坂林和重の技術士試験コラム
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貴方の合格率
【コラム本文】貴方の合格率
世の中で、合格率を気にする人が多数います。技術士試験の受験生の多くも合格率を気にしています。私のところへも「JESの合格率は、どのくらいですか?」と問合せが良く来ます。
ですが、合格率は、あまり意味を持ちません。皆さんの身近に感じられる例で説明してみます。
例えば、2023年の東京大学の受験は、募集人数3,060人に対して応募人数が8,667人だそうです。合格率は、35.3%です。
ある高校生2人から「私の東京大学の合格率を教えてください。」と連絡があったとします。1人は、灘高校の生徒です。もう1人は、偏差値50の高校の生徒です。ちなみに兵庫県にある灘高校は、2023年卒業生198人のうちで約半数の98人が東京大学に合格する高校です。偏差値50の高校から東京大学に合格するのは、数年に1人程度です。
さて貴方は、2人の高校生に「貴方の東京大学の合格率は、35.3%です」と回答するでしょうか?
この合格率35.3%は、明らかにナンセンスです。
灘高校の生徒には「成績が在学生の半分以上であれば、50%です」、偏差値50の高校の生徒には「非常に厳しいですが、あきらめずに頑張りましょう」と数値を回答しない、のが普通の対応だと思います。
皆さんは「そんな馬鹿な質問は、あり得ない」と思うでしょうが、技術士試験では、よく質問されます。「坂林さん。私の技術士試験の合格率を教えてください」と質問されます。
私の回答は、次のようです。
もし毎日3時間以上・1週間で30時間以上の勉強を6か月以上続けていれば、10%以上の合格率です。毎日の勉強が1時間以下・1週間で10時間以下の勉強であれば、複数年勉強しても0.1%以下の合格率です。でも諦めずに頑張りましょう。
さて、あなたは、どちらでしょうか? 合格率10%以上の人でしょうか? それとも0.1%以下の人でしょうか?
もしどうしても勉強時間が取れなくて、それでも合格したいのであれば、予備校で勉強を教えてもらうことです。そうすれば、効率的な勉強ができて合格率が高くなります。一流大学を目指している人は、ひとしく予備校に通っています。
それでは、一人でも多くの合格者が出るように頑張りましょう。
TOPページに、筆記試験日までのカウントダウンを付けています。モチベーション維持に利用してください。
きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで92日です。
<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)
2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと224日です。2024年は、ぜひ合格しましょう。
さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 皆さん ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ |
では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いします。