技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

「運よく合格できた」とは

2023.05.11

【お知らせ】動画コースの紹介

1)第一次試験

JESでは、動画を見て勉強する動画コースがあります。第一次試験は、過去問題の類似問題が出題されます。そのため、過去問題を繰り返し勉強するのが常套手段です。JESでは、過去問題で繰り返し出題される問題を分析してまとめました。もしよかったら、【技術士第一次試験】動画学習コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

第一次試験 動画学習コース

2)第二次試験

第二次試験の合格を目指す人であと少し情報があれば合格できる人がいます。そんな合格情報だけほしい人用に、JESのセミナーで行われている、講演動画を視聴できるコースがあります。そんな合格直前の人用のコースである、動画コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

技術士第二次試験 動画学習コース

【コラム本文】運よく合格できたとは

きょうは、資格試験で苦労されている人に向けて書いてみます。

まず断言できるのは、受験する資格試験で楽に合格できる試験などありません。皆さんから見て簡単な試験でも、受験している本人は、皆さん苦労しています。

しかし、多くの合格者が、「運良く合格できました」「たまたま知っていることが試験に出ました」等の感想を述べられます。

この言葉を額面通りに信じてラッキーで合格できると思ってはいけません。

運良く合格できたは、「落ちるかもしれないと思いながら、一生懸命勉強して、ギリギリかもしれないが、運よく合格できた」と解釈してください。

たまたま知っていることが出たは、「試行錯誤して広範囲に勉強し、一生懸命蓄えた知識で解答できる問題が、たまたま出た」と解釈してください。

合格者が、苦労して一生懸命勉強したのを知らずに「運」や「ラッキー」で合格したと勘違いしてはいけません。

一生懸命勉強するから運良く合格できるのであり、知っている知識を増やすから知っている問題が試験に出るのです。

皆さんが、これから取得する資格は、難易度の高い資格です。効率的に勉強してはじめて合格できる資格です。勉強の効率を上げましょう。試験を知っている人に聞くのが一番です。

また、苦労しているからと落ち込むことが無いように頑張ってください。もしどうしても落ち込むようであれば、受験仲間を見つけることも方法です。一緒に励ましあって勉強しましょう。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで67です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2023年の試験予想日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと199日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験担当の濱崎です。
今回取り上げるのは、
(大気,水,土壌等の環境の保全×水質×処理×シアン分解薬品量計算)
のマトリックスセルに分類される令和元年再試験3-8からの出題です。

3-8 シアンを70mg/ L含むシアン化ナトリウム排水40m3を
アルカリ塩素法で完全に分解するのに必要な次亜塩素酸ナトリウム
の理論量に最も近い値はどれか。

ただし,CN=26,NaOCl=74.5とし,反応は次式に従って
起こるものとする。

NaCN十NaOC1→NaOCN十NaCl
2NaOCN+3NaOC1+H20
→2C02十N2+2NaOH+3NaCl


(1)6kg  (2)10kg  (3)12kg  (4)16kg  (5)20kg


答 (5)
 
シアン濃度70mg/L=70g/m3なので、排水量 40m3から、
シアン濃度×排水量=70g/m3×排水量 40m3=2800g=2.8kg 
シアン1kgを分解するのに必要な次亜塩素酸ナトリウムは7.17kg
なので、2.8kgのシアンを分解するのに必要な
次亜塩素酸ナトリウム量は、
2.8kg-シアン×7.17kg-次亜塩素酸ナトリウム/シアン=20.0kg→(5)
環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。

(大気,水,土壌等の環境の保全×水質×処理×シアン分解薬品量計算)
のマトリックスセルに分類される問題は、平成27年3-3にシアン濃度
と排水量を変えただけで、同じ計算を行う問題が出題されています。

併せてご確認下さい。

以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。