技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

あなたに最適な勉強法は

2021.12.13
【お知らせ】冬休みに勉強を始めるために教材をお送りしています

2022年教材:

2022年度の合格を目指す人へ教材をお送りしています。受講を申込まれた人は、連絡メールが届きましたでしょうか? もし届かない場合は、連絡ください。再送いたします。

【コラム本文】あなたに最適な勉強法は

きょうは、貴方にとって最良の勉強方法について書いてみます。それは、個別指導です。個別指導とは、指導者が、貴方の勉強すべきことを直接教えてくれることです。例えば、貴方の不足している事が、課題解決能力であればどのようにしてその能力を勉強するか教えてくれます。この勉強方法は、一人一人違います。簡単に言えば、学校で勉強を教えてもらうのと家庭教師が勉強を教えてくれるのの違いです。当然個別指導が優れています。

学校で教える勉強は、一般的な事しか教える事ができません。学校は、貴方が勉強すべき事でなく、誰もが勉強すべき事しか教える事が出来ないのです。

この個別指導は、「課題遂行能力」「問題解決能力」「応用能力」「専門知識」「論理的思考力」について同様です。

もし貴方が、最短合格を考えているのであれば、個別指導を受ける事をお勧めします。

では、「最短合格」を目指して一生に頑張りましょう。

2022年7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと217です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、適性科目についての問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)まで あと349日です。 来年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

それから、12月から環境部門(←ここをクリック)を追加しました。環境部門を受験される人も申し込みをお待ちしています。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)
適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。

さて今日の第一次試験 です。(今日は、適性科目についての問題です)

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皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
コイルのインダクタンスに関する次の記述の,[  ]に入る語句
の組合せとして最も適切なものはどれか。鉄心の磁気飽和は,
無視するものとする。

「均質で等断面の環状鉄心に被覆電線を巻いてコイルを作製
した。このコイルの自己インダクタンスは,巻数の[ ア ]に
比例し,磁路長に[ イ ]する。
同じ鉄心にさらに被覆電線を巻いて別のコイルを作ると,
これら二つのコイル間には相互インダクタンスが生じる。
相互インダクタンスの大きさは,漏れ磁束が多くなるほど
[ ウ ]なる。それぞれのコイルの自己インダクタンスを
L1 [H],L2 [H]とすると,相互インダクタンスの最大値は
[ エ ]  [H] である。
これら二つのコイルを[ オ ]とすると合成インダク
タンスの値は,それぞれの自己インダクタンスの合計値より
も大きくなる。」

ア)   イ)   ウ)    エ)    オ)
(1)  2乗   反比例  小さく  √L1L2  和動接続
(2)  1乗   反比例  大きく  √L1L2  差動接続
(3)  2乗   比例    大きく  √L1L2  差動接続
(4)  1乗   比例   小さく   L1+L2   差動接続
(5)  2乗   反比例  大きく  L1+L2   和動接続

【正答】(1)

【解説】本問は,自己インダクタンスと相互インダクタンス
の問題です。
自己インダクタンスは,コイルの巻数をN ,電流 I を流した
ときの鎖交磁束をφとすると,L=Nφ/Iです。
φは磁束密度Bと磁路の断面積Sの積なのでφ = BS,磁束密度
は透磁率μと磁界の強さHの積なので,φ = μHSです。
さらにHは,磁路長をlとすると,H = NI / lなので,
φ = μNIS / lです。
したがって,
L = Nφ / I = φN / I = μNIS / l × N /I = μN^2S / l
と導出できます。

相互インダクタンスMはコイルの磁束がもう一方のコイルに
どの程度影響を与えるかであり,k√L1L2で表します。この
ときのkは結合係数であり,0 ≦ k ≦ 1です。
漏れ磁束がないとk = 1であり,このときに相互インダク
タンスは最大値をとり,M = 1 × √L1L2 = √L1L2と
なります。

自己インダクタンスL1,L2を接続したときの合成インダク
タンスには,和動接続と差動接続があります。磁束を強め
合う和動接続はL1 + L2 + 2M,磁束を弱め合う差動接続は
L1 + L2 - 2Mです。
これらの式から,自己インダクタンスの合計値より大きく
なる方は,和動接続です。

【参考文献】-

いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「1)共通理論-電磁気学(現象・
諸法則)」に関する内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

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 では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。