技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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多くの参加をありがとうございました。

高学歴の落とし穴

2023.12.02

【お知らせ】短期集中コースで一発合格

【1】短期集中コース

近年は、技術士試験の難易度が上がってきました。その現象は、受験生の合格テクニックが上がっても合格人数の増加しないのが証拠です。2023年度受験生の復元論文を見てみると、受験生の多くが、解答用紙の最後の行まで記述できています。そして、論文構成がシッカリとできていて、設問にも解答できています。これらができていれば、従来であれば、A評価で合格でした。それでも現在は、B評価で不合格となっています。それは、①最後の行までの記述②論文構成③設問への的確な解答ができるのが普通となってきたからです。インターネット検索するとテンプレートやひな型論文などが、普通に検索出来て、誰でも知っている普通のテクニックになってきたからです。すなわち、①②③ができただけでは不合格の時代になってきました。もちろん①②③ができなければ、100%不合格です。
2024年度から合否を決めるのは解答論文の内容となってきました。解答論文の内容を合格レベルにするのが短期集中コースです。
シッカリとした、合格論文を記述するために短期集中コースで一発合格をめざしましょう。
JESと一緒に合格をめざす人は、短期集中コース(←ここをクリック)に申込をよろしくお願いいたします。

【2】2024年度受験生募集

2024年度の合格を目指す人でJESのセミナーに参加して、JESと共に合格を目指す人を募集しています。JESのセミナーを申込まれる方は、JES技術士合格セミナー(←ここをクリック)から申込をお願いします。

【コラム本文】高学歴の落とし穴

抜群の学歴の持ち主ですが、何年たっても技術士に合格できない人が稀にいます。全国的に有名な大学や大学院卒の技術者です。今日は、そのような高学歴の人が陥りやすい落とし穴を説明してみます。

高学歴とは、学校教育を意味しています。日本の学校教育は、江戸時代から明治時代に入った時に大変革が起きました。

明治時代に移行するときに、欧米の科学技術との差を急速に詰めるための教育がスタートしました。

どのような教育かというと、知識習得偏重の教育です。欧米の科学技術を知り理解し利用するという教育です。そのため、学校教育でも、知識詰め込み型の教育重視されました。

いまでも知識量豊富な人が、高学歴者に多い要因になっています。ここが高学歴者で技術士試験に合格できない原因です。

技術士は、海外の資格をモデルに作られています。「技術士=技術コンサルタント」ですからある程度の知識が必要です。ですが、ある程度以上の知識があれば、知識量で合否を決めているわけでありません。

高学歴で成功体験のある人は、知識量で合格しようとします。知識量をいくら増やしても合格できません。技術士試験で求められているのは、高度な専門的応用能力です。

この部分が理解できる人は、比較的速やかに合格できます。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから来年(2024年7月15日(月・祝))の第2次筆記試験まで226日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと358日です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 
(環境の状況の測定分析及び監視×化学物質×有機汚染物質
×GCMS及びLCMS) のマトリックスセルに分類される令和2年3-18番
からの出題です。

3-18有機汚染物質の分析法としてガスクロマトグラフ質量分析計
GC/MSのほかに液体クロマトグラフ質量分析計LC/MS
(LC/MS/MSも含む。)がある。次の記述のうち,最も
不適切なものはどれか。

(1)LC/MSの分析対象物質は揮発性をほとんど持たないため,
地球規模の汚染を引き起こすことはない。したがって,国際条約の
対象とはならない。

(2)LC/MSがGC/MSより分析法上有利な点は,難揮発性,
高極性,熱不安定性化合物を直接的に分析対象とすることが
できることである。

(3)LC/MSにおいて逆相クロマトグラフィーでイオン解離性の
物質を分析する場合,移動相のpH調整のためには,リン酸緩衝液
などの不揮発性物質ではなく,ギ酸,酢酸,アンモニアなど揮発性
のある弱酸や弱塩基からなる緩衝液が使われる。

(4)LC/MS法はソフトなイオン化であるため,共存物質の
イオン抑制効果により目的物質のイオン化率が変動し,定量精度が
極端に悪化する場合があるので,内標準法を採用する場合は可能な
限りサロゲート内標準を使用することが望ましい。

(5)APCI法やESI法を含む大気圧イオン化法の台頭により
LC/MS実用化の基礎が作られた。

解答(1)

(1)の不適切箇所は以下の通り。
(1)「LC/MSの分析対象物質は揮発性をほとんど持たないため
地球規模の汚染を引き起こすことはない。したがって,国際条約の
対象とはならない。」。LC/MSの長所は、難揮発性,高極性,
熱不安定性化合物を直接的に分析対象とすることができること
である。従って、設問全体が不適切である。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(環境の状況の測定分析及び監視×化学物質×有機汚染物質
×GCMS及びLCMS)のマトリックスセルに分類される本問題と
類似の問題が、平成27年の3-8,令和元年再試験3-16に出題
されているので併せて確認のこと。
以上

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。