技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

期待を裏切らない論文

2024.09.07

【コラム本文】期待を裏切らない論文

技術士論文は、採点官の期待を裏切らない期待通りの論文にしてください。

技術士論文の採点官は、あなたの論文に対して技術的な新しい知見を求めていません

新しい知見を求めるのであれば、学会論文や特許など他の論文を読みます

採点官が確認するのは、「ベテラン技術者として常識的な考えをしているか」どうかです。

そのため、採点官から見て「変な考えを持った技術者」と受け取られると、厳しい結果になります。

例えば、採点官に注目されたいがために、奇抜な論文展開・逆説的な論文展開・少数意見を絶対視する論文展開をした場合、疑問符の付く採点結果になります。

論文の書き方は、採点官が期待するであろう展開と結論を記述してください。

採点官の期待通りの論文を記述すれば、採点結果は、期待通りの良い結果になります。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

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平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで317日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、施工計画に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと78です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、施工計画に関する問題です)

 

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過去問クイズ(施工計画)

施工計画に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

(1) 盛土のり面の高さと勾配は,高くなればなるほど,急になれば
なるほどのり面すべりの安全率は小さくなる。

(2) 河川における工事は河川管理者より河川の占用面積や期間
について制約条件を付されるため,河川仮締切り工は渇水期と
呼ばれる11月から5月にかけて工事が行われる場合が多い。

(3) 型枠支保工を取り外す順序は,同じ構造物でも比較的荷重を
受けない部分をまず取り外し,その後,残りの重要な部分を取り外す.

(4) 一般に仮設構造物は使用期間も短く,作用荷重も限られる
場合が多いために,本体構造物に比べて大きな安全率が適用
される傾向にある。

(5) 機械使用計画立案時は,組み合わせる機械ごとの作業を
主作業と従属作業に分類し,従属作業の作業能力は,通常の場合,
主作業の能率を落とさないために主作業の能力より多めに
計画する。







⇒答え(4)

(1)適切。
のり面すべりの安全率(Fs)は、斜面の安定性を評価するための
指標です。 具体的には、斜面がすべり崩壊を起こすかどうかを
判断するために使用されます。安全率は、

Fs=すべりに抵抗する力​/すべりを引き起こす力

この比率が1より大きければ斜面は安定しており、1より小さい
場合は不安定であることを示します。 高さが高くなるほど、
勾配が急になるほど、すべりに抵抗する力(分子)は小さく
なるので、安全率は小さくなります。

(2)適切。
渇水期である11月から5月は降水量が少なく、河川の水位が
低いため、工事がしやすくなります。 これにより、工事の
安全性が高まり、効率的に作業を進めることができます。

(3)適切。

(4)不適切。
仮設構造物の安全率は、本体構造物とは異なるアプローチが
取られることがあり、本体構造物よりも大きな安全率が適用
されるかどうかは一概には言えません。 仮設構造物の設計に
おいては、使用条件やリスク評価に基づいて安全率が決定されます。

(5)適切。

※平成25年度の問題です。

以上です。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。