坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
ダメ論文の量産は、不合格です。
2016.05.06
間違った勉強で、何回も不合格になる人がいます。合格するためには、正しい勉強をする必要があります。昔JESで27件もの膨大な論文作成の練習をした人がいます。ほぼ2日間に1件のペースで論文を送ってきました。複数の論文を同時に送ってくるときも有りました。あまりにもムダな勉強をしているので、『間違った論文作成を量産しても勉強になりませんよ。それよりも、1件1件キチンと合格論文にして、そのフィードバックを次の論文作成に生かす方が、勉強になりますよ』と説明したのですが、ダメでした。頑として人の意見を聞き入れない人で、筆記試験前日まで問題の論文を送り続けて来ました。同じ間違いを何回も繰り返し、何回も同じ指摘を受ける人でした。そもそも人の意見を聞き入れない人は、技術士失格です。
案の定、27件の論文作成をしても不合格でした。技術士試験は、間違った論文作成を量産しても不合格です。量産で有効なのは、暗記量で合否の決まる必須科目の択一式です。記述式の問題は、1件1件の問題を的確に合格論文にして同じ間違いをしない練習をした方が効率的に短期学習できます。複数の問題を大量に論文作成するのは、間違いの量産になるだけです。このコラムを読んでいる貴方は、間違の量産をする勉強をせず、1件1件の問題を丁寧に論文作成してください。1件の問題の論文が合格論文になる前に次の問題に手を付け無いようにしてください。同じ間違いを繰り返すだけです。
では、最短合格を目指して頑張りましょう。