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坂林和重の技術士試験コラム

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君主論

2024.11.17

【コラム本文】君主論

迷いの中で道を見つける - マキャベリーの「君主論」から学ぶ決断の重要性

私たちの人生には、幾度となく岐路が訪れます。勉強や仕事などで迷った時、多くの人は不安や躊躇を感じ、立ち止まってしまうものです。「この選択は正しいのだろうか」「もし失敗したらどうしよう」という思いに囚われ、決断を先送りにしてしまう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

そんな時に、私たちが学ぶべき重要な教訓があります。それは、**マキャベリーの「君主論」**に記された智恵です。

ニッコロ・マキャベリーは、15世紀末から16世紀初頭のルネサンス期イタリアで活躍した政治思想家です。フィレンツェ共和国の外交官として、当時のヨーロッパの複雑な権力関係の中で、実践的な知見を積み重ねました。その経験と洞察を基に、**君主とはどうあるべきかを説いたのが、「君主論」**です。

この書は、単なる政治論ではありません。500年以上の時を経た今日でも、現代の政治家や経営者たちに広く読まれている理由は、人生における普遍的な真理を説いているからです。特に、意思決定に関する洞察は、現代を生きる私たちにも大きな示唆を与えてくれます。

マキャベリーは、**「君主は、決断すべきである」**と力強く主張しています。さらに興味深いのは、その決断が誤りであったとしても、決断すること自体に価値があるという指摘です。なぜなら、最悪なのは決断しない事だからです。

決断を避け続けることは、機会の喪失だけでなく、自身の成長も妨げてしまいます。一方で、たとえ失敗したとしても、決断していれば次に進めます。失敗から学び、その経験を糧として、より良い判断ができるようになるのです。失敗は、新たな視点や可能性を見出すきっかけともなり得ます。

しかし、決断しなければ何も生まれません。決断を避け続けることは、時間の浪費であり、チャンスの逸失です。さらに深刻なのは、現状維持さえも難しくなることです。何も決めない状態が続けば、持っている資源や機会は徐々に価値を失い、いつか取り返しのつかない事態を迎えることになりかねません。

このことは、私たちの日常生活にも当てはまります。進学、就職、転職、起業、結婚など、人生の重要な場面で迷った時に決断すべきなのです。完璧な判断など存在しないかもしれません。しかし、決断し、行動を起こすことで、新たな道が開かれていくのです。

マキャベリーの教えは、資格試験の準備にも通じます。「今から始めるべきか」「このテキストで良いのか」といった迷いは誰にでもあります。しかし、決断し、一歩を踏み出すことが、合格への第一歩となるのです。

では皆さん、迷いを振り切って、一発合格を目指して頑張りましょう。決断することで、必ず道は開けるはずです。

もし必要あれば、短期集中コース(←ここをクリック)の受講をお勧めします。

2025年度受験対策

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで246日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、整流回路に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと7です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、整流回路に関する問題です)

 

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皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
整流回路には,半波整流と全波整流がある。誤っている
説明は(1)~(5)のうち,どれか。

(1)中点タップ型は少ない部品で済み,経済的であることから
一般的にブリッジ型より多く利用されている。

(2)全波整流には,ダイオードが2つで済む中点タップ型と
ダイオードを4つ必要とするブリッジ型がある。

(3)ブリッジ型は回路が簡単に構成できるため,多く利用
されている。

(4)半波整流は,交流の半周期のみを利用するので利用効率が
悪く,リップルが多い。

(5)全波整流は,交流の全周期を利用するため,利用効率が
良く,リップルが少ない。


【正答】(1)

【解説】本問は,整流回路に関する知識問題です。
(1)の中点タップ型は,ダイオードの数量を減らすことが
できて小容量にはなりますが,
経済性は中点タップ付トランスの量産コストによります。
また,シンプルに構成できるブリッジ型の方が,
中点タップ型よりも多く利用されています。

【参考文献】-

いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「12)電気応用-電圧制御回路-」
に関する内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。

では、一緒に頑張りましょう。