技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

悩むことは良い事

2024.02.19

【コラム本文】悩むことは良い事

きょうは、勉強が進まずに悩んでいる人に向けて書いてみます。

まず悩む事は良い事です。なぜ良い事かは、悩む原因を考えてみれば解ります。

悩む理由は、自分の目標とする理想と現実を比較し、ギャップがあるから悩んでいるのです。

これは、あなたが目標とする理想を持っているから悩むのです。理想に向かって努力しているから悩むのです。

もし目標が無い人は、悩みません。また何も目標が無ければ努力せず能力向上もありません

もしあなたが、悩んでいれば、自分を誇りに思ってください。自分が目標に向かって成長しようとしていることを誇りに思ってください。(努力する人ほど悩むのです)

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで148日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと280です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 
(環境の状況の測定分析及び監視×化学物質×重金属×ICP-MS)の
マトリックスセルに分類される令和元年3-13番からの出題です。

3 --13環境中の重金属元素分析法であるICP質量分析法に
関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

(1)液体試料はネブライザーで霧化した後,高周波プラズマに
導入する。

(2)試料中の測定元素は高周波プラズマの中でイオン化されて,
質量分離部で質量/電荷数(m/z)に応じて分離されて
検出器に入る。

(3)亜鉛,カドミウム,鉛の元素に対して,1μg/L以下の
装置検出下限を有している。

(4)他の元素の酸化物の分子イオンが測定対象元素の質量/
電荷数(m/z)に近い値を有する場合,スペクトル干渉が
生じる場合がある。

(5)コリジョン・リアクションセルは,非スペクトル干渉の
除去又は低減するための装置である。

解答 (5)

(5)「コリジョン・リアクションセルは,非スペクトル干渉の
除去又は低減するための装置である。」の不適切箇所は、
「非スペクトル干渉」で、「非スペクトル干渉」(「非」が
無いのが)適切な表現です。ICP―MS法はアルゴン(Ar)ガスに
高周波電力を印可して生成した誘導結合プラズマをイオン源に用い
ICP に液体試料をネブライザーで霧状にして導入させ、高周波
プラズマによってイオン化された試料中の元素を質量分析計 (MS)
 によって分離、検出する手法です(上記(1)から(3)記載の通り)。

 この手法では上記(4)のスペクトル干渉が生じる場合があり、
 このような時にコリジョン(衝突確率)やリアクション
 (反応物質添加)でスペクトル干渉を除去したり低減する
 ための装置がコリジョン・リアクションセルです。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(環境の状況の測定分析及び監視×化学物質×重金属×ICP-MS)の
マトリックスセルに分類される問題は、本問題と類似の問題が、
平成26年の3-9及び平成29年の3-4にも出題されているので
併せてご確認下さい。

以上

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。