坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
貴方と試験官の合否判定基準は、違います。
今日は、多くの人に貴方自身と周りの人の判定基準の違いに気づいてもらおうと思い、書いてみます。
まず、貴方の会社の中を見回してください。貴方の上司や管理監督者で「この人は、責任者に不適切」な人がいると思います。「いる」と言うよりは、不適切な人の方が多い。自分がやればもっとできる」と思っている人が多いと思います。
ですが、その考えは、多くの場合、間違えています。貴方が考える「責任者に不適切」と思う人を「適切です」と判断した人が複数人います。会社・組織で昇進するためには、複数人の同意が必要です。貴方の上司や管理監督者は、複数人が「責任者にふさわしい」と判断したのです。だから貴方の上司や管理監督者になったのです。貴方が不適切と考えるのは、貴方一人の基準です。貴方以外の人は、貴方と違う基準を持っているのです。
同じことが、技術士試験でもいえるのです。技術士は、技術責任者です。貴方は、「私は、技術士にふさわしいので技術士として認めて下さい」と主張して技術士試験を受験します。ですが、試験官は、不合格判定します。試験官もまた、複数人で合否判定しています(最低二人以上です)。複数人が貴方を「技術士に不適格」と判定したのです。念のためですが、「技術士=技術責任者にふさわしくないけど合格判定してください」と主張する人は、100%不合格です。「技術士=技術責任者にふさわしい人材になってから再受験してください」と判定されます。
もし貴方が今年の技術士試験で一発合格したいのであれば、貴方以外の複数人に「貴方は、技術士にふさわしい」と評価してもらう事です。貴方が自己評価で「私は、技術士にふさわしい」と言ってもダメです。技術士試験は、人材試験です。いまの貴方の能力試験であることを理解して受験勉強して下さい。よって、正しい受験対策は、テクニックを学ぶ事でなく技術責任者としての考え方を学ぶことです。
では、「最短合格」を目指してJES技術士合格セミナー(←ここをクリック)で一緒に頑張りましょう。