技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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それでは不十分

2024.05.07

【コラム本文】それでは不十分

あなたは、毎日仕事が終わってから、勉強していますか?

この質問に考えられる回答は、「はい、毎日勉強しています」「毎日でないですが、勉強しています」「勉強していません」などだと思います。勉強しなければ、試験に合格できないので、良否を比較すると下記になると思います。

「はい、毎日勉強しています」:良〇
「毎日でないですが、勉強しています」:可△
「勉強していません」:不可×

ですが最良◎の答えはそのどれでもありません。最良◎の答えは、仕事が勉強になるように工夫して仕事中も勉強していますです。

なぜかと言いますと、技術士試験は、高等な専門的応用能力を発揮して仕事をしているか確認する試験です。

毎日の仕事で「高等な専門的応用能力を発揮して仕事をしていれば」仕事中も勉強していることになります

この仕事は技術士だったらどのようにするだろうか?この報告書は技術士だったらどのように書くだろうか?などと考えながら仕事をするのです。

筆記試験などは、短時間でわかりやすい報告書を書くことが勉強になります。上司が分かりにくい書き直しと言えば不合格です。

毎日の仕事をあなたが技術士だったらどうするか?と考えて進めてください。技術士と同じ仕事ができれば試験も合格です。

なお5月からは、今年(2024年)の合格を目指す人と、来年(2025年)の合格を目指す人に分かれてきます。貴方は、どちらですか?

もし今年の合格を目指すのであれば、少なくとも毎日勉強してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで69日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、理想オペアンプに関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと201です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、理想オペアンプに関する問題です)

 

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皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!


【復習クイズ】
理想オペアンプを用いた反転増幅回路を考えます。この理想
オペアンプのプラス(非反転)入力端子は、GND接続、
マイナス(反転)入力端子には抵抗R1が直列に接続されています。
また、理想オペアンプとは並列に抵抗R2を接続しており、
R2の一端は理想オペアンプのマイナス入力端子、もう一端は、
理想オペアンプの出力端子に接続しています。
この回路の利得を求めてください。









→答えは、下記のとおりです。
-R2 / R1です。
理想オペアンプの入力電圧をVin、出力電圧をVoutとします。
オペアンプにおけるプラス/マイナスの入力端子は、
イマジナリーショート(仮想短絡)のために同電位です。
すなわち、プラス入力端子側の電位はGND接続で0 [V]なので、
R1とマイナス入力端子の間の電位Vaも0 [V]です。
R1に流れる電流をI1、R2に流れる電流をI2としたとき、
それぞれの電流は、
I1 = (Vin - Va) / R1 = (Vin - 0) / R1 = Vin / R1
I2 = (Va - Vout) / R2 = (0 - Vout) / R2 = -Vout / R2
です。
また、理想オペアンプの入力インピーダンスは無限大のため、
入力側(R1側)からの電流は、理想オペアンプに流れ込みません。
したがって、R1とR2に流れる電流は同じとなり、I1 = I2が
成り立ちます。
この等式に、先ほど導出した電流の式を代入すると、
Vin / R1 = -Vout / R2
となり、利得(Vout / Vin)は、-R2 / R1と求めることができます。


いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「13)電子応用-電子回路-」に関する
内容でした。


本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。