坂林和重の技術士試験コラム
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三分割展開法とは
【コラム本文】三分割展開法とは
三分割展開法の説明が分かりにくいと連絡があったので別の言葉で説明してみます。
三分割展開法は、1つのキーワードを三つの見方で解説することを言います。
前回までに三分割展開法は、「原理原則基礎技術・現状分析と問題点・今後の動向と課題」と説明してきました。
三つを別の言葉で言うと「現状、特徴、将来性」と言うこともできます。次に解説してみます。
「現状、特徴」の二つは、高等の専門的知識を持っている技術者であれば、当然知っておくべき「知識」を意味しています。
学校の教科書やハンドブックなど解説書に掲載されている知識です。
三つ目の「将来性」は、これからどうなっていくかの「見識」を言います。「あなたが」キーワードについて、今後どのようになっていくと考えているかを言います。(キーワードに対するあなたの考えを解説しますが、業界や国に受け入れられる考え方でなければなりません。異端的な考え方であれば、良い結果が望めません)
この見識が、応用能力の一つになります。(応用能力を表現するのに他の方法もあります)
「将来性」見識とは、プロ・コンサルタント技術者であれば、当然考えておくべき課題です。
技術士試験は、技術士法第二条第1項に書かれている「高等の専門的応用能力」の有無を確認します。
技術士試験は、この三分割展開法が書ける能力の有無が問われていると思って勉強してください。
(三分割展開法の解説が、筆記試験で記述する論文の素材になります。素材を組み合わせて論文を作成します)
以下に技術士法第二条第1項を掲載しておきます。では、一発合格を目指して頑張りましょう。
第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで71日です。
<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、適性科目に関する問題です)
2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと203日です。2024年は、ぜひ合格しましょう。
さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、適性科目に関する問題です)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 皆さん、おはようございます! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ |
では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いします。