技術士合格者の声・先輩技術士からのアドバイス
電気電子部門を合格して活躍の場が広がりました
1. 受験のきっかけ
私は、約5年前に技術士に合格しました。それまでは、技術士資格と無縁だと思って電気関係の資格のみを取得していました。ところがあるきっかけで「受験できますよ」と教えてもらって、受験しました。案外皆さんも「自分には関係ない資格」と思い込んでいる人も多いかもしれません。真面目に頭を使った技術的な業務をしていれば、受験できると知り受験しました。
2. 受験期間中
受験期間中は、無我夢中でした。キーワード学習・業務棚卸・受験申込書及び業務経歴・論文添削・技術的体験論文などやるべき事が膨大で家族サービスもできず申し訳ない1年間でした。
まず早朝勉強に始まり、通勤での読書、帰宅しては、深夜まで勉強しました。論文添削では、跡形もなく真っ赤に添削されて返されたのを覚えています。苦労した甲斐あって「最短合格」出来た時は、うれしくて涙が出ました。
3. 合格してからの変化
技術士に合格して登録してから名刺に「技術士(電気電子部門)」と記載しました。記載した名刺を交換すると、相手から「技術士ですか~」と見る目が変わり何となく誇らしい日々を過ごしています。また、日常教務でも少しずつ担当業務に変化があったように思います。それと少しですが、資格手当もいただいています。何となくいい仕事をさせてもらえるようになりました。
ただ、一番良かったのが、外部の異業種の人との交流が深まったことです。昔であれば、電気関係の人としか付き合う場が無かったのですが、今は違います。建設部門・機械部門・化学部門など広範囲にお付き合いさせていただいています。先日も生物工学部門の技術者と話す機会がありました。
4. 今後について
今後は、TPP締結後には、さらに活躍できる場が広がると聞いています。海外のPEとも技術交流のできるのを楽しみにしています。また、せっかくなのでもう1部門受験してみようかと思い始めています。それと、これから勉強する人に受験指導をしようかと思っています。
皆さんも最短で合格するなら、指導を受けると早いと思います。では、皆さんも合格されることを祈念しています。