技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

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【技術士第一次試験】動画学習コース
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2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

全ての結果責任は貴方です

2024.04.20

【お知らせ】予想問題模擬試験動画セミナー

1)模擬試験受付は4/22(月)開始

JESでは、6/2(日)に実施予定の予想問題による模擬試験を4/22(月)から4/25(木)の4日間で受け付けます。申込みを希望される人は、4/22(月)のマガジンを参照して、申込んでください。マガジンに申込方法申込可能部門及び受付人数を記載いたします。受付は、申込みの先着順といたします。

受付け開始:4/22(月)11:50~

申込〆切:4/25(木)24:00まで

2)動画セミナー

第二次試験の合格を目指す人であと少し情報があれば合格できる人がいます。そんな合格情報だけほしい人用に、JESのセミナーで行われている、講演動画を視聴できるコースがあります。そんな合格直前の人用のコースである、動画コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

技術士第二次試験 動画学習コース

 

【コラム本文】全ての結果責任は貴方です

よく総理大臣が、「政治家は、結果が全てです」と言いますが、政治家以外の全ての分野に当てはまります。例えば、技術士試験です。技術士試験で「一生懸命頑張りました。でもダメでした」は、やはりダメなのです。

途中でどんなに頑張っても結果が不合格の場合は、やはりダメなのです。さらに言えば、途中で誰もが納得できる理由があって勉強できなかったとしても、理由のいかんにかかわらず不合格は不合格なのです。多くの人は、仕事が忙しかったから・転職したから・家族の介護があるから・時間が無くて・病気で入院したから、などの不合格原因を説明しますが、それでも不合格は、不合格なのです。不合格は貴方の責任なのです。

すなわち、貴方は、途中で何が有っても最後に合格する方法を考える必要があるということです。

さらに私はこのコラムで「技術士とは、技術責任者(技術リーダー)です」と書いています。貴方は責任者なのです。その責任者が、自分以外に合否の原因を求めてはいけません。合否の原因は全て貴方にあるのです。責任者が、「○○が、ダメだから不合格になった」と他人の責任にしてはいけないのです。他人が、貴方の人生の責任者ではないのです。貴方の人生の責任者は貴方なのです。

身近に感じる例を挙げてみましょう。

貴方の会社の社長が会社を倒産させたとします。原因は、社長が悪いのでなく取引会社の経営不振による連鎖倒産だとします。貴方は、社長が悪くないとして許すことができますか? おそらく誰も許すことが無いと思います。たとえ社長の責任の外だとしても会社を倒産させた場合、責任者である社長が悪いのです。連鎖倒産に事前対応しない社長が悪いのです。そして、そんなダメ社長の下にいた貴方は、路頭に迷い家族が生活困窮を招くのです。

さて責任者である貴方は、技術士試験の自分自身に対する合否責任者です。貴方は、自分自身が集めた情報に従って行動したか、自分自身に合否の原因を求めてください。貴方が、毎日の選択として「今日は、勉強しない」とした貴方の判断の結果が、不合格を招いたのです。例えあなたが不合格だとしても、同じ条件で合格者がいるのです。なぜあなたが不合格になるのか、なぜ別の人が合格できたのかを、自分自身の問題として考えてください。自分以外に不合格原因を求める人は、永遠に合格できないと思ってください。

以上の事をしっかりと考えれば、今年の試験で貴方は合格します。なぜなら、すでに貴方は、合格するだけの実力が有るのです。その実力をどのように発揮するかを学ぶだけなのです。あなたの目の前にある合格情報を活用して、今年の試験で合格を果してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで86日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと218です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 
(地球環境の保全×越境汚染×基礎知識×黄砂)のマトリックスセル
に分類される令和2年3-2からの出題です。

3-2 黄砂に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

(1)黄砂は従来,揚子江流域及び砂漠等から風によって砂塵が
運ばれてくる自然現象であると理解されてきた。

(2)黄砂現象の変遷の記録は海底や湖底,万年雪の上に堆積した
黄砂粒子から読み取ることができる。氷河期や間氷期では,
堆積速度や粒径,風の流れる経路も違う。氷河期では氷で
覆われる陸地が増加し,黄砂の規模と発生頻度は低下する。
その結果,堆積速度も低下する。

(3)黄砂は単なる季節的な気象現象から,森林減少,土地の劣化,
砂漠化といった人為的影響による環境問題として認識が高まって
いるとともに,越境する環境問題としても注目が高まりつつある。

(4)日本へ飛来する黄砂の粒子の大きさは粒径10μm以上のものが
多く,2.5μm以下の微小な粒子はほとんどないため,PM2.5
の測定値に影響はないと考えられている。

(5)黄砂粒子は,造岩鉱物や粘土鉱物などの土壌起源の物質が
多く含まれており,黄砂粒子の分析結果からは,土壌起源では
ないと考えられるアンモニウムイオン,硫酸イオン,硝酸イオン
などの人為起源の大気汚染物質は検出されていない。

答 (3)

(3)が適切なので、(1)、(2)、(4)、(5)の不適切なところを
以下に説明する。

(1)「黄砂は従来,揚子江流域及び砂漠等から風によって砂塵が
運ばれてくる自然現象であると理解されてきた。」の不適切箇所は
「従来,揚子江流域及び砂漠等から風によって砂塵が運ばれてくる
自然現象であると理解されてきた。」で、「近年では,急速に
広がりつつある過放牧や農地転換による上地の劣化等との関連性も
指摘されている。」が適切な表現である。

(2)「黄砂現象の変遷の記録は海底や湖底,万年雪の上に堆積した
黄砂粒子から読み取ることができる。氷河期や間氷期では,
堆積速度や粒径,風の流れる経路も違う。氷河期では氷で覆われる
陸地が増加し,黄砂の規模と発生頻度は低下する。その結果,
堆積速度も低下する。」の不適切箇所は、「氷河期や間氷期では,
堆積速度や粒径,風の流れる経路も違う。氷河期では氷で覆われる
陸地が増加し,黄砂の規模と発生頻度は低下する。その結果,
堆積速度も低下する。」で、「氷河期では乾燥化が進むうえ、大
気循環経路の変化により寒気の南下回数が増え、砂塵嵐の頻度が
増えることから、黄砂が増加する」が適切な表現である。

(4)「日本へ飛来する黄砂の粒子の大きさは粒径10μm以上のものが
多く,2.5μm以下の微小な粒子はほとんどないため,PM2.5の
測定値に影響はないと考えられている。」の不適切箇所は、「粒径
10μm以上のものが多く,2.5μm以下の微小な粒子はほとんど
ないため,PM2.5の測定値に影響はないと考えられている。」
で、「直径4μm付近にピークを持ちPM2.5の測定値に影響
している」が適切な表現である。

(5)「黄砂粒子は,造岩鉱物や粘土鉱物などの土壌起源の物質が
多く含まれており,黄砂粒子の分析結果からは,土壌起源では
ないと考えられるアンモニウムイオン,硫酸イオン,硝酸イオン
などの人為起源の大気汚染物質は検出されていない。」の不適切
箇所は、「検出されていない。」で、「検出されている。」が
適切な表現である。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(地球環境の保全×越境汚染×基礎知識×黄砂)のマトリックスセル
に分類される問題は、平成26年の3-23に出題されています。
併せてご確認下さい。

以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。