坂林和重の技術士試験コラム
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社会人の勉強とは
【コラム本文】社会人の勉強とは
今日は、技術士試験の勉強における心構えを説明します。というよりも社会人としての勉強の心構えになります。なぜ勉強の心構えを説明するかと言いますと、ほぼ全員が間違えて勉強しているからです。1回の受験で合格できない、貴方の事です。
社会人と比較するのは、学生です。学生は、ほぼ毎日学校へ行くことになります。そのため、学校での勉強が中心になります。さらに試験問題は、授業で勉強したことから出題されます。しかも唯一無二の答えが必ずあります。正解は1つだけということです。そのため、学生の勉強は、唯一無二の答えを暗記するのが勉強です。勉強を教えてもらい、教えてもらったことを暗記するのが勉強です。
これに対して社会人の勉強は違います。社会人は、学校へ行きません。ほとんどを自宅で勉強します。すなわち自習が中心の勉強になります。社会人が学校へ行く場合は、勉強方法を知るために行きます。勉強するために学校へ行くのでありません。1カ月(30日)のうちで1日だけ学校に行って勉強方法を学び、残りの29日を教わった方法で自習するのです。これが社会人の勉強になります。
さらに技術士試験のような論文試験の場合は、特殊です。自習で勉強するのは、専門知識でなく、いまある専門知識をどのように活用するかを勉強します。なぜなら、論文試験は、専門知識をどのように活用しているかを問う問題だからです。そのため、暗記するのが勉強でなく、考えるのが勉強になります。専門知識の量は、専門家であれば知っているべき範囲で十分です。それ以上の専門知識は、不要です。(専門知識は、多くあっても邪魔になりませんが、大量にあっても合格に役立ちません)
では、私がお勧めしているキーワード学習は、なんだと思いますか? キーワード学習は、専門知識の学習でありません。キーワード学習は、いまある知識の整理整頓になります。あなたは、「原理原則基礎技術・課題・問題・将来動向」が区別できていますか? キーワードを書いてみれば、理解できると思いますが、ほとんどの人が区別できていません。貴方の事です。区別できるように整理整頓するのがキーワード学習なのです。
以上から社会人である貴方は、良き指導者に「何をどのように勉強すべき」か教えてもらい、その勉強方法を毎日自宅で実行するのです。そうすれば、1日1日の勉強が、合格につながっていきます。知識を教えてもらうのが勉強で無いことをしっかりと理解してください。これを間違えると今年も来年も永遠に不合格です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで78日です。
<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、科学史及び技術史上に関する問題です)
2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと210日です。2024年は、ぜひ合格しましょう。
さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、科学史及び技術史上に関する問題です)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 次の(ア)―(オ)の科学史及び技術史上の著名な業績を, ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ |
では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いします。