技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

技術士合格者の声・先輩技術士からのアドバイス

技術士合格者の声・アドバイス

技術士8部門を取得したベテラン技術士からのアドバイス

技術士資格取得を目指す皆さんへ

技術士 井上 祥一郎(森林・上下水道・衛生工学・農業・水産・建設・環境・応用理学部門)

技術士試験受験動機

私の技術士受験動機は、自分が関わった4技術、すなわち、「土壌浄化法(汚水や雨水の土壌処理)」、「複合ラグーン法(有機排水の脱窒処理)」、「小山・岸法(底質の好気化技術)」、「吸引・送気微生物発酵法(通年安定した堆肥製造技術)」の技術レベルを、客観的で専門性の高い第三者評価として利用すること。結果的に目的達成。

書いて残すことの意味

技術士試験は「書く」試験だが、日常的に文章で記録しておくと、自分の間違いを素直に認めることができる。これが最大の利点と考え、部下には兎に角書いて残すことを強要。

現在は

定年を迎えた(株)エステムで技術顧問、定年前から交流のあった(株)名邦テクノ(技術士登録事務所)取締役技術本部長、 (有)アーステクノ相談役。嘘偽り無く技術士資格のお陰。

自由度を生かして伊勢・三河湾流域ネットワークの共同代表世話人、愛知・川の会委員、高校同窓会明和会副会長など技術市民活動中。長野県上伊那郡南箕輪村に間伐材多使用のエコ住宅を活動拠点として建設。信州大学農学部木材研究室と、10cm角無垢材が構造、内装、断熱、蓄熱材を兼ねる柱倉つくり住宅の温湿度を調査中。技術士会研究発表論文ネタ。

近い将来は

活動拠点から天竜川流域の環境修復技術情報を発信。手始めは諏訪湖のシジミ復活策。また、流域でケイ素(Si)と濁りを重視。土壌を作り、そこを雨水が浸透して、前者「増」、後者「減」になり、山川里海の「自然の恵み(生態系サービス)」を次世代に残すこと可。

専門分野は「流域環境修復実学」で、信条「平和の基礎は飢餓のないこと。日本は新しい農本主義、一次産業を大切にする国に代わる。その時までに魚が湧くと言われた地先の海の底質改善、農地の地力回復、建築材の確保、森林の保全に技術貢献」の可視化に努力。

技術者倫理について

日本技術士会では継続教育CPDと技術者倫理を重視。継続教育は自己研鑽そのものだが、技術者倫理は、不条理な力に対抗できる「楯」。若者に体を鍛えて美しい心を支えよと謳ったことと似て、技術者の良心を支えるのが「技術者倫理」。特に、技術士法で「責務」と、違反時の罰則規定を定められている「技術士」は、技術士法に縛られない技術者に比較すると、より強く「技術者倫理」を意識せざるを得ないと主張できると考える。若しかするとこれが「技術士資格」の、あなたにとっての最大の資産ではないか?とも思う。