技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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多くの参加をありがとうございました。

優秀だけど不合格の人

2021.11.29

【お知らせ】年内最後の無料セミナーのお知らせです。

12/12(日)に年内最後の無料セミナー(←ここをクリック)を実施します。このセミナー以降は、2022年の受験準備に専念しますので、ぜひ興味のある人は、セミナーに参加してください。セミナーでは、第2次試験の合格方法を解説します。

【コラム本文】優秀だけど不合格の人

今日は、頭の良い人が陥りやすい問題点について書いてみます。

偏差値が70を超えるなど有名大学を卒業している人や、博士号を取得している人などで、技術士試験に不合格の人がいます。これらの優秀だけれど不合格の人には、共通する特徴があります。それは、自分が答えを知っていると思う事です。

例えば、『〇〇した方が良いですよ』と説明すると『解りました』と言いながら、実施する気配がありません。おそらく、自分で違う答えを持っているのだと思います。自分で答えを持っている人は、答えを探しません。自分で持っている答えが正しい場合は、それでも良いのですが、違う場合に残念な結果になります。すなわち、複数回受験しても不合格の状態です。

これが、頭の良い人の陥りやすい問題点です。このコラムを読んでいる貴方は、『自分は大丈夫』と考えていれば、特に十分注意して下さい。なぜなら、自分の問題点は、自分で気づけないから問題点なのです。自分で気づくことができれば、問題点になりません。

自分の問題点を直すには、誰かに指摘してもらい自分の考えと違うと思えば、積極的に受け入れることです。そうすることで自分と違う答えを取り込むことができます。参考にして下さい。

もし技術士試験の合格に役立つ指摘がほしい場合は、短期集中コース(←ここをクリック)、に相談してください。

では、最速合格テクニックで最短合格を目指しましょう。

2022年7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと231です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、材料の熱伝導についてです)

2021年度の技術士第一次試験は、昨日の11月28日でした。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)
適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。

さて今日の第一次試験 です。(今日は、材料の熱伝導についてです)

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皆さん、おはようございます!
適性科目 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
工業製品の寿命はその部品に加わったエネルギーの総量に
関係するものが多い。運動部品は摩耗により許容限界寸法に
至り部品交換を行い,樹脂製部品で熱や紫外線などの影響を
受ける部品は樹脂の内部で分子結合の連鎖の切断が進み,
強度低下や絶縁劣化で設計上の限界に至り機能を停止する。

非常に大まかであれば寿命は推定がつき,産業界では償却や
安全のために機械の寿命は意識されている。しかし,家庭用の
量産機器では常に新機種が作り出され,機械は寿命になる前に
買換え,廃棄が行われ寿命を意識することがなくなってきている。

この状況の中で30年以上使われた家庭用扇風機のモーターの
絶縁劣化が進み火災を起こした。
家庭用電気機器のメーカーの技術者は今後どうすればよいか。
ただし,消費者保護を目的としたPL法においてもメーカーに
無限責任を要求しているわけではない。

ア)~オ)の説明について,正しいものは○,誤っている
ものは×として,適切な組合せを(1)~(5)の中から選べ。

ア)機械はいつか必ず壊れるものであるから,一定期間が
過ぎたら安全に壊れる設計が理想である。

イ)扇風機の設計寿命から考え,30年使い続けるのは好ま
しくない。使用者の認識不足に対してメーカーは正しい
使用方法の普及活動を行うべきである。

ウ)扇風機やヒーターのように使わない時期がある機械は,
寿命を期間では決めにくいので,メーカーは目安となる
寿命を知らせるべきである。

エ)たとえ何年使おうとも,常識的に使用者は電気機器が
燃えるとは思わない。不良品でなくともメーカーが全て
の責任を持つ必要がある。

オ)家庭用電気機器は技術の進歩が速いので,一定期間
使えばまだ動いても新しい機器に買い換えるのが普通で
あり,メーカーは何も行動を起こさない。

  ア) イ) ウ) エ) オ)
(1) ×   ×
(2) × ◯   ×
(3) × ◯   ×
(4) × ×   ◯
(5) × ◯   ◯

【正答】(1)

【解説】本問は,製造物責任法からの出題です。長い
問題文で出題される場合もありますので,早く読み進め
られるように,適性科目で扱う言葉に慣れておきましょう。
ア)◯記述のとおりです。
イ)◯記述のとおりです。
ウ)◯記述のとおりです。
エ)×メーカーが不良品でなくとも全責任を持つことは
誤りです。
オ)×メーカーが何も行動を起こさないことは誤りです。


いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「6)製造物責任法」に関する
内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。