技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

インプットからアウトプットへ

2023.07.27

【お知らせ】自信のある人8/2(水)に〆切です

昨日の試験は、お疲れさまでした。実力を発揮できましたか? 手ごたえで、直ちに次の行動に移りましょう。

1)自信のある人

ただちに、口頭試験の準備を開始してください。業務経歴票や復元論文から、口頭試験の資料作成を開始してください。JESにご相談いただければ、昨年(2022年)の試問から模範解答の作成をお手伝いします。ご希望の方は、下記から口頭試験の資料作成コース(Cコース)をお申し込みください。

なお、Cコースの申込は8/2(水)に〆切りとなります。申込を検討されている方は、お急ぎください。

【コラム本文】インプットからアウトプットへ

今日は、受験生の必要な能力によって勉強方法を変える必要がある事を書いてみます。

技術士試験で確認されるのは、次の能力です。

専門知識応用能力課題遂行能力問題解決能力論理的思考力コンピテンシー

これらの能力を来年の試験日までに身に付ける必要があります。例えば、専門知識が不足していると、解答が記述できません。そのため、キーワード学習では、キーワードの抽出が重要になってきます。また、応用能力や課題遂行能力・問題解決能力が不足していると間違った解答を書いてしまいます。そのため、抽出したキーワードの調査研究が重要になってきます。これらの勉強は、添削指導で身に付きません。正しい勉強方法でキーワード学習を行う事で身に付くのです。

では、添削指導で身に付くのは何かと言うと設問の正しい理解と自分の能力の正しい表現になります。すなわち、必要な能力は既に身についているとしてその発揮方法が添削指導なのです。

別の言い方をすると、勉強のインプットがキーワード学習です。アウトプットが添削指導です。インプットが無ければ、アウトプットできません。もし、来年の技術士試験で一発合格を目指すのであれば、インプットとアウトプットをしっかりと理解して勉強して下さい。このために、JESは、専門充実コース(←ここをクリック)を設定しました。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

きょうから来年(2024年7月17日(月・祝))の第2次筆記試験まで354日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、伝熱に関する問題です)

2023年の試験日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと122日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、伝熱に関する問題です)

 

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復習クイズ

伝熱について

大きさが1m×1m×1mで成績係数(COP)が2に冷凍庫を考える。
この冷凍庫が厚さ5cm、熱伝導率0.05W/(m・K)の断熱材で
覆われている。冷凍庫の内壁面と断熱材の外表面の温度を
それぞれ―20℃、20℃で一定とするとき、年間の電力使用量
に最も近い値はどれか。ただし、冷凍庫からの冷熱の散逸は
6面全てから均一に生じるものとする。

(1)2.9kWh
(2)175kWh
(3)526kWh
(4)1050kWh
(5)2100kWh







⇒正解は(4)です。

冷凍機の成績係数
COP=Q/W

熱伝導による熱流束q2
q2=λ/δ(Tw1-Tw2)

λ:熱伝導率
δ:厚さ
Tw1:高温側温度
Tw2:低温側温度

よって
q2=0.05/0.05{20-(-20)}=40[W/m^2]

全熱量Q
Q=q2×表面積=40×{(1×1)×6}=240[W]

∴COP=240/W=2
W=240/2=120[W]

電力使用量は電力Wに時間をかけたものになります。
年間の使用量のため365日×24時間をかけます。

120×365×24=1,051,200[Wh]≒1050kWh

となります。

→令和1年度過去問(問題番号3-27)を確認してみてください。
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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。