技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

技術士はリーダーです

2024.09.02

【コラム本文】技術士はリーダーです

解答論文の記述するトーン指導者やリーダー的なタッチで書くのがベストです。

なぜならば、技術士法第二条に次のように書かれています。

第二条  この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画研究設計分析試験評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。

すなわち単なる担当者では、技術士にふさわしくありません。

また技術士は技術コンサルタントになる資格なので利益創出も重要です。

以上から、「指導者やリーダー的なタッチで利益創出の内容を書く」のが合格論文です。

この利益とは、有形無形を問いません。また、最善は公益、次善は組織益です。

そのため利益創出内容は、少なくとも自分が所属している組織(会社など)の有形無形の利益です。

しかしながら、このリーダーを理解していない人が9割です。ほとんどの人が理解していません。だから、合格率10%なのです。会社でリーダーを任されている人が少数なのです。

あなたは、リーダーを任されたことがありますか? もしどのようにすればよいか理解できない人は、JESに相談してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

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平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで322日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

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今日の問題の前にお知らせです。

昨日9/1(日)の問題(トンネル)で解説は、正しいのですが、下記について誤記がありました。

正:⇒答え(3)
誤:⇒答え(4)

解説を含む他の部分は、問題ございません。

申し訳ございませんでした。

 

さて、以下は、本日9/2(月)のコラムです。
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2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと83です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
濱崎です。
今回取り上げるのは令和元年度の再試験の問題です。
(平成元年の再試験は、豪雨で試験が延期になった関東地方のみで
実施されました。)
III-7「水質汚濁に係る環境基準(水質環境基準)」に関する次の
記述のうち,最も不適切なものはどれか。
(1)人の健康の保護に関する環境基準の公共用水域における達成率は,
2017年度において99.2%と,ほとんどの地点で環境基準を満たし
ている。

(2)人の健康の保護に関する環境基準項目の中でふっ素及びよう素に
ついては海域には適用されない。

(3)生活環境の保全に関する環境基準のうち,有機汚濁の指標として
BODが河川に,CODが湖沼及び海域に適用される。

(4)生活環慶の保全に圃する環境基準のうち,有機汚濁の代表的な
水質指標であるBOD又はCODの2017年度の河川,湖沼,海域での
水岐別の康境基準建成率を比較すると,湖沼の達成が依然として
低くなっている。

(5)生活環境の保全に関する環境基準のうち,全窒素及び全りんの
2017年度の湖沼と海域での水域別の環境基準達成率を比較すると,
湖沼の達成率が依然として低くなってる。


答えは(2)です。
環境省のホームページに環境基準が記載されています。
環境省_水質汚濁に係る環境基準 (env.go.jp)
「別表1 人の健康の保護に関する環境基準」の備考3には以下の
記載があります。

「3 海域については、ふつ素及びほう素の基準値は適用しない。」
これより、(2)の「よう素(元素記号I)」が間違いで、正しくは
「ほう素(元素記号B)」であることがわかります。

『「水質汚濁に係る環境基準(水質環境基準)」に関する次の
記述のうち,最も不適切なものはどれか。』という設問は、
平成30年III-4,平成28年III-16,平成27年III-16,平成26年III-16と
頻出の問題です。しかし、本問のように重箱の隅をつつくような
出題で、専門外の人には非常に難易度が高い問題です。しかし、
出題パターンが似ているので、それを確実に暗記することと、
それから、毎年の環境白書で、水域の環境基準の達成状況を
確認することです。

例えば、平成28年の選択肢では、フッ素とホウ素は正しく
記載されていますが、

(3)生活環境の保全に関する環境基準のうち,有機汚濁の指標として
BODが河川及び湖沼に,CODが海域に適用される。

(平成28年設問)⇒誤り

(3)生活環境の保全に関する環境基準のうち,有機汚濁の指標として
BODが河川に,CODが湖沼及び海域に適用される。
(令和元年再試験設問)⇒正しい

どこが間違っているかは、各自で考えて下さい。


以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。