駄の無い効率的な勉強で、一発合格を果してください。
技術士試験は、難易度の高い試験です。無駄をしては、合格できません。
では、合格を目指して一緒に頑張りましょう。
やればできる。必ずできる。
あなたは、毎日頑張っていますか?苦しいでしょうが、負けないでほしいと思います。
さて私が良く使う言葉に「やればできる。必ずできる」があります。
「やればできる」は、「やらなければできない」の意味も込めています。
「必ずできる」は、「能力ある貴方であれば、簡単にできる。そして合格できます」の意味も込めています。
さあ、あなたであれば、大丈夫です。きっと最後までできます。
合格するまで頑張りましょう。
効率的な勉強は、1人で勉強する事?
20人に1人程度ですが、受験生の中に人の意見を聞かない人がいます。あるいは、どのみち受験するのは自分なので、1人で勉強した方が良いという意見の人がいます。気持ちはわからないでもありません。
確かに受験するのは、本人なので1人で解答が書けるようになる必要があります。
ですが、どのような人も小学校・中学校・高等学校と学校で勉強してきています。おそらく現在でも学校で勉強した漢字や足し算引き算が、勉強の基礎になっているはずです。もし1人で勉強するほうが効率的であれば、小学校・中学校・高等学校は、不要なはずです。1人で足し算や引き算が勉強できたはずです。
しかし、ほとんどの人は、学校で学んで自宅で理解力を深める勉強をしています。この勉強方法が、一番良い勉強方法だからです。
皆さんも、誰かに指導を受けながら、一発合格を目指して頑張りましょう。
合格論文作成方法を学ぶ。
あなたは、自分の欠点集(NG集)を持っていますか?
今日までに、何通かの論文を赤ペン添削してもらったと思います。その論文を眺めてみてください。おそらく同じことで何度も赤ペン添削されていると思います。
たとえば、「主語が無い・誤字・意味が伝わらない・・・・・・・」などです。人間とは、同じ間違いを繰り返すものなのです。特に長年身に付いた癖は、意識しなければ治りません。
そこで自分のNG集を作成してください。今まで赤ペン添削してもらった論文から、自分のNG集を作成するのです。NG集は、なるべくほかの論文を書くときに役立つように書きだします。NG集は、A4一枚で記述できる程度のはずです。すなわち同じNGを繰り返しているはずです。
NG集は、論文を書く前に眺めてください。そうすることで自分の癖を無くし漏れの無い合格論文が書けるようになります。
あなたが勉強しているのは、合格論文を作成する事でありません。あなたの勉強は、合格論文の作成方法を学ぶ事です。いま作成している合格論文を試験場で記述しても合格できません。いま作成している論文を通して自分の癖や記述漏れの無い合格論文の作成ノウハウを勉強しているのです。これが、合格論文を書く方法を学ぶということです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
どれだけ理想に近づけるかで、合否が決まる。
皆さん学習の進捗はいかがですか?
私がお勧めする状態は、必須科目と選択科目の合計で合格論文が3通とキーワードリスト300個です。
3通の合格論文で必須科目と選択科目のどちらを2通にするかは、苦手な方にしてください。また3通以上の論文練習をしても、意味がありません。3通の合格論文を作成できれば、合格論文機械的作成法をマスターしたと言えます。
4通目の論文にチャレンジするよりは、キーワード学習に専念してください。キーワードは、300個を超えても意味があります。超えれば超えるほど合格率が高まります。ただし、経験から6か月で300個を超えるのがやっとだと思います。キーワードは、1語づつをA4用紙1枚に三分割展開法で記載した状態の個数です。(単なるリストでは、意味がありません)
そこで次の状態を目標にしてください。(以下は、過去の経験です)
理想状態:合格論文が3通と、キーワードリストが300個以上。(合格の可能性90%以上)
最低限度:合格論文が2通と、キーワードリストが100個以上。(合格の可能性が極めて少ない)
最低限度未満だと合格は、かなり難しいだろうと思います。最低限度から理想状態の間は、どれだけ理想状態に近づけるかです。
試験日まであと1カ月です。全力で頑張ってください。
合格論文を記述するノウハウは、どのような問題でも同じ。
試験まであと45日間になりました。そろそろ合格論文の書き方が理解できた頃だと思います。勉強でこれからのお勧めは、論文添削学習を2週間で終了して残り30日間をキーワード学習に専念してください。
なぜかと言いますと、合格論文を記述するノウハウは、どのような問題でも同じです。選択科目と必須科目でそれぞれ合格論文を記述するノウハウを理解したら、次にやるべきは、合格論文に記載するコンテンツの充実です。
残り30日間でコンテンツの充実のために、キーワード学習に専念してください。
それと手書き練習も本番と同じ時間帯で複数回実施してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
そろそろ良い筆記具も準備しておきましょう。
そろそろ筆記用具にも気を配ってください。筆記具は、文字を書くスピードや見た目に大きく影響します。採点されるのは、論文内容ですが、見た目が悪いと内容も悪く見えます。慣れるために1か月前から使い込みましょう。
シャープペンでは、握りの太いものが疲れないのでお勧めです。その他に、握りに合わせて形状の変化する物もあります。シャープ芯は、極力濃いものを使ってください。私が使っていたのは、2Bでした。それと芯の太さは、0.9mmでした。皆さんも経験があると思いますが、書いている途中で芯が折れると文字が汚くなります。0.9mmの芯であれば、多少筆圧がある人でも折れることがありません。
消しゴムは、製図用のプラスチック消しゴムを使いましょう。値段が高いですが、消しゴムカスが、まとまり処理しやすいのと、良く消えます。入組んだところを部分的に消すために、字消し板を購入しておきましょう。
さらに図形を描くのに便利な図形定規も購入しておくと便利です。直線を引くのにも使える形状で目盛り付きの透明なものが良いと思います。目盛り付きのものが見つからなければ、30cmの直線定規も別に購入してください。
文具店で製図コーナーに行くと上記以外でも面白いものが見つかります。試験まであと1カ月です。今から役立ちそうな筆記具を準備して、使い慣れてください。使ってよければ2セット購入してください。試験中に落としてしまったり、壊れたりする場合もあります。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
過酷な試験を事前に体験することで。
昨日6/17(日)に技術士セミナーを実施しました。勉強の進み具合を確認したところ、皆さんほぼ予定通りの進捗でした。(約6~7割の人が予定通りでした)今年も多数の人の合格が期待できます。
さて次の7/15(日)セミナーでは、技術士の模擬試験を実施する予定です。内容は、本番試験と試験時間だけ1/2としてその他を同じにして実施します。過酷な試験を事前に体験することで本番試験の対応をスムーズにします。
1日筆記試験対策コース http://ejes.jp/school03
いよいよ筆記試験も大詰めです。一発合格を目指して頑張りましょう。
選択科目と必須科目で書き方を変える。
皆さんは、そろそろ筆記試験の論文の書き方について学習が終了まじかになったと思います。
そろそろ専門知識の学習に専念すべき時期になりました。専門知識の学習とは、キーワード学習です。
さてそこで終了前の確認です。筆記試験の準備で選択科目と必須科目で解答の書き方の違いについて意識していますか?
それぞれの求められている能力は、下記となります。
選択科目:「選択科目」に関する専門知識と応用能力
必須科目:「技術部門」全般にわたる論理的考察力と課題解決能力
求められているものが違えば、書き方も違います。それぞれに合わせた書き方にしてください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
【予想問題】今年の試験に出題される試験問題を考える。
試験問題は、21部門でそれぞれ違いがあります。毎年同じ問題が出る部門もあれば、毎年違う問題が出る部門もあります。きょうは、毎年違う問題が出題される部門での予想問題の作成方法を説明してみます。
まず準備するのは、キーワード集です。キーワード集を一覧して全体の傾向を見ます。その傾向から共通のキーワードを2~3ピックアップします。そしてピックアップしたキーワードを昨年の試験問題のキーワードと入換えます。
こうして作成した試験問題が、今年の試験に出題されそうな問題となります。今年の予想問題です。ここで重要なのは、何個のキーワードから重要キーワードをピックアップしたかです。私の経験では、300~400個のキーワードからピックアップすると十分な傾向がつかめるようです。
それと問題文は、貴方の感覚でアレンジしてください。貴方はすでに「技術士とはどうあるべきか」を勉強しています。試験官が試験問題の解答で合否判定しているのは、貴方が技術士らしい考えを持っているかどうかです。技術士らしい考えを持っていれば、合格です。単なる知識人であれば、不合格です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
実力の半分も発揮できないかも?
多くの人が、論文添削を複数回やったと思います。満足した学習ができましたか?
次は、本番と同じ方法で、論文を書いてみてください。初めての問題を試験と同じ時間内で完成させるのです。
完成させた後によくよく眺めてみてください。できれば、じっくりと時間をかけて書いた論文と比較してください。
急いで作成した論文は、実力の半分も発揮できないかもしれません。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
2名以上の指導者に添削を受ける。
あなたは、技術士論文の添削を受けていますか?
可能であれば、2人以上の人に添削を受けることをお勧めします。
なぜかと言うと、技術士試験の本番で採点する人は、添削してくれる人と別の人です。人によって重要視する部分が違うため合否のボーダーラインの場合、微妙な判定になります。
また本番試験でも採点官は、2名で採点します。
以上から試験前の勉強の段階から2名以上の指導者に添削を受けることをお勧めします。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士にふさわしい人材であると認めさせて合格。
頑張っていますか?
今日は、くじけそうな人への応援を書いてみようと思います。
あなたが、くじけそうなら技術士試験の受験を決意したときのことを思い出してください。何を夢見て、技術士試験を受験しようとしているでしょうか?いままさに夢にチャレンジしている最中です。いま苦しい毎日ですが、夢をかなえる勉強をしている最中です。努力は裏切りません。努力した分だけあなたは合格に近づいています。
もし苦しい人は、すでに勉強した問題を解いてみてください。模範解答を作成した同じ問題をもう一度解いてみてください。あっという間に解答が書けるはずです。これはあなたが成長した証拠です。あなたは、苦しいでしょうが、これだけ成長しています。
採点官にあなたが技術士にふさわしい人材であることを認めさせて、合格を勝ち取りましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
やるべきことをやって合格するのが合理的です。
さて昨日は、「苦しいのが当たり前であり、気にする必要ない」と書きました。別の見方で考えてみると、苦しいのを意識しても何の解決にもならないということです。
例えば、2時間苦しんだら不合格で、3時間苦しんだら合格するのであれば、3時間苦しむのも意味があります。ですが、苦しんでも何も変化しません。苦しむのと合格とは、無関係なのです。合否に関係するのは、やるべき事を受験生自身がやるかどうかです。ならば、苦しいのを意識して悩むより、やるべきことをやって合格するのが合理的です。
また勉強が進まないのを他責にする人がいます。「〇〇だから勉強ができない。自分に責任が無い」と言う人がいます。〇〇は、「忙しい・時間が無い・教えてくれる人がいない・・・・」などです。自分以外に責任を求めても合格と言う結論を得られません。他責にしても合格できないのです。忙しいなど同じ条件でも合格している人がいるのです。ならば、自分のできることをやって(すべてを自責として)合格した方が良い結果を得られます。
これらすべてが、皆さん自身で決めていることを意識して、頑張って戴ければと思います。合否を決めるのは、自分自身です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
苦しいことを気にしない。全員が同じなのです。
技術士試験を申込んでから1カ月です。そろそろ勉強も苦しい時期でしょうか?
ただ次の事もいえると思います。
受験生で余裕で勉強している人などいない。
もし余裕で勉強している人がいれば、その人は、不合格です。
そのため、貴方が苦しんでいる事は、不思議でもなんでもないのです。あたりまえの事であり、受験生全員が苦しんでいるのです。
その苦しんでいる中で、やるべきことをやっている人が、合格するのです。
なので苦しんでいることを気にしてはいけません。苦しいのは、当たり前だと思ってください。普通の事なのです。
それよりも気にするのは、やるべきことをやっているかどうかです。今あなたがやっている勉強は、正しいやり方ですか?
やり方が、正しければ、正しい結果が出ます。やり方が、間違っていれば、間違った結果が出ます。
当然の結果です。では、一発合格を目指して頑張りましょう。
合格は、合理的な勉強をすることで達成される。
このコラムを読んでいるということは、技術士を取得したいと思っているはずです。
ではあなたは、技術士取得のための学習をしているでしょうか?
もし学習を始めていなければ、取得の思いは、永遠に達成できません。
しかしながら、もし学習を始めていれば、半分合格したようなものです。なぜなら、「忙しくて勉強できません」と言っている受験生がほとんどの中で、あなたは、勉強をしているからです。
残りの半分は、合理的に勉強しているかどうかで決まります。もし誰かに指導を受けているのであれば、合理的な勉強です。このまま勉強を続けていれば、合格です。なぜなら、過去の合格者が、合格できることを証明しているからです。
では、来年3月の合格発表を楽しみに勉強を続けましょう。
三分割展開法は、単なる便利な方法です。
今日は、キーワード学習のコツ「三分割展開法」について書いてみます。
私は、筆記試験まで300個のキーワード解説シートを作成してくださいと説明しています。
キーワード解説シートは、三分割展開法で記載してくださいと説明しています。
ですが、「三分割展開法で、記載できません」と言う人がいます。確かに当てはまらないキーワードもあります。
当てはまらないキーワードは、当てはまる部分だけ記載してください。
なぜかと言いますと、三分割展開法が、漏れを少なくする単なる記述方法だからです。例えば、文書を書くときの「起承転結」や物事を考えるときの「5W2H」と同じ類なのです。
キーワード解説シートを書くときに便利に使える考え方が、三分割展開法なのです。
ですから、キーワードによって当てはまらない場合は、無理をする必要ありません。
ただし便利な方法だと言う事だけは、しっかり覚えておいてください。
便利な方法をうまく活用して、今年の一発合格を目指して頑張りましょう。
技術士論文が書けない本当の理由。
今日は、日々忙しくて論文を書く時間の無い人に向けて書いてみます。
あなたは、日々業務に忙しくしている人だと思います。おそらく平日は、朝早くから夜遅くまで会社で仕事をして、帰宅したら食事をして寝るだけだと思います。場合によって土日も出勤かもしれません。
これだけ忙しいのですから、論文を書く時間などありません。論文を書く時間が無くて数週間が過ぎています。そして、ついに締め切りが迫り堰を切ったように論文を数時間で書き上げて完成します。
ここで重要な言葉を抜粋して再度書いてみます。
論文を書く時間が無くて思い悩んで数週間。
でも始めれば数時間で書き上げて完成。
皆さん気づかれたでしょうか?論文を書かなければと思っているだけが、数週間です。何もせずに思っているだけです。そしてついに書き始めたら、数時間で完成です。
これは、忙しくて論文を書く練習ができないと言いながら、論文を書けない(書かない?)本当の理由は、書き始めないからだと思いませんか?
論文は、数週間前に書き始めていれば、数週間前に数時間で完成しています。
そこであなたに次の言葉を送りたいと思います。
「日々忙しくて出来ない事がたくさんある。
でも始めれば、半分終わったようなものである。」
あなたは、今日も忙しくし1日を過ごします。そして今日、何かを先延ばしにしていないか考えてください。やらなければならない事は、やらなければならないのです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
筆記試験に合格する最低条件は? 安心できる条件は?
ついに筆記試験まで2カ月を切ってしまいました。
試験直前の1か月間は、キーワード学習に専念するとすれば、合格論文作成に使えるのがあと1カ月です。
この1カ月の間に合格論文を3通完成させてください。合格ひな型論文を理解するのは、3通あれば十分です。最低でも選択科目と必須科目で1通ずつを完成させてください。
あとは、ひな型論文に当てはめるコンテンツの充実です。コンテンツは、キーワードを300個以上勉強すれば十分です。100個~200個では、多くの人が不合格ですが、合格する人も少数ですがいます。
以上から、筆記試験に合格する最低条件は、合格論文2通とキーワード100個以上です。おそらくこれ以下では、厳しいです。
安心できるのは、合格論文3通とキーワード300個以上です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
短期合格は、「論文添削」と「キーワード学習」の目的理解から。
今日は、論文添削とキーワード学習の違いについて書いてみます。
論文添削は、合格ひな型論文の理解確認です。そしてキーワード学習は、合格ひな型論文に当てはめるコンテンツ学習です。この「論文添削」と「キーワード学習」の目的を正しく理解しないと、学習効率も悪くなります。
何かの機会で話したと思いますが、「合格論文を27通完成しても不合格の人がいました」となります。
すなわち27通どころか、目的を正しく理解しなければ、何通合格論文を作成しても本番で合格できません。
「論文添削」と「キーワード学習」の目的が正しく理解できれば、2~3通の合格論文で合格できます。
このコラムを読んでいる貴方は、目的を正しく理解して、短期合格を目指してください。
技術士にふさわしい真の技術者リーダーになる。
みなさん頑張っていますか?
いまが一番苦しいときだと思います。毎年6月に挫折する人が出始めます。5月は、受験申込書を提出したので、気持ちが入っています。
ですが6月になると業務も忙しくて「仕事が忙しくて勉強できない」と悲鳴が聞こえてきます。
悲鳴とともに何人かが脱落していきます。
でもこのコラムを見ている人は、脱落しないでほしいと思います。技術士を受験する人で暇な人などいません。全員忙しいのです。
技術士は、仕事で忙しい人が受験する資格なのです。
忙しい日々を乗り越えて勉強する人が、技術者リーダー(技術士)になるのです。
いまあなたは、タダの技術者で終わるか? 真の技術者リーダー(技術士)になるか? 正念場です。
技術士を決意したあの時を思い出して、頑張ってください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
短期合格を目指すなら、求められている能力を理解して。
皆さんは、技術士資格の勉強に1週間でどれだけ時間をかけているでしょうか?
どのように優秀な人でも勉強せずに技術士試験に合格することはできません。
しかし、無駄な勉強時間を減らして効率的に合格することはできます。
まず1番初めに考えることは、技術士試験に求められている能力を把握することです。
「専門知識・応用能力・論理的考察力・課題解決能力」それぞれについて、自分で説明できる程度まで理解していますでしょうか?
例えば、専門とはどのような事か。知識とはどのような事か。論理的とはどのような事か。考察力とはどのような事か。・・・・・・
それぞれに理解していなければ、的確な勉強などできません。
短期合格を目指すなら、求められている能力を理解してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
筆記試験での時間配分について。
今月からは、論文の記述スピードも考えて論文練習をしてください。技術士筆記試験は、時間的に600字の原稿用紙を1枚約20分で書き上げる必要があります。
この約20分で書き上げるスピードは、比較的早い速度です。記述練習をしなければ、実現できない速度です。いきなり本番では、実現できません。ぜひ複数回の記述練習をしてください。
それから時間配分は、受験部門によって違いますが、例えば次のようになります。(毎年同じ問題が出題される部門や、数ページにわたる問題が出題される部門は、配分時間を自分で工夫してください)
1、問題を読む:15分
2、文書構成を考える:15分
3、下書きをする:45分
4、解答を記述する:20分×解答枚数
5、解答を見直す:15分
この時間配分は、あくまでも目安ですが、ぜひ参考にしてください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
3通目の論文は、予想問題で記述練習する。
多くの人は、5月末までで2通程度の論文を作成していると思います。念のため、あと1通、6月中に3通目の論文を作成しましょう。(7月は、キーワード学習に専念しましょう)
最後の1通の論文を作成するときは、キーワードから予想問題を作って解答してください。
キーワードを200個~300個学習された人は、今年の重要キーワードが何か解ってきたと思います。その重要と思うキーワードで予想問題を作成してください。作成できない人は、指導技術士に相談してください。
この予想問題で合格論文を作成して「どのように合格論文を作成するか」コツを理解すれば、合格にぐっと近づきます。
なお、学習の遅れている人は、必須問題1通と選択問題1通の合計2通で筆記試験にのぞんでも良いです。内容を濃くして現役の技術士に添削指導を受けてください。
論文作成数を競うので無く、添削指導を受けた内容の濃さが重要です。数より内容です。内容の無い論文では、時間のムダ・浪費です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
キーワード300個と論文3通を目標にしてください。
今日から6月です。筆記試験対策としての論文作成は、進んでいますか?
私がお勧めしている筆記試験対策は、下記をクリヤすることです。
キーワード:300個以上
論文:選択科目+必須科目=3通程度
6月の進捗としては、「キーワードが250個と論文が2通作成」程度であれば、良いペースだと思います。
6月中にあと1通の論文を作成して3通としたら、7月中をキーワード学習に専念しましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
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