技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

知識試験ではない

2024.10.13

【お知らせ】キャンペーンオープン

【0】10/12(土)よりキャンペーン

2025年度の受講生募集キャンペーンを10/12(土)より開始します。キャンペーンでは、10月中に2025年度合格を目指すトータルコース(ABC)スタンダードコース(AB)、あるいは、短期集中コースを申し込まれた人に特別割引の適用をいたします。皆さんに、最短合格をしていただくためにいろいろ準備しています。もしよかったら、10/12(土)からのキャンペーンに注目してください。では、最短合格を目指して一緒に頑張りましょう。

【1】オープン(2025年度受験準備セミナー受付開始)

2025年度の受付を10月12日(土)より開始します。2025年の学習では、テンプレート法・ひな型論文・機械的合格論文作成法をフル活用して、最短合格していただきます。

また、2025年度の合格を目指す人向けのキャンペーンを実施中です。キャンペーンでは、2025年度に1人でも多くの人に合格していただきたいため、JES初の割引キャンペーンを実施いたします。

 

【コラム本文】知識試験ではない

今日は、実力がありながら複数回技術士試験に不合格の人のパターンを書いてみます。

実力がありながら不合格の人は、論文試験と知識試験の違いを理解していない人です。

不合格の多くの人は、大学入試や期末試験などと同じ要領で勉強して合格しようと考えています。

大学入試や期末試験は、知識試験です。知識試験と同じ要領で勉強している人は合格できません

論文試験が求めているのは知識でないからです。知識を求めていないのに、知識をどれだけ多く書いても合格できません。

論文試験は、必要な知識を3~5個書けば十分です。

むしろ重要なのは知識に自分の考えを織り込むことです。織り込んだ自分の考えが、試験官を納得させれば合格できます。

もし何回も技術士試験に不合格の人は、知識試験のつもりで受験してないか確認してください。

2025年度受験対策

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで281日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、河川に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと42です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、河川に関する問題です)

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

過去問クイズ(河川)

河川の水理・水文解析に関する次の記述のうち,最も不適切な
ものはどれか。

(1)降雨流出解析の一手法である合理式法は,流量の時間変化を
算出することができる。

(2)流域に降った降雨のうち,河川へ流出する降雨分を有効降雨
といい,有効降雨の降雨全体に占める比率を流出率と呼ぶ。

(3)縦断勾配が緩やかな河川では,洪水時の水位流量曲線は,
水面勾配等の影響を受けて,1価関数とならない場合がある。

(4)マニングの平均流速公式によると,水路の平均流速は,
水路の縦断勾配の1/2乗に比例する。

(5)対数分布則によると,河川水の流速は,河床近傍よりも
水面近傍で大きくなる。








⇒答え(1)

(1)不適切。
合理式法(Rational Method)は、主に洪水のピーク流量を推定
するための手法であり、流量の時間変化(ハイドログラフ)を
直接算出することはできません。
合理式法は、流域のピーク流量を簡便に計算するために使用され
貯留現象を考慮しないため、時間的な流量変化を表現するのには
適していません。

流量の時間変化を詳細に解析したい場合は、ユニットハイドロ
グラフ法や分布型モデルなど、他の手法を検討する必要が
あります。

(2)適切。

(3)適切。
一価関数(いっかかんすう)とは、1つの入力に対して1つの出力を
持つ関数のことです。
例えば、関数 ( f(x) ) において、任意の ( x ) に対して 
( y = f(x) ) がただ1つの値を持つ場合、その関数は一価関数と
呼ばれます。
一価関数の例として、( y = x^2 ) があります。この場合、
任意の ( x ) に対して ( y ) の値は一意に定まります。
一価関数は、複素数の平方根やルート関数など、多価関数と
対比されることが多いです。なお、多価関数は、1つの入力に
対して複数の出力を持つ関数です。

(4)適切。
マニングの平均流速公式は、開水路や河川の平均流速を求める
ための公式です。
この公式は、アイルランドの技術者ロバート・マニングによって
考案されました。
マニングの公式は次のように表されます:

V=1/n*R^(2/3)*S^(1/2)

ここで、

( V ) は平均流速(m/s)、
( n ) はマニングの粗度係数、
( R ) は径深(m)、
( S ) は水面勾配(m/m)です。

(5)適切。
対数分布則(Logarithmic Distribution Law)は、主に流体力学
において、乱流の速度分布を記述するために使用される法則です。
特に、壁面近くの流れの速度分布を対数関数で表現します。




※平成25年度の問題です。

以上です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。