技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

誰が採点しても同じ

2024.10.19

【お知らせ】キャンペーンオープン

【0】10/12(土)よりキャンペーン

2025年度の受講生募集キャンペーンを10/12(土)より開始します。キャンペーンでは、2025年度合格を目指すトータルコースABC)スタンダードコースAB)、あるいは、短期集中コースを10月中に申し込まれた人に特別割引の適用をいたします。皆さんに、最短合格をしていただくためにいろいろ準備しています。もしよかったら、10/12(土)からのキャンペーン(←ここをクリック)に注目してください。では、最短合格を目指して一緒に頑張りましょう。

【1】オープン(2025年度受験準備セミナー受付開始)

2025年度の受付を10月12日(土)より開始します。2025年の学習では、テンプレート法・ひな型論文・機械的合格論文作成法をフル活用して、最短合格していただきます。

また、2025年度の合格を目指す人向けのキャンペーンを実施中です。キャンペーン(←ここをクリック)では、2025年度に1人でも多くの人に合格していただきたいため、JES初の割引キャンペーンを実施いたします。

 

【コラム本文】誰が採点しても同じ

技術士セミナーを運営しているので、技術士試験に複数年チャレンジしている人と頻繁に話をします。解答論文も拝見します。

その時いつも残念に思うのは不合格者が不合格理由に気づいて無い事です。

(1)不合格者の多くが、「文書の記述試験は、数学の計算値のように唯一無二の正解が無いので合否に運と不運がある」と思っています。

(2)あるいは、知人が合格したときに「あの人より自分の方が技術知識があるのに不合格なのは運が無いから」と思っています。

ですが、このも間違った考えです。

不合格者の文書は、誰が採点しても不合格です。合格者の文書は、誰が採点しても合格です。

文書の記述試験で唯一無二の正解が無いのは、枝葉の表現が違うだけです。

合格者の文書に共通しているのは、「問題の要求を満足して、理解しやすい文書である」ことです。この要求を満足し理解しやすい文書であれば運と不運などに関係なく合格します。

今年残念な結果の人は、不合格理由をよく理解して最後まで頑張ってください。

2025年度受験対策

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで275日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、海岸に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと36です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、海岸に関する問題です)

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

過去問クイズ(海岸)

海岸付近の波・流れ現象に関連する次の記述のうち,最も適切な
ものはどれか。

(1)波の回折現象を支配する方程式は,光の場合と同じくスネルの
法則である。

(2)海岸構造物に作用する抗力は,波の進行方向速度の1/2乗に
比例する。

(3)離岸流は,離岸堤を設けた場合にのみ発生する固有現象である。

(4)波が浅い水域に入ってくると,屈折や回折,反射,減衰などを
伴わない場合でも水深変化のみにより波高や波長などが変化する。
これを浅水変形と呼ぶ。

(5)沿岸流の流速は,砕波点の陸側よりも沖側の方が大きい。









⇒答え(4)

(1)不適切。
回折現象には、フレネルの回折理論やフラウンホーファーの
回折理論が用いられます。スネルの法則は,回折ではなく「屈折」
に関する法則です。

(2)不適切。
波の進行方向速度の「2乗」に比例する。
モリソン方程式により導かれます。

(3)不適切。
離岸流は、離岸堤が存在しない場合でも発生する自然現象。
離岸流は、波が海岸に直角に押し寄せた後、海へ戻る際に集中する
水流です。離岸堤があると、さらにこれが強まることがありますが
なくても発生します。

(4)適切。
浅水変形は、波が深い水域から浅い水域へ移動する際に、
その特性が変化する現象を指します。
具体的には、波高や波長、波速が変化します。
例えば、波が浅い水域に到達すると、波高は高くなり、波長は
短くなり、波速も減少することが一般的です。

(5)不適切。
沿岸流の流速は,砕波点の陸側よりも沖側の方が「小さい」。
沿岸流は、海岸に沿って流れる水の流れを指します。
波が海岸に斜めに到達すると、そのエネルギーが沿岸に沿って
水を動かし、流れが生じます。
特に、波が高いときや風が強いときに強力な沿岸流が発生する
ことがあります。

砕波点は、波が崩れて砕ける地点のこと。
波が海岸に近づくと、水深が浅くなり、波の高さが増して
いきます。
このとき、波の底部が海底に引っかかり始め、波の速度が
減少する一方で波の高さが増していき、最終的に波の上部が
前方に崩れ落ちる地点が砕波点です。

※平成25年度の問題です。

以上です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。