技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

「レベルの高い論文=難解な論文」の誤解。

2014.07.18

「レベルの高い論文を書く」について誤解している人がいます。きょうは、技術士試験で考えるレベルの高い論文について考えてみます。

誤解している人の多くは、レベルの高い論文=難解な論文、と理解している人がいます。この理解は、間違いです。このように誤解する人は、学会論文や特許を多数出している人に多く見られます。しかし、技術士の目指すべき論文は、誰もが理解できる論文です。

何故ならば、それぞれの読者書く目的が違うからです。

まず学会論文の読者は、専門家です。そのため、論文を理解できない場合、「もっと勉強してください」と言ってよい相手です。

また、特許は、特許を利用しようとする人や特許に抵触しないように技術開発する人が読者です。よって、特許の記述は、適用範囲をなるべく広くするために一般化や抽象化をします。そして、特許を理解できない場合、「説明します。特許を無断で使用しないでください」と言います。

これに対して技術士論文は、会社経営者や顧客が読者です。貴方と専門分野が違います。その様な人でも容易に理解できる実用可能な最先端技術の論文が、技術士論文なのです。

よって、JESでは、作成した論文を家族などに読んでもらう事をお勧めしています。家族が理解できる専門知識の書かれた論文が、技術士として一番良い論文です。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。