技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

具体的でない論文対策

2022.07.06

【コラム本文】具体的でない論文対策

きょうは、論文が具体的でないと指摘された時の対策について話してみたいと思います。

具体的でないと評価される論文の多くは、次の3つのいずれかに該当します。

1、実施できる手順が書かれてない。

2、定量的でない。

3、断言できてない。

まず実施手順が書かれてなければ、当然具体的でありません。論文を読んだ人に実施方法を考えさせる論文では欠陥論文と判断されても仕方ありません。どのように実施するか、実施方法を記述しましょう。

次に定量的に記述されてない場合です。技術者であるからには定量的に物事を考える必要があります。論文の中で数値の示せる事柄は、数値で示しましょう。また、実施効果も数値で示しましょう。ただし、有効数値は、2桁で十分な場合がほとんどです。逆に有効数値を多くとりすぎると「この技術屋は、俯瞰的に物事をとらえているのか?」と思われます。

最後に断言できてない文書表現の場合です。論文内で「かもしれない」「と思う」「不明です」などの連発では、良い論文と言えません。技術士論文は、肯定的に断定したである文で記述してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと12日です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、平面応力状態に関する問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)第1次試験まであと144日です。 2022年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

 ・基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

 ・環境部門(←ここをクリック)

 なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、同期発電機に関する問題です)

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【復習クイズ】
同期発電機とインバータの並列運転で電力を供給しており,
同期発電機の出力は10 kVAで力率が0.8(遅れ),インバータ
の出力は有効電力が4 kW,無効電力が2 kvar(進み)である。
このとき,合計出力の力率は次のうちどれか。

(1) 遅れ0.667   (2) 遅れ0.832   (3) 遅れ0.913
(4) 遅れ0.949   (3) 遅れ0.987

【正答】(4)

【解説】本問は同期発電機の計算問題です。
同期発電機およびインバータの出力をそれぞれPs+jQs,
P1+jQ1とすると,

Ps + jQs = 10 × { 0.8 + j√( 1 - 0.8^2 ) } = 8.0 + j6.0
P1 + jQ1 = 4.0 - j2.0

合計出力 = ( Ps + jQs ) + (P1 + jQ1 ) 
= 8.0 + j6.0 + 4.0 - j2.0 = 12.0 + j4.0

したがって,合計出力の力率は,
12.0 / √( 12.0^2 + 4.0^2 ) = 0.949(遅れ)
と導出できます。

【参考文献】-

いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「11)電気応用-パワー半導体-」に
関する内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。