技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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筆記試験対策を始めましょう

2024.04.02

【コラム本文】筆記試験対策を始めましょう

筆記試験の勉強は、4月から始める人が多いようです。私も4月から始めるので問題ないと思っています。

ですが、すでに筆記試験の勉強を始めている人もいるので、どのように勉強するか説明してみます。

勉強方法でお勧めはキーワードによる勉強です。

キーワードは、「過去の試験問題」「業界紙」「学会誌」などから技術士として知っておくべき用語を抽出します。(受験する人は、技術士になったつもりで勉強してください。理由は、このコーナーで何度も説明しています)

キーワードの抽出数は、農業部門など極めて少なくてもよい部門もありますが、一般的に100~300です。

目安としては、

100個:ギリギリで合格狙い(危ないかも)

200個:普通に合格狙い

300個:安心して合格狙い(苦労しますが理想的)

です。

キーワードは、Excelなどで一覧表にしますが、個々のキーワードは、三分割展開法解説を作成します。

三分割展開法とは、「原理原則基礎技術・現状分析と問題点・将来動向と課題」の三区分で解説する方法です。

「原理原則基礎技術・現状分析と問題点」の部分は、知識の部分であり知っていることを整理する部分です。

将来動向と課題の部分は、技術士としてどのように考えているかを述べる一番重要な部分です。

将来どのようになるべきかを技術士の立場で記述してください。(将来のあるべき姿を話すことのできるのが技術士です)

さてこの個々のキーワードの解説をWordファイルで作成します。あるいは、大学ノートを選択科目数だけ準備して1ページに1個のキーワードを解説します。

Wordファイルにするかノートにするかは一長一短す。私の場合、ノートにしましたが、10数冊と膨大になり後半でまとめに時間がかかりました。ですが、手書きの練習になり良かったと思います。

Wordファイルで作成した人は、「修正が簡単にできて、他の受験生とデーターを共有でき良かった」と言っています。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで104日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと236です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 
(大気、水、土壌等の環境の保全×水質×制度×環境基準)の
マトリックスセルに分類される令和元年再試験の3-7からの
出題です。

3 -7「水質汚濁に係る環境基準(水質環境基準)」に関する
次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

(1)人の健康の保護に関する環境基準の公共用水域における
達成率は,2017年度において99.2%と,ほとんどの地点で
環境基準を満たしている。

(2)人の健康の保護に関する環境基準項目の中でふっ素及び
よう素については海域には適用されない。

(3)生活環境の保全に関する環境基準のうち,有機汚濁の指標として
BODが河川に,CODが湖沼及び海域に適用される。

(4)生活環境の保全に関する環境基準のうち,有機汚濁の代表的な
水質指標であるBOD又はCODの2017年度の河川,湖沼,
海域での水域別の環境基準達成率を比較すると,湖沼の達成率が
依然として低くなっている。

(5)生活環境の保全に関する環境基準のうち,全窒素及び全りんの
2017年度の湖沼と海域での水域別の環境基準達成率を比較すると,
湖沼の達成率が依然として低くなっている。

答 (2)

(2)「人の健康の保護に関する環境基準項目の中でふっ素及び
よう素については海域には適用されない。」の不適切箇所は、
「よう素」で「ふっ素」が適切な表現である。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(大気、水、土壌等の環境の保全×水質×制度×環境基準)の
マトリックスセルに分類される問題は、本問題と同様の
環境規制物質の名まえを不適切なものに入れ替えた問題が、
平成27年の3-16及び平成27年の3-16に、出題されています。
併せてご確認下さい。

以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。