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JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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勉強すればするほど不合格になる人

2022.05.27

【コラム本文】勉強すればするほど不合格になる人

受験生で勉強の方向性を間違えると勉強をすればするほど合格から遠ざかる人がいます。今日は、そんな話をしてみたいと思います。

先日見かけたのですが、一生懸命勉強されている人から質問が来ました。内容を見るとかなり高度な内容でした。必死で勉強されていると実感すると同時にこの人は当分合格できないと感じました。合格できない理由は、技術士に求められている能力を理解できて無いからです。

まず技術士の役割を考えてみます。技術士は実務家であり研究者でありません。研究者でも構いませんが、実務家であることは必須条件です。

例えば、技術士の業務を考えてみて下さい。技術士は、政治行政にあっては、市長や知事などへ技術的な助言をしたり技術的リーダーとして政治や行政を支援する人です。また、企業においては、会社経営者に対して技術的な助言をしたり技術的リーダーとして企業の技術活動を担う人です。さらに具体的に説明すると、市長知事会社経営者に対して高度な理論や計算式を説明する人は不合格だと言う事です。

合格する人は、高度な理論や計算式を説明せずに同じ内容を一般大衆でも理解できるように説明する人です。聞き手に高度な専門知識を要求するのは、普通の技術者です。一般の人に理解できるよう説明するのが、技術士です。

そのため、JESでは受講生に「配偶者に説明して理解出るか確認してください」と指導しています。

今年の技術士試験の合格を目指す人は、上記をよく理解して勉強して下さい。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと52日です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、バネに関する問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)第1次試験まであと184日です。 2022年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

 ・基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

 ・環境部門(←ここをクリック)

 なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験 です。(今日は、バネに関する問題です)

 

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質量10kgの物体がばね定数1,000N/mのばねと減衰係数cのダンパに
支持された1自由度振動系において、減衰比を0.01としたい。
ダンパの減衰係数cの値として適切なものはどれか。

(1)c=0.01 [Ns/m] (2)c=0.2  [Ns/m] (3)c=1 [Ns/m]
(4)c=2    [Ns/m] (5)c=20   [Ns/m] 







⇒正解は(4)です。

減衰係数をc、臨界減衰係数をccrとすると、減衰比ζは
ζ=c/ccr

ここで
ccr=2√(mk)

よって、
c=ζ×2√(mk)=0.01×2√(10×1000)=2

よって解答は(4)となります。

→令和1年再試験 過去問(問題番号Ⅲ-19)
を確認してみてください。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。