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JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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技術士試験は国家試験

2024.05.03

【コラム本文】技術士試験は国家試験

皆さんキーワード集は、順調に作成できていますか?

特に再挑戦の人は頑張ってくださいね。私の経験でお話しすると、キーワードの解説資料を300個作成すると、ほとんどの問題が、回答できるようになっているはずです。

ただし、注意してほしいのは、三分割展開法による解説資料で、今後の動向と課題です。

三分割展開法で一番重要な部分であり、一番慎重に作成する部分です。

なぜならば、技術士として自分の見識が「今後の動向と課題」です。技術士は自分の見識を持っていなければなしません。

ですが、自分の見識を主張するあまりに、国の見識と対立するものであってはいけません。国家試験を受験するのです。

記述式という論文での国家試験なので、国の見識を基準に採点されます。

例えば、国は、原子力発電を推進してCO2対策を進めようとしています。

これに対して、「原子力発電の推進は、意味がなく実施すべきでない」と論文で記述すると良い結果になりません。(そのように主張する人の気持ちも一面では、理解できますが)

原子力発電の推進など国が進めている行政に理解を示しつつ「さらに良くするには、こんな課題がありどのように乗り越えるべきかの方策」を見識として述べるのが良いと思います。

国の見識と対立せずさらに良い方向へ推進して発展させた見識を持つのが最良と思います。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで73日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと205です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 
(自然生態系及び風景の保全*制度*登録・認定地域*国際的に重要)
のマトリックスセルに分類される令和元年再試験3-35からの出題
です。

3-35 国際的に重要な登録・認定地域に関する次の記述のうち
最も不適切なものはどれか。

(1)ラムサール条約の締約国は,加入に際して1つ以上の国際的に
重要な湿地を登録する義務があり,我が国は1980年の加入と同時に
釧路湿原を登録した。

(2)我が国の世界自然遺産地域では,その適正な保全・管理のために
地域ごとに関係省庁・地方公共団体・地元関係者からなる地域連絡
会議と専門家による科学委員会が設置されている。

(3)人間と生物圈計画の枠組みに基づく生物圏保存地域は,生物
多様性の保全と持続可能な発展との調和を目的としており,国際
自然保護連合(IUCN)において認定・登録が行われる。

(4)我が国には世界ジオパークネットワークとは別に,日本ジオ
パーク委員会が認定する日本ジオパークがあり,それらの中から
ユネスコ世界ジオパークに推薦する仕組みとなっている。

(5)世界農業遺産とは,伝統的な農林水産業と,それに関わって
育まれた文化,ランドスケープ,生物多様性等が一体となった
世界的に重要な農林水産業システムを国連食糧農業機関(FAO)
が認定するものである。

答 (3)

(3)「人間と生物圈計画の枠組みに基づく生物圏保存地域は,
生物多様性の保全と持続可能な発展との調和を目的としており,
国際自然保護連合(IUCN)において認定・登録が行われる。」
の不適切箇所は、「国際自然保護連合(IUCN)において
認定・登録が行われる。」で「ユネスコの人間と生物圈計画の
枠組みに基づいて国際的に認定された地域である。」が適切な
表現である。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(自然生態系及び風景の保全*制度*登録・認定地域*国際的に重要)
のマトリックスセルに分類される問題は、本問題と同じ内容で、
不適切なところを変えただけの問題が、平成29年の3-34に、出題
されています。併せてご確認下さい。

以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。