技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

各資格の存在意義

2023.07.23

【お知らせ】自信のある人再度来年受験する人

昨日の試験は、お疲れさまでした。実力を発揮できましたか? 手ごたえで、直ちに次の行動に移りましょう。

1)自信のある人

ただちに、口頭試験の準備を開始してください。業務経歴票や復元論文から、口頭試験の資料作成を開始してください。JESにご相談いただければ、昨年(2022年)の試問から模範解答の作成をお手伝いします。ご希望の方は、下記から口頭試験の資料作成コース(Cコース)をお申し込みください。

2)再度来年受験する人

実力を発揮できなかった人は、直ちに来年(2024年)の受験準備を開始しましょう。貴方が不足していたのは、キーワード学習です。300個を目標にキーワード学習を開始しましょう。もしよければ、JESで一緒にキーワード学習を実施しましょう。ご希望の方は、下記から専門充実コース(Sコース)をお申込下さい。

【コラム本文】各資格の存在意義

貴方は、専門知識豊富な技術者であれば、技術士試験に合格すると思っているだろうか? もし貴方が、「専門知識豊富な技術者は、技術士試験に合格できる」と思っていたら、8月3日(日)の試験は不合格です。技術士試験に合格するには、専門知識だけではダメだと言うのを説明したいと思います。

まず技術士と他の資格を比較して頂きたいと思います。例えば、ビルの強度や構造計算について専門家と主張する技術士建築士の違いを考えてみてください。もし2つの資格が、同じであれば、どちらか片方の資格は不要なはずです。同じ専門家と言いながら何故それぞれの資格があると思いますか?

さらにです。技術士の部門で情報工学部門と似ている資格に高度情報処理と言う国家資格があります。情報工学部門と高度情報処理の試験で同じ問題として「〇〇の業務に必要なアルゴリズムを考えなさい」と言う問題が出題されたとします。貴方は、同じ解答で両方の資格に合格できると思いますか? もし同じ解答で両方の資格が合格できるのであれば、どちらか片方の資格は不要だと思いませんか?

上記以外でも同じ分野の資格があります。エネルギーの専門家としての技術士とエネルギー管理士です。分析の専門家としての技術士と計量士です。経営工学の専門家としての技術士と中小企業診断士です。

技術士試験は、21部門・69の選択科目・約900の専門事項で日本に存在するほぼすべての技術を網羅しています。そのため、必ずほかの資格試験に同じ分野があります。

技術士と同じ分野の専門家の試験は、専門知識豊富な技術者であるか、専門知識不足の技術者であるかを判定しています。しかし、技術士試験は、専門家として必要十分な専門知識が有れば、専門知識についてはそれ以上を求めていません。技術士試験で求めているのは、専門知識応用能力課題遂行能力問題解決能力論理的思考力の総合力なのです。一言でいえば、技術責任者として必要な能力ということです。

貴方が、専門知識だけを豊富にして技術士試験に合格しようと考えているのであれば、技術士試験に永遠に不合格です

上記の意味が理解できない人は、試験までの1週間で技術士試験を充分研究し理解してください。まだ間に合いますが、余裕はありません。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

きょうから来年(2024年7月17日(月・祝))の第2次筆記試験まで358日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、電力系統に関する問題です)

2023年の試験日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと126日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、電力土木に関する問題です)

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

過去問クイズ(電力土木)

原子力発電所に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

(1) 放射性廃棄物の処分を安全に行うためには、放射性廃棄物の
性質に適合した処理を実施し、安全性を確かめた方法を用いる。

(2) 原子力発電設備は、一般構造物に比べ地震に対して厳しい
耐震設計を行うことが必要である。

(3) 海上立地では、地震に対する安全性に加えて、波浪に対する
安全確保が重要であり、防波護岸などの海洋構造物に関する検討が
必要である。

(4) 原子力発電所には、火力発電所と同様に冷却用の風力が
必要であり、わが国では風力が安定して供給される沿岸立地が
採用されている。

(5) 立地にあたっては、原子力施設の周辺に非居住区域を設定し
敷地の周辺が低人口密度の地域であること、また
人口密度集中地から十分離れていることが必要である。







⇒答え(4)

(1)適切。

(2)適切。

(3)適切。

(4)不適切。冷却のため、風力ではなく、海水が必要である。

(5)適切。日本国内の原子力発電所の立地分布を見ると理解しやすい。

原子力発電所に係る専門的知識がなくても、正解しやすい問題と
いえます。
本番では、全ての問題に目を通して、正解しやすい問題を的確に
選ぶことが重要です。

以上です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。