技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

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忙しいから受験する

2024.06.01

【コラム本文】忙しいから受験する

きょうは、忙しい受験生の人にエールを送りたいと思います。

技術士試験を受験している人は、極めて忙しい人が多いです。もともと技術士を受験する立場の技術者は、会社の中心的人材です。そのため忙しいのは当然ですが、皆さん勉強に工夫されています。

例えば、通勤時間を利用したり、土日には、図書館で勉強です。

仕事は、有能な忙しい人に集まってきます。普通の能力の暇な人には、集まりません。自分は有能なるがゆえに忙しいと理解して、がんばっていただければと思います。

また労働基準法がありますので土日も仕事の会社は少ないはずです。(もし土日も仕事であれば、別の意味で転職を考えたほうが良いかもしれません)

勉強時間をねん出するのに苦労されていると思います。有能で忙しいあなた、さらなる飛躍のために工夫して頑張ってください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで44日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、トンネルに関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと176です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、トンネルに関する問題です)

 

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過去問クイズ(トンネル)

山岳トンネルに関する次の記述のうち最も不適切なものはどれか。

(1)地山分類とは、地山評価の一手法で、定量的な因子と経験的な
指標に基づいて地山を総合的に評価、分類することである。

(2)ベンチカット工法は、一般に上部半断面(上半)、下部半断面
(下半)に2分割して掘進する工法である。

(3)支保工は、トンネル周辺地山の変形を抑制して安定を確保する
ための手段、処置およびその成果としての構造物で、標準的な
山岳工法では、吹付けコンクリートを支保部材として用いない。

(4)補助工法は、その目的に応じて切羽安定対策、地下水対策、
地表面沈下対策、近接構造物対策に大別される。

(5)施工中の観察・計測は、掘削に伴い変化する切羽状態および
周辺地山の挙動と各支保部材の効果を把握して、設計の妥当性を
検討するとともに、工事の安全性および経済性を確保するために
実施しなければならない。







⇒答え(3)

(1)適切。
地山分類は、トンネルや地下空間の建設において、地質学的特性に
基づいて地山を分類するプロセスです。
地山とは、トンネルを掘る際に掘削される岩盤や土などの地質材料
のことを指します。
主な目的は、安全性の確保、施工効率の向上、建設コストの
最適化です。

(2)適切。 
ベンチカット工法は、地下構造物やトンネルを建設する際に
使用される一種の掘削工法です。
地下に建設する構造物の輪郭を定義し、それに沿って地面を
切り崩していきます。
具体的には、まず地表面から一定の深さまで地面を切り崩し、
その後に建設物の形状に合わせて底面を作成します。

(3)不適切。
標準的な山岳工法で、吹付けコンクリートを支保部材として
用いられます。
支保工とは、トンネル内部や周囲の地盤を安定化させるための
構造物や装置のことを指します。
トンネルの安全性や耐久性を確保するために非常に重要です。

(4)適切。
トンネルの補助工法は、トンネルの建設や維持管理において、
主要な工法とは異なるが重要な役割を果たす工法のことです。
これらの工法は、トンネルの建設過程での特定の課題や要件に
対処するために使用されます。

(5)適切。

※平成19年の過去問です(一部変更)。

以上です。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。