技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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貴方の合格率

2024.04.14

【コラム本文】貴方の合格率

世の中で、合格率を気にする人が多数います。技術士試験の受験生の多くも合格率を気にしています。私のところへも「JESの合格率は、どのくらいですか?」と問合せが良く来ます。

ですが、合格率は、あまり意味を持ちません。皆さんの身近に感じられる例で説明してみます。

例えば、2023年の東京大学の受験は、募集人数3,060人に対して応募人数が8,667人だそうです。合格率は、35.3%です。

ある高校生2人から「私の東京大学の合格率を教えてください。」と連絡があったとします。1人は、灘高校の生徒です。もう1人は、偏差値50の高校の生徒です。ちなみに兵庫県にある灘高校は、2023年卒業生198人のうちで約半数の98人が東京大学に合格する高校です。偏差値50の高校から東京大学に合格するのは、数年に1人程度です。

さて貴方は、2人の高校生に「貴方の東京大学の合格率は、35.3%です」と回答するでしょうか?

この合格率35.3%は、明らかにナンセンスです。

灘高校の生徒には「成績が在学生の半分以上であれば、50%です」、偏差値50の高校の生徒には「非常に厳しいですが、あきらめずに頑張りましょう」と数値を回答しない、のが普通の対応だと思います。

皆さんは「そんな馬鹿な質問は、あり得ない」と思うでしょうが、技術士試験では、よく質問されます。「坂林さん。私の技術士試験の合格率を教えてください」と質問されます。

私の回答は、次のようです。

もし毎日3時間以上・1週間で30時間以上の勉強を6か月以上続けていれば、10%以上の合格率です。毎日の勉強が1時間以下・1週間で10時間以下の勉強であれば、複数年勉強しても0.1%以下の合格率です。でも諦めずに頑張りましょう。

さて、あなたは、どちらでしょうか? 合格率10%以上の人でしょうか? それとも0.1%以下の人でしょうか?

もしどうしても勉強時間が取れなくて、それでも合格したいのであれば、予備校で勉強を教えてもらうことです。そうすれば、効率的な勉強ができて合格率が高くなります。一流大学を目指している人は、ひとしく予備校に通っています。

それでは、一人でも多くの合格者が出るように頑張りましょう。

TOPページに、筆記試験日までのカウントダウンを付けています。モチベーション維持に利用してください。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで92日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと224です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 
(地球環境の保全×温暖化×対策×家庭)のマトリックスセルに
分類される平成27年3-13からの出題です。
3-13家庭での地球温暖化対策に関する次の記述のうち,最も
不適切なものはどれか。

(1)我が国が排出する温室効果ガスのうち排出量(二酸化炭素換算)が
最も多いのは二酸化炭素である。

(2)家庭における年間の二酸化炭素排出量(2011年)を用途別に
みると,冷房による排出量よりも暖房による排出量の方が大きい。

(3)家庭における待機時消費電力量を減らすためには,最新の機器に
買い替えることが必要である。

(4)家庭の中で特に消費電力量が多いのは,電気冷蔵庫,照明器具
テレビ,エアコン,電気温水器の5つであるので,これらを
はじめとする家電製品を上手に使うことで効果的に節電できる。

(5)白熱電球を電球形蛍光ランプやLED電球に交換することにより
同じ使用条件下では使用電力量を大幅に削減できる。

答 (3)

(3)「家庭における待機時消費電力量を減らすためには,最新の
機器に買い替えることが必要である。」の不適切箇所は、「最新の
機器に買い替えることが必要である。」である。「主電源を切る、
コンセントを抜く、電源スイッチつきのタップを利用してスイッチ
を切る」などが適切な表現である。白いスモッグは自動車の排ガス
黒いスモッグは石炭の燃焼排ガスです。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(地球環境の保全×温暖化×対策×家庭)のマトリックスセルに
分類される問題は、本問題と同様の問題が平成25年の3-4に、
1問入れ替えただけの問題が、平成24年の3-15に、出題されて
います。併せてご確認下さい。

以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。