坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
各資格の存在意義
【お知らせ】自信のある人、再度来年受験する人
昨日の試験は、お疲れさまでした。実力を発揮できましたか? 手ごたえで、直ちに次の行動に移りましょう。
1)自信のある人
ただちに、口頭試験の準備を開始してください。業務経歴票や復元論文から、口頭試験の資料作成を開始してください。JESにご相談いただければ、昨年(2022年)の試問から模範解答の作成をお手伝いします。ご希望の方は、下記から口頭試験の資料作成コース(Cコース)をお申し込みください。
2)再度来年受験する人
実力を発揮できなかった人は、直ちに来年(2024年)の受験準備を開始しましょう。貴方が不足していたのは、キーワード学習です。300個を目標にキーワード学習を開始しましょう。もしよければ、JESで一緒にキーワード学習を実施しましょう。ご希望の方は、下記から専門充実コース(Sコース)をお申込下さい。
【コラム本文】各資格の存在意義
貴方は、専門知識豊富な技術者であれば、技術士試験に合格すると思っているだろうか? もし貴方が、「専門知識豊富な技術者は、技術士試験に合格できる」と思っていたら、8月3日(日)の試験は、不合格です。技術士試験に合格するには、専門知識だけではダメだと言うのを説明したいと思います。
まず技術士と他の資格を比較して頂きたいと思います。例えば、ビルの強度や構造計算について専門家と主張する技術士と建築士の違いを考えてみてください。もし2つの資格が、同じであれば、どちらか片方の資格は不要なはずです。同じ専門家と言いながら何故それぞれの資格があると思いますか?
さらにです。技術士の部門で情報工学部門と似ている資格に高度情報処理と言う国家資格があります。情報工学部門と高度情報処理の試験で同じ問題として「〇〇の業務に必要なアルゴリズムを考えなさい」と言う問題が出題されたとします。貴方は、同じ解答で両方の資格に合格できると思いますか? もし同じ解答で両方の資格が合格できるのであれば、どちらか片方の資格は、不要だと思いませんか?
上記以外でも同じ分野の資格があります。エネルギーの専門家としての技術士とエネルギー管理士です。分析の専門家としての技術士と計量士です。経営工学の専門家としての技術士と中小企業診断士です。
技術士試験は、21部門・69の選択科目・約900の専門事項で日本に存在するほぼすべての技術を網羅しています。そのため、必ずほかの資格試験に同じ分野があります。
技術士と同じ分野の専門家の試験は、専門知識豊富な技術者であるか、専門知識不足の技術者であるかを判定しています。しかし、技術士試験は、専門家として必要十分な専門知識が有れば、専門知識についてはそれ以上を求めていません。技術士試験で求めているのは、専門知識・応用能力・課題遂行能力・問題解決能力・論理的思考力の総合力なのです。一言でいえば、技術責任者として必要な能力ということです。
貴方が、専門知識だけを豊富にして技術士試験に合格しようと考えているのであれば、技術士試験に永遠に不合格です。
上記の意味が理解できない人は、試験までの1週間で技術士試験を充分研究し理解してください。まだ間に合いますが、余裕はありません。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。
きょうから来年(2024年7月17日(月・祝))の第2次筆記試験まで358日です。
<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、電力系統に関する問題です)
2023年の試験日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと126日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。
JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、電力土木に関する問題です)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 過去問クイズ(電力土木) |
では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いいします。