技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

正しく理解して一発合格

2022.12.05

【お知らせ】短期集中コース動画学習コース2023年度ABCコース募集中

1,短期集中コース

短期集中コースの受講対象者は、下記の人です。

1,20歳代で一発合格を目指す人
2,解答論文がC評価の人
3,解答論文を最後の行まで記述できない人
4,記述内容知識の心配な人
5,1次・2次の連続合格を目指す人

上記の人に短期集中コース(←ここをクリック)を準備しました。短期集中コースで技術士試験の一発合格を目指しましょう。

2,動画学習コース

1次試験の択一問題は、毎年過去問題が64%出題されることを知っていますか? 1次試験対策は、試験に出る過去問題の攻略です。来年の第1次試験を受験される人は、動画学習コース(←ここをクリック)を準備しました。動画学習コースで一気に第1次試験を合格しましょう。

3、2023年度ABCコース募集中

現在JESでは、2023年度ABCコースの受講生を募集しています。近年では、技術士試験の出題傾向が変化しています。最新の出題傾向で技術士試験を一発合格しましょう。

JESでは、貴方の弱点にフォーカスして最短合格を目指します。20部門では、そのための三分割展開法ひな型論文テンプレート法機械的合格論文作成法を駆使して余裕を持った最速合格とします。また、総合技術監理部門専用コース(←ここをクリック)では、択一対策や総監ならではの勉強方法をお教えいたします。

他の受験生の1歩先を行く学習を開始しましょう。

申込みを希望される人は、2023年度ABCコース(←ここをクリック)から申込みください。

 

 

【コラム本文】正しく理解して一発合格

皆さんは、技術士試験で一番重要なことはなんだと思いますか?

私は、「技術士に求められている事を理解すること」と思っています。

通常の資格試験は、理解や知識を問う試験です。そのため普通は、知識量が一番重要になります。知識量は勉強量に置き換えることもできます。(勉強量は勉強時間や解答した問題数です)

技術士試験は、理解や知識を必要としますが一番でありません。一番重要なのは、「技術士に求められている事を理解すること=考え方」です。

そのため、何でも知っている人でも不合格に成ることもあれば、そこそこに知識があり技術士に求められている事を理解していれば簡単に合格する人もいます。

知識量=合格と理解すると合格までに長い時間がかかります。皆さんは、手早く合格するために、技術士に求められている事を正しく理解して一発合格を目指しましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで224日です。

 

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2023年の試験予想日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと356日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、
(環境の状況の測定分析及び監視×化学物質×重金属×ICP-MS)の
マトリックスセルに分類される令和元年3-13番からの出題です。

3-13環境中の重金属元素分析法であるICP質量分析法に
関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

(1)液体試料はネブライザーで霧化した後,高周波プラズマに
導入する。

(2)試料中の測定元素は高周波プラズマの中でイオン化されて,
質量分離部で質量/電荷数(m/z)に応じて分離されて
検出器に入る。

(3)亜鉛,カドミウム,鉛の元素に対して,1μg/L以下の
装置検出下限を有している。

(4)他の元素の酸化物の分子イオンが
測定対象元素の質量/電荷数(m/z)に近い値を有する場合,
スペクトル干渉が生じる場合がある。

(5)コリジョン・リアクションセルは,非スペクトル干渉の
除去又は低減するための装置である。


解答 (5)


(5)「コリジョン・リアクションセルは,非スペクトル干渉の
除去又は低減するための装置である。」の不適切箇所は、
「非スペクトル干渉」で、「非スペクトル干渉」(「非」が
無いのが)適切な表現です。ICP―MS法はアルゴン(Ar)ガスに
高周波電力を印可して生成した誘導結合プラズマをイオン源に
用い、ICP に液体試料をネブライザーで霧状にして導入させ、
高周波プラズマによってイオン化された試料中の元素を
質量分析計 (MS) によって分離、検出する手法です
(上記(1)から(3)記載の通り)。

この手法では上記(4)の
スペクトル干渉が生じる場合があり、このような時に
コリジョン(衝突確率)やリアクション(反応物質添加)で
スペクトル干渉を除去したり低減するための装置が
コリジョン・リアクションセルです。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(環境の状況の測定分析及び監視×化学物質×重金属×ICP-MS)の
マトリックスセルに分類される問題は、本問題と類似の問題が、
平成26年の3-9及び平成29年の3-4にも出題されているので併せて
ご確認下さい。

以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。