技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

ここを間違えています

2024.10.16

【お知らせ】キャンペーンオープン

【0】10/12(土)よりキャンペーン

2025年度の受講生募集キャンペーンを10/12(土)より開始します。キャンペーンでは、2025年度合格を目指すトータルコースABC)スタンダードコースAB)、あるいは、短期集中コースを10月中に申し込まれた人に特別割引の適用をいたします。皆さんに、最短合格をしていただくためにいろいろ準備しています。もしよかったら、10/12(土)からのキャンペーン(←ここをクリック)に注目してください。では、最短合格を目指して一緒に頑張りましょう。

【1】オープン(2025年度受験準備セミナー受付開始)

2025年度の受付を10月12日(土)より開始します。2025年の学習では、テンプレート法・ひな型論文・機械的合格論文作成法をフル活用して、最短合格していただきます。

また、2025年度の合格を目指す人向けのキャンペーンを実施中です。キャンペーン(←ここをクリック)では、2025年度に1人でも多くの人に合格していただきたいため、JES初の割引キャンペーンを実施いたします。

 

【コラム本文】ここを間違えています

きょうは、一生懸命頑張っているが合格できない人について書いてみます。

一生懸命頑張っているが合格できない人の多くは、試験に出ない無駄な勉強をしています。

技術士試験に必要な事を勉強すればよいのですが、何が必要か理解しないで勉強しています。

例えて言えば、テニスが上手くなりたいと考えて野球の素振り練習をするようなものです。

多くの人が間違えている勉強の一つに「専門知識の暗記」があります。

確かに技術士試験は、専門知識を必要とします。ですが、それこそコンピュータの記憶のように無限に「専門知識」を暗記しても技術士試験は、合格できません。

なぜなら技術士試験は専門知識の暗記を要求して無いからです。技術士試験は、同じ仕事を10年以上経験して得られる常識程度の専門知識があれば合格できます。

技術士試験で必要なのは専門知識よりも専門家としての考え方です。

毎年3月にJES技術士セミナーに入学してくる人で次のような人が、数名います。(勘違いしている人です)

「予想問題を早く示してください。なるべくたくさん暗記したいのです」や「わたしと同じ専門の先生は、いらっしゃいますか?専門知識を教えてください」などです。

この発言を聞くたびに、「技術士試験を正しく理解されてない」と思ってしまいます。

皆さんは、技術士試験を正しく理解して一発合格を果たしてください。

最後まで頑張りましょう。

2025年度受験対策

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで278日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、適性科目に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと39です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、適性科目に関する問題です)

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

皆さん、おはようございます!
適性科目 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
1992年ブラジルのリオデジャネイロで「国連環境開発会議」
が聞かれ,「環境と開発に関するリオ宣言」が採択された。
リオ宣言の第15原則の予防的取組方法から,「因果関係が
科学的に確実でない場合や,未だ結論に到達していない場合
脅威の解明はその時点において科学の限界と認め,さらなる
時間を科学分析にのみ費やすことなく,必要であれば,
社会的,行政的見地から早期に対策を講じるべきである」
ということを導くことができる。

予防的取組で考えるべき次の記述のうち,不適切なものは
どれか。

(1)技術的評価と公共政策の策定において,不確実性とリスク
のみならず,無知も認め,配慮すること。

(2)科学的知識にある「盲点」と欠落を特定し対応すること。

(3)情報と意見に対する全てを含んだアプローチを保持すると
ともに,利害関係者の規制的独立性を維持すること。

(4)合理的な懸念がある場合には,潜在的な危害を低減する
ために,分析による麻痺に陥らないようにすること。

(5)仮想の世界の状況が規制の評価に適切に考慮されることを
保証すること。

【正答】(5)

【解説】本問は,「環境と開発に関するリオ宣言」からの
出題です。国連環境開発会議(地球サミット)ではこの
「環境と開発に関するリオ宣言」のほか,「アジェンダ21
(環境保護行動計画)」,「気候変動枠組み条約」,
「生物多様性条約」の5つの宣言や条約が採択されています。
SDGsが目指す「持続可能な開発」の概念を世界に広める
きっかけとなっています。

記述(1)~(5)は,欧州環境庁(EEA)により作成された
「2013年の報告書 早期警告からの遅ればせの教訓」に
記載があります。

誤りは(5)であり,「仮想の世界」ではなく「現実の世界」
です。
この教訓は全部で12個あり,以下のとおりです。

1.技術的評価と公共政策の策定において,不確実性と
リスクのみならず,無知も認め,配慮すること

2.早期警告に適切で長期的な環境と健康の監視及び研究を
すること

3.科学的知識にある「盲点」と欠落を特定し,対応すること

4.学習に対する分野間の障害を特定し,減らすこと

5.現実の世界の状況が規制の評価に適切に考慮される
ことを保証すること

6.主張されている正当性と便益を潜在的なリスクと共に
系統的に検証すること

7.評価中の選択肢とともに必要に合う広範な代替案を
吟味し,予想外のコストを最小にし,革新の便益を最大に
するために,堅実で,多様性があり,適用可能な技術を
推進すること

8.評価において関連する専門家の専門性のみならず,
”普通の人”と地域の知識の使用を確実にすること

9.異なる社会グループの前提と価値を十分に考慮すること

10.情報と意見に対する全てを含んだアプローチを保持
するとともに,利害関係者の規制的独立性を維持すること

11.調査と行動に対する制度的障害を特定し,減らすこと

12.合理的な懸念がある場合には,潜在的な危害を低減
するために,分析による麻痺に陥らないようにすること

【参考文献】EEA Report No 1/2013 Part A Summary 1
 Introduction(European Environment Agency)


いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「11)環境問題/保全」に関する
内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。