坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
受験指導の受け方で合否が分かれる
【お知らせ】JESでは願書のExcel入力サンプルを配布しました
試験センターで願書の受付が始まりました。今回のExcelファイルによる願書は、慣れるまで四苦八苦します。早めに準備されることをお勧めします。
JESでは、受講生からの入力方法の問合せが複数届いています。入力が難しいので、JESでは、受講生全員へ入力サンプルを配布しました。
皆さんも早めに準備して、不明点は、詳しい人に教えてもらって準備をしてください。
【コラム本文】受験指導の受け方で合否が分かれる
技術士試験で受験指導を受けている人は、多いと思います。きょうは、指導の受け方で説明してみたいと思います。
受験指導は、貴方にとって教えてもらっているという感覚でしょうか?それとも助言をもらっているという感覚でしょうか?
【1】受験指導で教えてもらっている人
教えてもらっているという感覚の人は、まだ合格まで若干距離があります。なぜかと言うと、技術士試験は、貴方がすでに技術士の能力を持っているかどうかを確認する試験です。そして技術士は、技術責任者(技術リーダー)です。責任者やリーダーである貴方が、受け身的に教えてもらっているというのは、問題があります。筆記試験の解答においてもその問題が文書表現に表れて悪い結果になるはずです。
【2】受験指導で助言をもらっている人
逆に助言をもらっている感覚で勉強している人は、合格に近いと思います。なぜかと言うと、良い技術責任者(技術リーダー)は、人の意見をよく取り入れて自分で考える人だからです。すなわち良い技術責任者(技術リーダー)は、「助言を聞き・自分で考え・自分で答えを出す」人です。別の言い方をすれば、盲目的に教えてもらったことを何も考えずに答えとする人は、技術責任者(技術リーダー)では無いと言えます。
【3】受験指導を受けて無い人
最後に指導を受けて無い人です。指導を受けて無い人も合格までに若干の距離がある人です。なぜかと言うと、人間は、自分の欠点に気づけません。自分で気づく事のできる欠点は、自分で是正できます。いま有る欠点は、気づく事ができないから欠点として残っているのです。助言を受け無い貴方は、自分で気づけない欠点が有るので合格まで距離があると自覚してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
今日で7月11日に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと91日です。頑張って勉強しましょう。
<第一次試験>今日の第一次試験は、専門科目(電気電子部門)です
2021年度の技術士第一次試験は、11月28日です。 今日から、231日後 ,です。勉強は、進んでいますでしょうか?
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・基礎科目(←ここをクリック)
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。
では、今日のコラムです。
さて今日の第一次試験は、専門科目(電気電子部門)です。(貴方は正解できますか?)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!
【復習クイズ】
直流送電に関する次の記述について、正しい場合は○、
誤りの場合は×でお答えください。
「直流送電は、交流系統の中で使用することが可能ではある
ものの、周波数の異なる交流系統間の連系は不可能である」
↓
↓
↓
↓
↓
→答えは、下記のとおりです。
×です。
日本の実系統では、東日本で50 Hz、西日本で60 Hzというように、
異なる2つの周波数を用いています。
この50 Hzもしくは60 Hzの交流を一度直流変換し、異なる周波数の
交流に再度変換を行う方法をとっています。
以上のように、直流送電は周波数の異なる交流系統間連系に
利用されています。
いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「9)発送配変電-送配電」に関する
内容でした。
本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いいします。