坂林和重の技術士試験コラム
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症状別学習法
【コラム本文】症状別学習法
きょうは、過去の筆記試験の不合格になった症状に合わせた勉強方法を考えてみます。
初めて受験する人は、昨年の試験問題を自分で解いてみて、その症状で自分に当てはめてください。
まず、初めて解答する人は、「3枚以内に記述しなさい」という問題の場合、3枚目で空行が1~2行以内になるまで記述します。その時の症状で勉強法を考えましょう。
【1】記述時間が不足する人
時間が不足して空行が多くなってしまう人は、文字を書く練習をしてください。新聞の天声人語などの書き写しなどが良い練習になります。文字を書くスピードを速くする練習をしてください。あるいは、理想的な技術士論文を書き写すのも良い練習になります。この書き写す練習を「写経」と言います。
【2】記述内容が不足する人
記述する時間があっても記述内容が不足して空行が多くなってしまう人は、三分割展開法によるキーワード学習を勉強してください。三分割展開法によるキーワード学習が進むと書込む内容に困りません。試験本番では、脳内にある知識を解答用紙に転記するだけになります。キーワードが300個を超えるあたりから、記述内容に困らなくなります。(どんな問題が出ても、合格論文が書けるようになります)
【3】きちんと記述してもなぜかしら不合格になる人
【3-1】問題文を正しく理解できていない可能性のある人
問題文を正しく理解できてない可能性のある人は、問題文を正しく理解する勉強をすると良いです。問題文をどのように理解するか、理解した問題文にどのように解答するか切口という手法で正しく理解してください。
【3-2】解答の文書構成が正しくできてない可能性のある人
問題文を正しく理解して、記述すべき知識があり、記述時間に問題が無い人でも不合格になる場合があります。それは、文書構成が適切でない場合です。例えば、重要な内容は詳細に記述して、その他は簡単に記述することです。そして、「起承転結」や「箇条書き」にみられるように読み手に理解しやすい(読みやすい)文章を記述することです。この場合は、著書:合格のコツ(足立)の文書構成を学習すると良いです。
以上の【1】【2】【3】の全てが満足して初めて合格できます。技術士試験は、皆さんがいま持っている実力をどのように発揮するかが問われている試験です。実力通りに合格できるように頑張りましょう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで101日です。
<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、熱サイクルに関する問題です)
2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと233日です。2024年は、ぜひ合格しましょう。
さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、熱サイクルに関する問題です)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 復習クイズ(熱工学) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ |
では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いします。