技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

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他の論文との違い

2024.09.01

【お知らせ】専門充実コース募集の延長

下記の8部門について若干ですが、空席がありますので、9/1(日)まで募集を延長いたします。(受付は先着順です

機械部門   化学部門    電気電子部門  金属部門  建設部門
上下水道部門 衛生工学部門  農業部門  情報工学部門

該当する部門を受験される人は、申込をお願いします。

申込される方は、専門充実コース(←ここをクリック)から申込をお願いします。

では、一発合格を目指しましょう。

 

【コラム本文】他の論文との違い

きょうは、技術士試験の論文とほかの論文との違いについて書いてみます。

技術士論文以外といえば、次の論文が考えられます。

(1)博士(学位)論文や学会論文、(2)特許、(3)業務報告書

(1)博士(学位)論文や学会論文は、研究成果において学術的な価値が求められています。そのため、価値のある結果が必要です。

(2)特許は、発明された技術の産業界への利用価値が求められています。そのため、産業界に役立つ発明である必要があります。

(3)業務報告書は、会社にとって役立つことが求められています。そのため、会社への利益などを還元する結果が必要です。

以上に比べて技術士試験における論文は、全く違うものを求めています。

技術士試験の論文が求めているのは、論文を作成した人物が技術士法第二条を満足しているのを確認できる論文です。別の言い方をすると、論文を作成した人物が、技術士として業務をどのように考えて進めているかを求めています。

そのため、技術士試験の論文で重視されるのは、人物が結果を出すプロセスです。結果は、それほど重要でありません。

そのため、(1)~(3)の論文で世界的に価値ある論文であったとしても、そのまま転記している場合は、技術士試験不合格となります。

優れた技術者でありながら合格できない人がいるのは、このことがあるからです。

みなさんは、これを理解して一発合格をしてください。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

JESの専門充実コース(←ここをクリック)が応援します。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで323日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、トンネルに関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと84です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、トンネルに関する問題です)

 

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過去問クイズ(トンネル)

山岳トンネルに関する次の記述のうち最も不適切なものはどれか。

(1)地山分類とは,地山評価の一手法で,定量的な因子と経験的な
指標にもとづいて地山を総合的に評価し分類することである。

(2)地山強度比は,地山材料の一軸圧縮強さを土被り圧(地山の
単位体積重量と土被り高さの積)で除したものである。

(3)吹付けコンクリートの効果は,吊下げ,縫付け,地山物性改良
などの地山補強効果内圧効果,吹付け支持効果である。

(4)補助工法は,切羽の安定性やトンネルの安全性の確保並びに
周辺環境の保全のために適用される補助的又は特殊な工法をいう。

(5)未固結地山とは,洪積層や一部沖積層を形成する未固結
ないし固結度の低い砂質土や礫質土ならびに火山灰,火山礫,
軽石などからなる火山噴出物などをいう。







⇒答え(4)

(1)適切。
地山分類とは、トンネルや地下構造物の設計・施工において、
地盤の性質や状態を評価し、分類する手法のことです。
具体的には、地山(自然のままの地盤)を調査し、その強度や
弾性波速度などの特性を基に分類します。
この分類は、トンネルの支保構造や施工方法を決定する際に
重要な役割を果たします

(2)適切。

(3)不適切。
吹付けコンクリートは、圧縮空気によって打ち込み箇所に
吹付けて施工するコンクリートです。
型枠を使用することなく広い面に薄いコンクリート層を施工
します。 
トンネルや地下構造物の支保部材や、掘削のり面の保護・補強
コンクリート構造物の補修・補強などに用いられます。
※地山補強効果内圧効果はありません。

(4)適切。

(5)適切。

※平成25年度の問題です。

以上です。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。