技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

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その考えが合否に影響する

2024.09.25

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【コラム本文】その考えが合否に影響する

あなたの考える理想的な技術士とは、どのような人でしょうか?

普通の資格試験は、知識試験なので人物の考えなどが試験結果に影響しません。

しかし技術士試験は、考え方試験です。また考えを論文で記述する試験です。

そのため、考え方が明確に論文に反映されます。論文に受験生の考え方や性格が、反映されるのです。(出さないようにしても言葉の端々に表れます)

みなさんは、技術士の実力を認めてもらうために技術士らしい考えを論文に表現する必要があります。普段の考え方が論文に表現されます。

普段の考え方が、後ろ向きの人は前向きの考えに変える必要があります。

普段が指示待ち技術者は自分から行動する技術者になる必要があります。

他責で無く自責の技術者になる必要があります。

何にもまして、まず理想的な技術者としての考え方を身に付けてください。

その考えが論文の文面に表れて合否に影響します。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで299日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、鋼構造に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと60です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、鋼構造に関する問題です)

 

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過去問クイズ(鋼構造)

道路橋における鋼構造物及び鋼材に関する次の記述のうち,最も
不適切なものはどれか。

(1) 連結部の構造はなるべく単純にして,構成する材片の
応力伝達が明確で,部材軸に対してなるべく偏心がないような
構造が望ましい。

(2) 鋼材は自然環境中において不可逆的に腐食又はさび化
していくため,表面被覆,表面改質など,適切な防せい防食の
処置を講じる必要がある。

(3) 溶接継手では,溶接品質や溶接部の応力状態が疲労耐久性に
大きく影響する。

(4) 高力ボルト継手のうち支圧接合は,高力ボルトで母材及び
連結板を締付け,それらの間の摩擦力によって応力を伝達させる
継手である。

(5) ボルト孔の中心から板の縁までの最小距離は,ボルトが
その強度を発揮する前に縁端部が破断しないように決める必要が
ある。








⇒答え(4)

(1)適切。
偏心とは、構造物や機械部品などにおいて、本来の中心から
位置がずれている状態を指します。
具体的には、重心(質量の中心)が剛心(剛性の中心)から
離れていることを意味します

(2)適切。

(3)適切。

(4)不適切。摩擦接合の説明となっています。

高力ボルト継手の接合方法は3つあります。それぞれの名称、
原理及び特徴は以下の通りです。

摩擦接合:
原理: 高力ボルトの締め付けによって生じる圧着力(摩擦力)を
利用して、接合部材間の滑りを防ぎます。
特徴: ボルトの締め付け力が重要で、適切なトルクで締め付ける
必要があります。摩擦力によって外力に耐えるため、接合部の
剛性が高い。

支圧接合:
原理: ボルトの軸部と接合材の接触部に加わる支圧力と、
ボルト軸部のせん断耐力を利用して応力を伝達します。
特徴: ボルトの軸部がせん断力に耐えるため、摩擦接合に比べて
接合部の変形が少ない。

引張接合:
原理: 高力ボルトの軸方向に応力を伝達し、材間圧縮力を
利用して接合します。
特徴: 引張り外力が作用したときのボルト張力(軸力)の付加が
小さく、接合部の剛性が非常に大きい。


上記の3つの接合方法については、それぞれの用途や設計条件に
応じて使い分けられます。

(5)適切。


※平成25年度の問題です。

以上です。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。