技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

理想的な参考書

2025.02.13

【コラム本文】理想的な参考書

技術士参考書の選び方効果的な学習方法について、詳しく解説していきたいと思います。

技術士試験に挑戦する方々の中で、指導者から1人1人に合った適切な資料をもらえる環境にある人は、学習の方向性が明確効率的に進められます。一方で、独学で勉強している方々は、膨大な参考書の中からどれを選べばよいのか迷うと思います。これは多くの受験者が直面する共通の悩みです。

書店の技術士コーナーを訪れても、自分に最適な参考書を見つけることは困難です。そのため、多くの受験者は妥協して解答例集や模範解答集を購入することになります。これらの教材も確かに参考にはなりますが、真の意味での学習には不十分かもしれません。

なぜなら、あなたがどれほど探し回っても、理想的な技術士参考書は、見つかりません。その理由は明確です。技術士試験の本質は、『貴方の考えを述べよ』という点にあります。つまり、求められている回答は、既存の参考書の中には存在せず、貴方の考えは、貴方の頭の中にあるのです。

これは、入学試験一般の資格試験とは大きく異なる点です。それらの試験では、覚える知識が参考書の中に明確に示されており、知識の暗記量を問う試験という性質を持っています。そのため、体系的な参考書が存在し、それに沿って学習を進めることができます。

では、技術士試験の効果的な学習方法とは何でしょうか。私が推奨するのは、自分専用の参考書を作るというアプローチです。具体的には、重要なキーワードごとに自分の考えをまとめておく作業を行うことです。すなわちキーワード学習です。技術者としての経験を積まれた方であれば、専門知識についての理解は十分にあるはずです。

このような学習方法を採用することで、あなたの試験対策は一気に加速するでしょう。時間的にも十分な余裕があります。自分の知識と経験を体系的にまとめ、自信を持って試験に臨みましょう。継続的な努力と適切な学習方法があれば、必ず目標を達成できるはずです。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで158日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境 に関する問題です)

2025年の試験日である2025年11月23日(日)第1次試験日まであと283です。2025年は、ぜひ合格しましょう。

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【緊急速報】日本技術士会から第一次試験の合格発表日が、公表されました。合格発表日は、2月25日(火)です。受験された方は、あと少しお待ちください。詳細は、日本技術士会(←ここをクリック)を確認してください。

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さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、
(地球環境の保全×温暖化×状況×IPCC報告)のマトリックスセルに
分類される平成29年3-23番からの出題です。

3-23気候変動に関する政府間パネル第5次評価報告書第1
作業部会報告書政策決定者向け要約(気象庁2015年1月20日版)に
おける気候変動に関する次の記述のうち最も不適切なものはどれか。
(1)地球の表面では,最近30午の各10年間はいずれも,1850年以降の
各々に先立つどの10年間よりも高温であり続けた。

(2)海洋の温暖化は気候システムに蓄積されたエネルギーの増加量に
おいて卓越しており1971年から2010年の間に蓄積されたエネルギー
の90%以上を占める。

(3)過去20年にわたり,グリーンランド及び南極の氷床の質量は減少
しており,氷河はほぼ世界中で縮小し続けている。

(4)19世紀半ば以降の海面水位の上昇率は,過去2千年間の平均的な
上昇率より大きかった。1901年から2010年の期間に,世界平均
海面水位は19[17~21]mm上昇した。

(5)大気中の二酸化炭素,メタン,一酸化二窒素濃度は,少なくとも
過去80万年間で前例のない水準にまで増加している。

解答(4)

(4)の不適切箇所は以下の通り。
(4)「19世紀半ば以降の海面水位の上昇率は,過去2千年間の
平均的な上昇率より大きかった。1901年から2010年の期間に
世界平均海面水位は19[17~21]mm上昇した」。「㎜」は
不適切で「cm」が適切です。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(地球環境の保全×温暖化×状況×IPCC報告)のマトリックスセルに
分類される本問題と同じ問題が、平成27年の3-20 に出題されて
いるので併せて確認のこと。
以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。