坂林和重の技術士試験コラム
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口頭試験でのNGワード「知らない」について。
2012.11.08
昨日に引続き口頭試験について書いてみます。
口頭試験で質問されたときに、「知らない」と言ってはいけません。例えあなたが知らない事を聞かれたとしても「知らない」と言った瞬間に不合格と思ってください。(場面によっては、不合格にならない場合もありますが、「知らない」と言わない方が無難です)
なぜ「知らない」と言ってはいけないかと言うと、技術士と言う資格制度にあります。技術士は、別名をPE(Professional Engineer:プロフェッショナルエンジニア)と言います。
すなわち、技術のプロなのです。そのプロが「知らない」と言ってよいかどうかです。TV番組で出演する解説者を思い起こしてください。おそらく意見を求められたときに、「知らない」と言わないはずです。例え知らない事を聞かれたとしても、何らかの回答をします。それが、プロなのです。
知らない事を「知らない」と言ってよいのは、アマチュアなのです。プロは、何らかの回答を返します。そうでなければ仕事が進まない事をプロは知っているからです。お金をもらって回答を求められるプロが、「知らない」は無いだろうということです。
皆さんは、「自分は、この分野のプロです」と主張して技術士を受験していることを自覚してください。
しかし、プロといえども人間です。知らないこともあるはずです。知らない事を聞かれたときにどのように回答するかが重要です。皆さんは、口頭試験までにどのように回答するかを検討しておく必要があります。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。