技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

逆算思考で合格する

2024.10.01

【お知らせ】無料セミナー

10月12日(土)に無料セミナーを実施します。

この無料セミナーでは、2025年度の合格を目指している人を対象にしています。

合格方法を解説しています。JES技術士合格セミナーがどのようにして、合格者を増やしているかを知ることができます。

自分一人で勉強するよりも、誰かに勉強を教えてもらう方が、合理的です。

勉強方法を教わって最短合格する方法について知りたい人は、JESの無料セミナー(←ここをクリック)に参加して下さい。

【コラム本文】逆算思考で合格する

資格試験の受験計画を考える人の多くは、1日勉強できる時間から勉強量を決めます。積上げ思考です

ですが、それは、得策でありません。計画が予定通りいかない場合計画を先延ばしすることになります。

私がお薦めするのは、合格日を決めて逆算します。逆算思考です

例えば、まず1年後に合格することを決めます。

そして合格日までの日数が決まります。次に前年の試験問題を本番試験と同じ条件で解答してみます。

すると現在の自分と合格する自分のギャップがわかります。1年(365日)後の合格に向けて、1日にやるべき事が決まります。

この合格までの自分とのギャップをどのように埋めていくかが受験計画です。逆算思考です

逆算思考の方が早く合格します。ぜひお試しください。

2025年度受験対策

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで293日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、コンクリートに関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと54です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、コンクリートに関する問題です)

 

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過去問クイズ(コンクリート)

セメントに関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

(1)早強ポルトランドセメントは,普通ポルトランドセメントが
材齢7日で発現する強さがほぼ3日で得られる特性を持っており,
緊急工事,寒冷期の工事などに使用される。

(2)超早強ポルトランドセメントは,普通ポルトランドセメントが
材齢7日で発現する強さがほぼ1日で得られる特性を持っており,
緊急補修用などに使用される。

(3)高炉セメントは,フライアッシュ微粉末を混合したセメント
であり,長期強度の増進が大きく,耐海水性や化学抵抗性に優れて
いる。

(4)中庸熱ポルトランドセメントは,普通ポルトランドセメントに
比べ,水和熱が低く,長期強度に優れ,ダムなどのマスコンクリー
トに使用される。

(5)低熱ポルトランドセメントは,材齢初期の圧縮強さは低いが,
長期において強さを発現する特性を持っている。







⇒答え(3)

(1)適切。

(2)適切。

(3)不適切。フライアッシュセメントの説明となっています。
高炉セメントとは、セメントに高炉スラグを混ぜたものです。
混合させる高炉スラグの量でA種、B種、C種と分かれます。
高炉セメントには以下のような特徴があります:
・化学抵抗性が高い:酸や塩分に対する耐久性が優れています。
・低水和熱:セメントが硬化する際に発生する熱が少ないため、
大規模な構造物に適しています。
・初期強度が低い:硬化初期の強度は普通セメントよりも低い
ですが、長期的には十分な強度を発揮します。

(4)適切。

(5)適切。

ポルトランドセメントは、最も一般的に使用されるセメントの
一種です。
主にモルタルやコンクリートの原料として利用されます。
以下の種類があり、特徴が異なります。大まかに押さえて
おきましょう。


普通ポルトランドセメント:
特徴:最も一般的に使用されるセメントで、強度発現や水和熱
化学抵抗性などが平均的です。
用途:建築や土木工事全般に広く使用されます。

早強ポルトランドセメント:
特徴:早期に強度が発現するため、工期短縮が可能です。
用途:緊急工事や寒冷地での工事に適しています。

超早強ポルトランドセメント:
特徴:さらに早く強度が発現し、普通セメントの7日強度を
1日で発現します。
用途:非常に短期間での強度発現が必要な工事に使用されます。

中庸熱ポルトランドセメント:
特徴:水和熱が中程度で、初期強度は低いですが、長期的
には高い強度を発揮します。
用途:ダムや大規模なコンクリート構造物に適しています。

低熱ポルトランドセメント:
特徴:水和熱が非常に低く、長期的な強度発現が特徴です。
用途:マスコンクリートや高強度コンクリートに使用されます。

耐硫酸塩ポルトランドセメント:
特徴:硫酸塩に対する耐久性が高く、異常膨張を防ぎます。
用途:海洋工事や温泉地域など、硫酸塩の影響を受けやすい環境で
使用されます。

※平成25年度の問題です。

以上です。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。