坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
どんな状態でも、あきらめないで受験する人は、いつか合格する。
2011.07.27
技術士試験は、毎年3万6千人が受験申請し、実際には2万7千人が受験します。きょうは、この差9千人の人へコラムを書いてみます。
まず9千人は、どのような人かを考えてみます。多い理由は、次の4つです。
1、受験しても無駄だとして、受験放棄した人。
2、業務などが重なり受験できない人。
3、本人や家族が病気などで受験できない人。
4、冠婚葬祭が重なってしまった人。
私はこの中で、「3」と「4」はやむなしと思っています。「1」と「2」は、受験すべきだと思っています。
「1」ですが、受験放棄は、自分で自分に不合格を出していることになります。本人は、来年受験するつもりでしょうが、おそらく来年も同じです。
なぜなら試験前までに準備万端で受験する人などいません。全員が、「準備不足」で受験します。準備万端で受験しようと思っている人は、永遠に受験できないと思ってください。
次に「2」は、考え過ぎです。通常の会社員は、本人でなければできない仕事などありません。会社員は、自分の業務をだれでもできるようにするのが仕事です。会社員が、自分しかできない業務を作ってはいけないのです。(自営業は別です)
それにもかかわらず業務優先で受験をあきらめた人は、「1」が真の理由です。
「1」「2」いずれにしても、8月7日(日)の試験は、必ず受験してください。受験すればわずかでも合格の可能性があります。合格しなくても来年につながります。受験しない人は、永遠に不合格です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。