技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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合否の最低条件です

2022.05.26

【コラム本文】合否の最低条件です

ときどき見かけるのですが、内容の伝わらない文章を書く人がいます。今日は、内容を伝える重要性について書いてみます。

添削指導を受ける前の文章を拝見すると、約半数の人が、何を書いているのか内容の伝わらない文章を書いています。特に複数年で不合格になる人に多い傾向にあります。当然ですが、文章を書いている本人は内容をよく理解しているので内容が伝わると思っています。本人は、大丈夫と思っています。だから複数年で不合格なのです。複数年で不合格になっている貴方の事です。

技術士試験の解答で採点官に内容が伝わらないとどのように採点されるか説明してみます。

まず採点官は、解答を読んで意味が理解できないと「何を書いているのだろうか?」と一瞬考えます。ですが、解答文を読み返しません。なぜなら、膨大な手書き文章を手渡されて「期限までに採点して下さい」と試験センターから指示されます。そのため、内容の理解できない文章の場合は、意味不明の文章として採点します。すなわち、不合格です。これは、内容の正否を問いません。内容が正しくても意味が不明であれば不合格判定します。

私(坂林)が考えるに、不合格の大部分が、内容の伝わらない文章で不合格判定されていると思っています。複数回不合格になっている貴方も同じです。貴方の書いた文章の内容が、採点官に伝わらないのです。

今年の試験で合格したい貴方は、内容を伝える事を最優先にしてください。内容が伝わって初めて採点してもらえます。内容の伝わる範囲で一番高度な内容を記述してください。内容が伝わらなければ、即決で不合格判定です。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと53日です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、適性科目に関する問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)第1次試験まであと185日です。 2022年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

 ・基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

 ・環境部門(←ここをクリック)

 なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験 です。(今日は、適性科目に関する問題です)

 

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皆さん、おはようございます!
適性科目 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
技術士法第4章における次の記述に関して,[  ]に入る
語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。

技術士法第4章,第45条の2には,技術士等の公益確保の
責務として,次の規定がある。

第45条の2 技術士又は技術士補は,その業務を行う
に当たっては,公共の安全,環境の保全その他の公益を
害することのないよう努めなければならない。

この規定の背景には,技術士の責務について次のような
認識がある。
現代社会において,[ ア ]は社会の隅々まで浸透し,多くの
便益をもたらし,安全で豊かな生活を可能とすると同時に
今後の経済社会における発展の基盤として不可欠な存在と
なっている。

しかしながら,一方で,[ ア ]は安全問題や環境問題を
生じさせる場合もある等,[ ア ]が社会に及ぼす影響の
大きさは,正の効果も負の効果も拡大する傾向にある。

したがって,[ ア ]に携わる者は,実務担当能力を有する
ことはもちろんのこと,社会や公益に対する責任を[ イ ]等の
活動の前提にする旨の高い[ ウ ]を備えることが必要である。

また,自己の能力の範囲を明確に認識し,業務遂行上,
専門的な助力の必要性に関して的確に判断し,適切に助力を
得ること等も重要である。

こうした[ ウ ]を徹底するためには,技術者が属する
[ イ ]等を含め社会全体がその重要性等について十分に
理解することが不可欠である。

ア  イ   ウ
(1) 技術 政府 職業倫理
(2) 技術 企業 職業倫理
(3) 情報 企業 メタ倫理
(4) 情報 地域 規範倫理
(5) 技術 政府 規範倫理

【正答】(2)

【解説】本問は,技術士法第4章,第45条の2に
関する問題です。この条項は,技術者倫理の遵守を
明文化したもので,技術士等は高い職業倫理を備える
ことが必要であり,公益上の責務を明確にしています。

【参考文献】技術士法(e-Gov法令検索)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?law1d=358AC0000000025

いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「1)技術士法第4章条文」に
関する内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、
お気軽にご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、
何でもお聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。