坂林和重の技術士試験コラム
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技術士試験で口頭試験における確認項目。
2010.10.20
技術士の口頭試験は、技術士採用試験における最終面接試験と考えるとよいでしょう。
就職試験でも面接試験があるように、技術士試験でも面接試験があります。
面接のときに見るからに怪しい人は、ダメです。指導的立場にある技術者に見える必要があります。
スーツやネクタイ着用が良いです。
また、言動も注意が必要です。明確な意思表示をすることが重要です。口頭試験における確認項目は、下記になります。それぞれで質問されて、それぞれについて合否判定されます。
確認事項 Ⅰ.受験者の技術的体験を中心とする経歴の内容と応用能力 (経歴及び応用能力) Ⅱ.必須科目及び選択科目に関する技術士として必要な専門知識及び見識 Ⅲ. 技術士としての適格性及び一般知識 体系的専門知識 技術に対する見識 技術者倫理 技術士制度の認識その他
この時に、全ての項目で合格点以上が必要です。(満点は不要です)
特に注意するのは、大学の先生と思われる人の質問です。専門知識について技術士と違った見方の質問をしますので、あわてないことです。
それと質問されてないことを応えて面接官が興味を持つと、違う方向へ質問が及びます。
意図して方向を変える場合を除いて、質問されてないことには、波及しないようにします。
では、合格に向けて頑張りましょう。